25日「ルーズヴェルト・ゲーム」第2章へ突入。坂東の卑劣な反撃と、青島野球とイツワの激戦!予告動画-TBS
前回は、煮え湯を飲まされた細川(唐沢寿明)が、2つの隠し球を持って諸田(香川照之)と坂東(立川談春)をやり込めたが、明日25日(日)からは第2章に入り、坂東の新たな策略で大反撃が始まる!野球でもいよいよ青島×イツワの戦いが始まる!逆転に次ぐ逆転の「ルーズヴェルト・ゲーム」第5話は、TBS系にて毎週日曜日夜9時から放送!前回おさらいと第5話のあらすじを紹介、予告動画は番組サイトで視聴できる。
■前回復習
ジャパニクスの諸田から、ライバル会社・イツワ電器との合併という提案を受けた細川は、青島会長(山﨑努)に報告。その話を黙って聞いた青島は、過去にも同様の話があったが、企業間に対等の合併などない。また、会社のため国家のためと大口をたたく奴が嫌いだから合併しなかったと、細川に語った。この言葉に細川の腹が決まった!今回のピンチを切り抜けるために、細川は2つの隠し球を用意した。
ひとつは、イツワの坂東が、青島製作所を吸収合併をするつもりだと暴露するための隠し球だ。夜、内密にイツワの役員を訪ねた細川は、坂東が用意している合併後の人事案を入手。ここには主要ポストのほとんどがイツワ側の人間になっていた。合併話で細川に渡されたそれとは全く違う。
次の隠し球は、ジャパニクスに代わるVIP取引先の確保だ。青島は、東洋カメラと業務提携を結ぶべく奮闘。尾藤社長(坂東三津五郎)が大の野球ファンだという情報を秘書の有紗(檀れい)からもらった細川はにわか野球ファンに。青島の高い技術力と話を合わせるために野球話を仕入れた細川の心遣いが功を奏して、尾藤社長は10億の融資と業務提携に合意。
細川は2つの隠し球を持って、イツワと青島の合併調印式に臨んだ。そこでこれまでのジャパニクスからの大幅値下げ、イツワからの提訴などがすべて青島の技術力を狙った吸収合併のために仕組まれたことだと暴露し、合併話を断った。それでも東洋カメラより好条件で融資するという諸田社長に「あなたが嫌いだから断る」と、細川は席を立った。
遺された諸田と坂東。すべての責任を坂東にせいにする諸田に坂東が反論すると、諸田は激昂。今後の巻き返しを坂東に押し付けた。そこで坂東は、今度は青島製作所の笹井専務(江口洋介)に近づいた。
一方、青島野球部は、大道監督(手塚とおる)のデータ力と采配で「都市対抗野球大会東京地方予選」の1回戦を相手チームと互角に戦っていた。好投していた猿田(佐藤祐基)が崩れピンチとなったが、後を引き継いだ沖原(工藤阿須加)の150キロ超のストレートや、目の覚めるような超高速スライダーで勝利。無名の投手の力投にスタンド中がどよめいた。しかし、スタンドでこの試合を見ていたイツワ野球部の如月(鈴木伸之)の目が怒りに燃えた。
如月は沖原に嫌がらせの電話や、ついには青島のグランドにまで押しかけ、何の断りもなく野球を始めたと、沖原をなじった。しかし、沖原はもう昔の彼ではなかった。青島野球部員たちの見守る中、如月に「野球の夢を再び見せてくれた先輩野球部員たちのためにも、そして自分のためにも絶対に負けない!」と正々堂々と宣戦布告。
前回は、のう天気のように見せながらも、抜群のタイミングで社長をアシストする秘書役の檀れいと、相変わらずキレのある細川役の唐沢寿明の対照的な演技が面白かった。しかし、一番の見どころは、まるで悪代官と強欲大商人のような諸田(香川照之)とイツワの坂東(立川談春)の内輪もめが傑作だった。特に香川の「180度、いや540度違う」のセリフには、思わずもう180度回して720度にしてしまえ!と突っ込みを入れてしまった。
また、野球では、沖原が萬田(馬場徹)から教えてもらったシュートをしっかり習得し、試合では超高速スライダーまで投げていた成長ぶりに、テレビの前で立ち上がって万歳をした視聴者もいたのでは?
■第5話
ライバル会社であるイツワ電器の坂東(立川談春)から経営合併を迫られていた青島製作所の細川(唐沢寿明)は、デジタルカメラの世界シェア第二位を誇る東洋カメラの社長で、自身を青島の社長へと導いた恩人である尾藤(坂東三津五郎)から融資と業務提携の約束を取り付け、イツワ電器との合併話を回避する。
ところが、東洋カメラとの業務提携に関する会見を行った直後、東洋カメラの大槻営業部長(山田純大)から急遽、青島製作所が請け負っている新型イメージセンサー搭載予定の新機種「EDEN4」を3ヶ月前倒しで発売したいと無理難題を突き付けられる。
細川は技術開発部長の神山(山本亨)に開発を早めるよう命じるが、無理だと撥ね付けられてしまう。再び窮地に陥った細川が尾藤を訪ねると、新機種を前倒しすることになった背景に、イツワ電器からの情報リークが影響していると聞かされ愕然とする…。 .
一方、青島製作所との合併を諦めきれない坂東から内密に接触していた専務の笹井(江口洋介)は、坂東の揺さぶりも影響し細川の経営理念に不満を募らせていた。
そんな中、負ければ即廃部の青島製作所野球部は都市対抗野球の東京都大会一次予選を勝ち進み、いよいよ優勝候補の呼び声高いライバル会社・イツワ電器の野球部と対戦を迎える。 .
昨日(24日)は、西武ドーム球場でプロ野球セ・パ交流戦「埼玉西武ライオンズ 対 東京ヤクルトスワローズ戦」が行われたが、始球式では、23日のナビコンのニュースでも紹介したように沖原役の工藤阿須加が見事なピッチングを見せてくれた。果たして、明日放送のドラマの中で、イツワ相手に沖原はどんな投球を見せてくれるのか?池井戸潤原作のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」は、毎週日曜日夜9時からの「日曜劇場」で放送。第5話は25日(日)。予告動画は番組公式サイトでどうぞ。
◇TBS「ルーズヴェルト・ゲーム」番組公式サイト