グリコ、「アイスの実」きゃりーぱみゅぱみゅ、「パナップ」吉高由里子出演TVCM、WEBムービーを公開

江崎グリコは、「アイスの実」のキャリーぱみゅぱみゅが出演するTVCM「とろける濃厚フルーツ」篇と、「パナップ」の吉高由里子が出演するWEBムービーを公開した。
アイスの実のTVCMは、きゃりーぱみゅぱみゅが、自分の体よりも大きな桃やぶどうのフルーツが盛られた巨大なお皿の上で、同商品を1粒掲げて「アイスの実」とつぶやく。
画面が引き絵に替わり、小さなお皿から再び同商品を1粒つまみ、ポーズを取る。ここで同商品のシズルカットとして、カットした同商品の断面がスライドしながら現れる。
彼女がアップのカメラ目線で「濃い~の」、「濃い~の」と連呼するのに続いて、商品パッケージのカットがインサートされる。「とろける濃厚フルーツ アイスの実」というナレーションが流れ、再び、彼女が「濃い~の」と同商品をぱくりと口に入れる。
今度は、彼女が同商品を1粒掲げて、突然、「アイスのミ・・・」とフランス語で話し出す。彼女は、「プティ テュニヴェール フリュイ コンサントレ パルティキュル エレマンテール ファスィナシオン イメディアット(それは濃厚なフルーツの小宇宙。その素粒子は口内に入れると たちまち私を魅了するのである)」と、詩的な表現で同商品の魅力を語る。そのバックに、カットした同商品の断面がスライドしながら現れるシズルカットが入る。
商品パッケージとともに、「とろける濃厚フルーツ アイスの実」というナレーションが流れ、最後は彼女が同商品をぱくりと口に入れる。
撮影は、フランス語は独特の発音やイントネーションを持つ言語だけに、撮影前のきゃりーぱみゅぱみゅは「うわ、めっちゃ難しい」と不安そうな面持ち。
それでも、語学指導の先生の発音に耳を傾けて、セリフをカタカナで書いた練習用の紙とすり合わせながら、何度も繰り返し発音すると、途中で「ここ書き直しても良いですか?」と自ら修正を加え、一生懸命習得していた。
「全く問題なし」と先生のお墨付きをもらってから臨んだ本番は、「口をあまり開かず、ボソボソつぶやくように発音して」というアドバイスを受けて、よりフランス語っぽさを強調。
「フランス人形のように」という難しいオーダーに応えつつ、決められた秒数内にピタリとセリフを収める絶妙の芝居を見せた場面では、周りから「オ~ッ!」という歓声と拍手が沸き起こり、監督に「さすが耳がいいね~」と絶賛されていた。
セリフや芝居はもちろん、ポーズにもこだわった今回のCMでは、ポージングの先生に指導を仰ぎ、美しい姿勢やアンニュイな仕草を撮影。
アングル的に最も美しい姿勢をキープしたまま演技したり、アイスを食べたりするのは意外と大変そうだが、彼女は「頑張ります!」と気合いを入れて臨み、持ち前の勘の良さと集中力を存分に発揮。
プレイバックを確認中、OKの代わりに、思わず「キター!」と叫んだ監督を見て、彼女も「よっしゃー!」と笑顔を見せる。
ちなみに、彼女が身を置く今回のセットは、実物のフルーツが盛られたお皿を、そのままの比率で拡大したもの。合成による作り物っぽさを極力排除することで、奇妙なリアリティーを演出した。
彼女の衣装は、中世ヨーロッパをイメージしたクラシカルなドレス。オフホワイトの色合いと艶やかなシルクサテン、あごヒモ用の大きなリボンが特徴的な同系色のヘッドアクセサリー、肩から腕にかけて覆うふわふわのコサージュが絶妙にマッチしていて、上品かつ華やかなシルエットでありながら、彼女の個性をも感じさせる独特の雰囲気を醸し出していた。
「新パナップ vs 元祖パナップWEBムービー featuring Yoshitaka Yuriko」は、連続テレビ小説「花子とアン」が放送中の吉高由里子が出演するWEBムービー。
吉高由里子が、同社の担当者と会議室のテーブルをはさんで新旧の同商品について話すというムービー。
「パナップと言えば?」篇、「対決パナップって?」篇、「どっちのパナップ?」篇、「パナップで変顔」篇の4本。すっかり定着している彼女の天然っぽく、担当者と今ひとつかみ合わない会話が楽しい。
◇江崎グリコ「アイスの実」TV-CM
◇江崎グリコ「新パナップ vs 元祖パナップWEBムービー featuring Yoshitaka Yuriko」