信長への人質に我が子を…大河ドラマ「軍師官兵衛」第12回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2014年03月22日22時00分ドラマ

3月23日、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」は第12回「人質松寿丸」を放送、黒田官兵衛(岡田准一)の彼岸であった織田信長(江口洋介)による播磨出兵がついに実現するが、その見返りとして信長は播磨諸将へ人質を差し出すように要求する。小寺家からは当然嫡男が出されるべきだったが、政職(片岡鶴太郎)はのらりくらりと交わして一向に応じない。苦境に立たされた官兵衛は我が嫡男・松寿丸(若山耀人)を差し出す決意をする。

【第11回「命がけの宴」あらすじ】
織田が水軍で毛利に大敗を喫した結果、播磨諸国は再び毛利に就くかと揺れ動いていた。当初秀吉が播磨へ出兵を予定したものの、上杉謙信の勢力が看過できないほど強大となった今、信長は越前へ主力を置くため秀吉の播磨出兵を控えさせた。使者として播磨を訪れた竹中半兵衛(谷原章介)は織田頼みだけでなく、宇喜多を調略して地盤を固めよと意見した。
それを受けて早速官兵衛は宇喜多直家(陣内孝則)へ謁見、堂々と調略しにきたと宣言して持論を展開した。しかし直家はどんなことがあっても織田には就かないと言い切り、官兵衛は為す術も無く帰郷する。しかし宇喜多は人を信じる以上に利に聡いと気づいた官兵衛はそこがねらい目だと策を練る。
黒田城内では、傷の癒えたお道(福島リラ)とおゆう(中村映里子)が暇乞いに来たものの、光(中谷美紀)は二人を引き止めた。お道だけはそれを聞き入れずに城を出てしまい、光からそれを聞かされた善助(濱田岳)は慌ててお道の後を追う。強情を張るお道に、善助は自分の女房になって欲しいと申し出る。お道の涙を見て嫌がられているのかと不安がる善助だったが、うれしいというお道の言葉に、善助にも笑みがこぼれた。
播磨を安定させるために、官兵衛は荒木村重(田中哲司)を頼り播磨に軍を派遣してほしいと訴えるが、本願寺攻めに苦心している村重にはその余裕は無かった。そこで官兵衛はキリシタン大名である高槻城主・高山右近(生田斗真)を紹介される。村重を訪問する前夜、領民の弔いで棺を担ぐ右近を見かけた官兵衛は驚く。右近の影響で村重の妻・だし(桐谷美玲)までキリシタンとなったのを知り、官兵衛はキリシタンに強い関心を抱くのだった。
播磨に戻った官兵衛には秀吉の書状が届いていた。そこには北へ進軍したことの侘びと共に、官兵衛を弟のように思っているといった言葉が綴られていた。しかし官兵衛はその言葉を信じることが出来ず、播磨に軍を送らない秀吉に対する不信が芽生えていた。しかし秀吉は出陣先で柴田勝家(近藤芳正)と対立、兵を引き上げて長浜に戻ってしまった。これに信長は激怒し、謹慎中に沙汰を待つ秀吉たちは不安の只中にあった。しかし、そんな秀吉が行ったのは家中を挙げての大宴会だった。秀吉を案じて長浜を訪れた官兵衛は、あまりの騒ぎ振りに何を考えているのかと一喝する。しかし秀吉は信長の命に背いたが間違ったことはしていない、今は北国攻めより播磨出兵が大事だと再び主張する。これは命がけの宴であり、謀反を起こす気が無いのを信長に示すための大宴会であるのだ。
秀吉は酔いつつも、播磨出兵が叶わなかった事について官兵衛に詫びを入れた。そして信長に最後まで播磨出兵の重要性を訴えると言い募るのだった。その真意を知り、官兵衛は涙を流して一度は秀吉を疑ったことを詫び、秀吉への忠義を重ねて誓うのだった。そして官兵衛も気を取り直し、踊りの輪に加わり命がけの宴を盛り上げるのだった。
そして安土。信長から下った秀吉への沙汰は、播磨出兵と毛利攻略だった。次に馬鹿騒ぎをする時は自分も呼ぶようにとの信長の言葉をもらい、秀吉は大喜びでお咎めなしの知らせを持ち帰る。長浜城で知らせを聞いた官兵衛は大喜びし、秀吉から播磨出兵の確約を受け取った。

大河ドラマ「軍師官兵衛」第12回は23日(日)、総合よる8時から、BSプレミアムよる6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
NHKオンデマンド|軍師官兵衛


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