絶対ハマル昼ドラ!「ラブレター」いよいよ最終章へ-TBS

2009年02月12日13時04分ドラマ
視聴サイトへ

今、昼1時のテレビが熱い!TBSの愛の劇場40周年記念番組「ラブレター」に多くの注目が集まっているのだ。

昼ドラが、ご主人や子供たちを送り出し後の主婦の息抜き用の「家族や親子の愛情」「ドロドロした愛憎劇」だったのは過去のこと。最近では、10代を意識した「大好き!五つ子」や、働く若い女性も視野に入れた「温泉へ行こう!」などの番組が人気で、シリーズ化されたりもしている。これは、生活スタイルの多様化や、昼間は学校や会社に行っている層が、番組を録画して帰宅してから見ることができる環境の変化のためだろう。

「ラブレター」は小豆島を舞台に、施設に預けられていた聴覚障害を持つ少女が多くの人々との出会いの中で、家族の絆や友情、そして忘れられない初恋を経験し成長していく15年間の姿を描いている。成人した主人公の美波を演じるのは鈴木亜美で、本作が昼ドラマ初主演作品となる。小学生時代は松嶋友貴奈、中高生時代は山下リオが演じた。

心を閉ざした少女、美波が次第に心を開き幸せをつかみかけると、美波の心の声が聞こえてくる。-・・・と、そのときの私は信じていた-この声が聞こえると決まって美波の幸せが崩れていくのだ。「初恋」「初キス」「初体験」「すれ違い」「別れ」「再会」など、誰もが経験する過程を通る中で、美波の心の声は何度も何度も繰り返される。

最初は「わー、かわいそう!」なんて思って観ているが、昨年11月の放送以来こう毎回毎回繰り返されると、「エーッ!また?」「いい加減、幸せになれよッ!」と半分いらいらしてくる。ところが、このドラマ出演者たちのほとんどが見事な手話を操る。その手の動きは芸術的な美しさ。舞台となる小豆島の景色も美しい。おまけに、MY LITTLE LOVERの歌う主題歌「音のない世界」が絶品!ドラマのあらすじにぴったりマッチして、ついには街角でこの歌を聴くと、思わず美波を探してしまう自分に驚く。しまった、嵌ってしまった!

ドラマは残すところ後10数話ばかりとなったが、番組公式サイトでは「スペシャル」で予告動画と詳しい「あらすじ」があるので、今からでも大丈夫!

今度こそ幸せになれると信じた美波を襲った最後の悲しみは?気になる方は、まずは公式サイトをチェックしよう。最終回では、どうぞ、美波の心の声が聞こえませんように・・・と、そのときの私は願っていた・・・。

TBS「ラブレター」スペシャル・予告編
TBS「ラブレター」