静山に認められる彦馬、近くにいても会えない織江…NHK時代劇「妻は、くノ一」第4回予告動画と前回のあらすじ
今夜18日夜8時からのNHK「妻は、くノ一」は、第4回「忍びの宿命」を放送、雙星彦馬(市川染五郎)はすぐ近くに織江(滝本美織)がいるのに気付くこと無く、松浦静山(田中泯)に気に入られて下屋敷に度々出入りする…本作は現在、NHKオンデマンドでも配信中で、お試し視聴もできる。
かつて彦馬の事を取るに足らない男と川村(和田聰宏)に報告した織江だったが、彦馬が静山に重用されている事から織江の報告に違和感を抱く。彦馬を庇っているのか、それとも忍としての目が曇っているのか、川村が織江に疑念を向ける中、下屋敷で暮らす織江にも危機が訪れる。
[第3回「歩く人形」あらすじ]
織江が松浦家上屋敷に潜入するのを避けたため、彦馬も度々出入りする下屋敷へ飯炊き女として潜伏を命じられることになった。そして指令を受ける際、川村からかつて母・雅江が平戸の城に潜入したことがあると聞かされ驚く。雅江は静山が若き頃から文武に優れた人物であると教え、勘の鋭い静山にはくれぐれも注意するようにと言い含めた。
彦馬は親とめぐり合えない太郎吉を可愛がるようになっていた。彦馬は日々、太郎吉と共に探し人が見つかるようにお参りをし、夜は屋根に登って星座を教えるのだった。ある日彦馬は静山と書店で出会い、静山が店主から訳有りの人形を譲られるところに出くわした。一方、織江は上総出身のお里という名で下屋敷で働き始めていた。織江の炊いた米を静山はことのほか気に入り、わざわざ台所まで出向いて常雇いにすることを言い渡した。
江戸の町もいつしか年の瀬を迎え、人々は新年の準備で慌しく過ごしていた。特に予定も無い彦馬は、千右衛門の誘いで元旦は静山へのお年始へ向かった。年賀の客として彦馬がやってきた事を、織江は台所で支度をしながら気付くのだった。
静山は、昨年貰い受けた人形を千右衛門たちに見せ、この人形は夜になると歩き回るのだという言われを語って聞かせた。前の持ち主もその前の持ち主も、人形が歩き回るコツコツという音を聞いたとの事だった。静山も歩く姿は目にしなかったがその音は聞いたと語った。しかし彦馬は、畳の上でコツコツという音がするはずがないと主張する。そこで静山は、これから自分が上屋敷に泊まりに行く間、彦馬が下屋敷に一晩泊まって人形の謎明かしをするように依頼した。その夜、客として食事を振舞われた彦馬はその美味さに懐かしさを覚えるが、それが織江の作ったものだとはもちろん気付くはずも無い。彦馬が転寝をする間、織江は天井裏に忍んで彦馬の寝顔を見つめるのだった。
ふと目覚めた彦馬は、廊下に出していた人形がカタカタ動く影を認め、驚いて障子を開けた。その時、何者かが彦馬に襲い掛かる。織江は咄嗟に不審者に人形を投げつけて彦馬の危機を救った。彦馬が襲われた話はたちまち上屋敷に伝わり、静山はよく朝すぐ下屋敷にこっそりと帰宅した。その途中、上屋敷に潜伏するお弓と出会い忍と見破った静山は、死闘の末お弓を斬り捨てた。彦馬はお弓の遺体を彦馬に見せ、消えた妻かどうかと確認させたが彦馬は怯えて首を横に振るばかりだった。一方、織江は彦馬を襲った人物が下働きの男ではないかと気に掛かる。その後、川村に呼び出された織江はお弓の死を知らされると同時に、自分の妻になるようにと求婚される。しかし織江はお弓の気持ちを知りながらそんな事をいう川村の言葉をはねつける。しかし川村は返事は待つと言って去ってしまった。
その頃下屋敷では、彦馬が歩く人形が何故音を立てるのかという理由を静山に説明していた。論理的に疑問点を挙げていく彦馬に静山は感心しながらも、謎が解けてもつまらないものだとして最後まで謎明かしをする事を止めてしまうのだった。織江は川面を見ながら彦馬の事を考えていた。そしてまた、下屋敷からの帰り道の彦馬も織江の事を思い出していた。
NHK時代劇「妻は、くノ一」第4回の放送は今夜181日夜8時からNHK総合にて放送。ナビコンでは、前回のBSプレミアムにて簿放送に合わせて全話のあらすじと見どころを紹介しているので、先どりしたい方はこちらをどうぞ。
⇒NHK時代劇「妻は、くノ一」各話のあらすじ
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