婚約で職を失い、新たな道へ…大河ドラマ「八重の桜」第36回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年09月07日21時00分ドラマ

9月8日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第36回「同志の誓い」を放送、八重(綾瀬はるか)はクリスチャンの新島襄(オダギリジョー)と婚約したことで様々な困難にぶつかる。キリスト教徒であるならば女紅場を解雇されると言われ、生徒たちと結婚の間で八重は揺れ動く。その頃鹿児島では、中央政界から戻った西郷隆盛(吉川晃司)が私学校を設立していた。

[第35回「襄のプロポーズ」あらすじ]
襄は八重に求婚したものの、その返事は無く互いに眠れぬ夜を過ごしていた。翌朝、山本家で朝食を摂っていた襄は一同の前で八重にプロポーズしたと打ち明ける。プロポーズの言葉の意味が分からない佐久(風吹ジュン)たちは求婚の意と知って驚く。その後も飄々と洗い物を手伝う襄に、時栄(谷村美月)も目を丸くしながらその人柄に打ち解けていった。覚馬(西島秀俊)はこの縁談を悪く思っていなかったが、問題は八重の気持ちであった。
その日、女紅場へ八重を訪ねて時尾(貫地谷しほり)が現れた。そしてその傍らには時枝の夫となった藤田五郎-斎藤一改め-を伴っていた。時枝たちはその後覚馬を訪ね、二人の祝言が松平容保(綾野剛)を仲人に行われたことを報告した。そこへ襄が出先から戻り、槇村(高島政伸)が態度を変えてキリスト教の学校設立には反対しはじめたと報告した。夜、山本家で八重と時尾は語り合った。藤田は佐川官兵衛(中村獅童)の引き立てで東京で警視庁に勤めていること、そして八重は尚之助(長谷川博己)と離縁した経緯などを語った。そこへ襄と談笑しながら藤田が現れた。上機嫌に声を立てて笑う藤田を見て、時尾は珍しいことだと驚くのだった。
ある時女工場に勤務中の八重は山本家へ急に呼び出された。覚馬の口から告げられたのは、尚之助の死であった。身寄りのない尚之助の遺品は山本家へ届けられ、その中には病身で綴っていた会津戦記があった。会津が京都守護職を拝命したことからの出来事が、尚之助の目線で綴られていた。それは会津の篭城戦までで止まっていた。今日は仕事を休んで喪に服せと涙ながらに言う佐久に、八重は仕事の途中だからと家を飛び出してしまう。覚馬は襄に会津戦記を読ませ、尚之助は病で死んだのではなく会津の戦で亡くなったのだと呟いた。襄は尚之助の書を読み、その力強さに感動する。夜。八重は一人になって死んでいった尚之助を想い、涙を流すのだった。それ以降の八重は勉強にも身に入らず上の空の日々だった。
宣教師のところで英語を勉強中だが相変わらず集中力の無い八重を、襄が訪ねて来た。キッチンを借りていた襄は、八重をピクニックに誘った。襄が連れて行ったの鳥羽伏見の戦場跡だった。襄は戦で亡くなった弟・三郎や会津の人々のためにしっかり向き合うべきだと訴えた。襄の言葉に反発する八重だったが、穏やかな襄の語りかけに、八重は大地に手を当て三郎や父、そして尚之助の事を思い出した。あなたは新しい時代を生きる人だという尚之助の言葉が八重の心に浮かぶ。静かに涙を流す八重に、襄はおもむろにバスケットを差し出した。中には襄が作ったサンドイッチが入っていた。初めて食べるその美味しさに八重はつい笑みを漏らす。そしてその夜、襄は改めて八重に、共にホームを作りたいと訴える。穏やかな笑顔ではい、と答える八重に、襄は一瞬驚いた後に無邪気に喜んだ。八重は新しい時代を襄と共に歩むことを決めた。

大河ドラマ「八重の桜」第36回は8日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。

NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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