新しい生活、考えに戸惑う周囲をものともせず…大河ドラマ「八重の桜」第37回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2013年09月15日08時20分ドラマ

9月15日、NHKの大河ドラマ「八重の桜」は第37回「過激な転校生」を放送、新島襄(オダギリジョー)との結婚生活を始めた八重(綾瀬はるか)は西洋の文化を意欲的に取り込んでいく。初めてのベッドに感嘆し、夫の事は名前で呼び捨てにした。革新的すぎる八重の行動は周囲に波紋を投げかける。そんな折、同志社英学校へ熊本からの学生たちがやってくる。故郷で迫害され続けてきた新入生たちは、同志社へやってきてからも周囲に心を開かず他の生徒たちと対立するばかりだった。

[第36回「同志の誓い」あらすじ]
八重は新島襄と婚約をする。しかしキリスト教信者の新島と結婚することで、女紅場を解雇されると宣言されてしまう。一方、覚馬も新島の学校設立に協力していることからキリスト教信者ではと思いこまれ、業務上支障が出てきていた。京都の事業者たちへ新しい街づくりの講義をしても受講者からの疑念と不信は止まなかった。八重は槇村(高嶋政宏)に解雇の件を抗議しにいき、女紅場を続けたいのであれば新島と結婚しても信者にはならないと宣言するようにと言われる。
困った八重は覚馬に相談するが、同じく悩む覚馬からは答える事は出来ないと返される。八重は悩みを新島に打ち明ける事が出来ず、そのまま仮校舎の建設予定地になる公家の屋敷跡を見に行った。屋敷は広さこそあれどすっかり廃墟となって荒れ果てていた。紹介した大垣屋(松方弘樹)が言うには、元々荒れていたものが耶蘇の学校になると知られて更に嫌がらせで投石などが相次いでいるということだった。しかし新島はくじける事無く、これだけの場所があれば幾つ机が並べられるだろうと学校建設へ向けての希望に目を輝かせた。最中、付近の住民たちが抗議に押しかけたものの、大垣屋の仲裁で一応は容認される。
翌日、女紅場では授業の前に大事な話があると生徒に説明があり、八重が教壇に立った。八重はそこで生徒たちに自分の現状を話す。新島との結婚は自分の意志で決めた事、宣教師である夫を支えるためにも信義は曲げられないと宣言する八重は、府の役人たちに連れ出されてしまう。それでも生徒たちに信念を持つ事を訴え続ける八重に、生徒たちは突き動かされるように英語の歌で八重を見送る。八重を案じて駆けつけた新島に、八重は笑顔で女紅場を辞めたので新島の学校設立の手伝いに専念できると報告する。

鹿児島。中央政界を引退して学校を作った西郷隆盛(吉川晃司)の元には、新政府に不満を持つ学徒たちが集結していた。ある日大久保利通(反町隆史)が西郷を訪ね、自分も西郷に協力したいと訴えた。しかし西郷はそれを断り、次の時代を開くためにも大久保は東京へ戻るべきだと示唆する。

京都では、学校設立に向けて具体的な話が進んでいたものの、教科にキリスト教を盛り込む事が出来ないことで新島たちは悩んでいた。新島は槇村に聖書の授業を削除したカリキュラムを提出し、裁決を受けた。覚馬は新しい学校を同志社と名づけ、新島も八重も素晴らしい名だと喜ぶ。そしてついに同志社英学校が開校する。1期生となるのはわずか8人だった。
授業が始められたある時、槇村が踏み込んで聖書を使って授業しているのを糾弾する。しかし新島はこれは英語の授業で、聖書は教科書に過ぎないと返す。憤る槇村だったが、それを八重がやり込める。槇村はかつて自分が逮捕された時の恩義がある覚馬の顔を立てて引き下がるが、槇村に決別の言葉を投げられる。
その夜、佐久(風吹ジュン)がウェディングドレスを持って八重に見せた。女紅場の英国人教師のドレスを譲ってもらって縫い直したのだった。そして婚礼の日。八重は前日に洗礼を受けていた。新島と八重は、日本人で初となるキリスト教式の結婚式を挙げた夫婦となる。

大河ドラマ「八重の桜」第37回は15日(日)総合・よる8時から、BSプレミアム・午後6時から放送。再放送は総合で毎週土曜日ひる1時5分から。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。放送翌日からNHKオンデマンドでは見逃し配信を行う。

NHK「八重の桜」番組サイト
NHKオンデマンド「八重の桜」視聴ページ
18時より見逃し配信開始(視聴価格:200円)

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