「もぐら骨董堂」地球に優しい笑い届けるリサイクル映像配信-第2日テレ

2009年02月24日20時45分暮らしと文化
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日本テレビの動画ポータルサイト「第2日本テレビ」は、老舗人気コーナー「もぐら骨董堂」にて、サブカル帝王みうらじゅんもセレクトを行った、ときに衝撃、ときに笑みがこぼれてしまうユニークな「リサイクル映像」を配信中だ。

「もぐら骨董堂」は第2日本テレビ開設当時からあった老舗人気コーナー。ここで言う「リサイクル映像」とは、これまで日本テレビで過去に放送された数多くのニュース、番組等の映像の中から独自の目線で選んでリユースし、それをもう一度エンターテイメントとして仕立て直したもの。ゆえに他では見られないかなりユニークなものであり、そこには独自の魅力がある。

たとえば1968年の映像からチョイスされ、現在配信中である「<せつな品 1968年>計算機つき電話」。これはかなり衝撃的だ。プッシュ式電話機に計算機能がついた、という当時ならではのロマンたっぷり未来派アイテムなのだが、では実際に計算させてみようとすると大変なことがおこる。まずは操作者が淡々とボタンをプッシュし、5+22と計算を開始させる。すると電話機につながっている5+22というシンプルな計算式の割には巨大すぎるコンピューターがなにやら怪しい動作を開始させ、しばし間ののち、答えを“はんなり”とした声で教えてくれるというナイスなマシンだ。何故だか癒される。日能研に通う小学生の方が計算が早いなどと想像してはいけない。ましてや目の前のWINDOWSマシンと比較してはいけない。

かようにユニークな「リサイクル映像」が顔を並べる「もぐら骨董堂」。2月配信の最新分は、上記の「<せつな品 1968年>計算機つき電話」ほか、「アナコンダと躍ろう」「<せつな品 1990年>すごいハンガー! 」ほか、みうらじゅんがセレクトするおバカ映像「いいじゃん、減るもんじゃないし。」など多数。「もぐら骨董堂」の視聴は無料。一度コンテンツの視聴を始めると、病み付きになり止らなくなる。過去の映像を、視点を変えるだけでここまで面白く出来る制作者の手腕には恐れ入る。日本テレビならではのアーカイブスが活きた、笑みのこぼれるエンターテイメント“リサイクル”コンテンツだ。

第2日本テレビ : 「もぐら骨董堂」