萬徳、済州の雑炊店から全国規模の事業展開へ!「キム・マンドク」第21~25話あらすじと予告動画、豆知識:白笠って?
明日12日(火)は、休日番組編成のためにドラマの放送は休止、第21話は13日(水)に放送!18日(火)までの第25話では、キム・マンドクが事業家としていよいよ全国展開へ乗り出す大事な回…治世の王も英祖から正祖へと代わるときで、マンドクはここで“白笠”事業で莫大な財をなす!この事業は実在の金萬徳が実際に行った事業としてよく知られているエピソードだけに、劇中どのように描かれているのか興味深い!予告動画は、DVD公式サイトで視聴できる。【「キム・マンドク」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景やキャストの紹介、各話のあらすじとなどを紹介しているのでチェックをお忘れなく。
■第21話
師匠の教えを胸に刻んだマンドクは、さっそく雑炊店の経営を始める。味と商いの方法で他店との違いを出し、6年後には済州一の雑炊店に成長。さらなる発展に向け新たな事業を模索していたところ、偶然、王様の危篤を知ったマンドクは、これを商売の好機と見て国葬に必要な白笠事業に乗り出す。済州中から笠作りの名人を集め、最高級の白笠を作り上げたマンドク。そこへ、王様崩御の知らせが…。
■第22話
ム・メンダルへの返済期限が迫る中、行商団に捕らわれたトンアは、行商団の頭領になっていたカン・ユジに救われ、無事手形を取り戻す。マンドクは白笠で儲けた資金で東門問屋を取り戻し、行商団と連携して販売網の強化を目指す。その頃、都ではムンソン率いる絹店が市場を牛耳り、闇商人を力ずくで排除。混乱収拾にあたる平市署の令チョン・ホンスは、ムンソンと癒着する父・チョン刑判と正面から対立し…。
■第23話
都では闇商人の取り締まりが厳しくなり、済州の海産物を都で売ろうとするマンドクは大量の海産物を抱え込んでしまう。この状況を打開するため、マンドクはカン・ユジの紹介で全土の行商団を牛耳る親方と会い、都以外の販路開拓を依頼する。親方はマンドクの考えに興味を示すが、その矢先にカン・ユジの過去が暴露され、怒った親方はカン・ユジと縁を切ることを取り引きの条件として突き付ける…。
■第24話
行商団と連携し、済州の海産物を朝鮮全土で販売するマンドク。そんな時、豊漁のために魚の値が暴落しているとの情報がもたらされ、マンドクは早速、干物や塩辛を作って損失を未然に防ごうとする。一方、済州長官として赴任してきたチョン・ホンスは早速済州の市場改革に着手。これまで西門が代行してきた献上品の徴収を役所に戻す。危機感を感じたムンソンはチェ係官と共謀してマンドクを酒の密造の罪で捕らえ…。
■第25話
西門と役所の癒着が断たれ、西門の寡占化状態だった市場も変化しつつあった。東門は清の装飾品が人気なことに目をつけ、質の良い済州の真珠販売に着手するが、それを知ったムンソンが、質の悪い倭国の真珠を密輸して済州産と偽り、東門の半値で売りさばく。真珠の値の低下に悩んだマンドクは真珠を装飾品に加工して売ることに。その頃、ムンソンが父を毒殺した事実を知ったカン・ユジは復讐の機会を狙っていた…。
白笠 写真:http://limmuseum.com/より■豆知識:白笠って?
朝鮮時代の服飾の一つで、笠子帽、“カッ(カツ)”というのがある。これにはつばのない“バンガッ型”とつば広の“ペレンイ型”がある。パンガッ型には、サッカッ(삿갓)、パンガッ(방갓)などがあり、ペレンイ型には、ペレンイ(패랭이)、草笠(초립)、黒笠(흑립)、朱笠(주립)、白笠(백립)、玉鷺笠(옥로립)などがある。劇中、チョン・ホンスら両班は、ペレンイ型の黒笠を通常かぶっており、通常“カッ”と言えばこれをさすことが多い。「トキメキ☆成均館スキャンダル」の第17話では、この“カッ”を効果的に使って、主人公二人の胸キュンのキスシーンを演出している。この中で白笠は、喪中に使用するもの。なんと、マンドクは、時の王(英祖)の死を予想して葬儀用の帽子を用意しようとしたのだ。もちろん、こんなことが世に知られれば大変なことになる。マンドク、一世一代の事業だ。
その他の“カッ”については、【「キム・マンドク」を2倍楽しむ】で別に紹介するのでお楽しみ。
「キム・マンドク~美しき伝説の商人~」は、テレビ東京にて毎週月~金朝8時25分~9時21分まで放送。毎回のあらすじと見どころを紹介するのでお楽しみに。
【詳しいドラマ紹介】【「キム・マンドク」を2倍楽しむ】
◇テレビ東京「キム・マンドク~美しき伝説の商人」番組公式サイト
◇DVD公式サイト
「キム・マンドク~美しき伝説の商人 DVD-BOXⅠ~III」
発売日:発売中
発売元:カルチュア・パブリッシャーズ
販売元:ポニーキャニオン
価格:15,225(税込)
(C)2010 KBS All rights reserved
★本サイトで掲載されている記事、写真については一切の転載・複製を禁止いたします。