愛する男の恨みを奉行に晴らそうとする遊女(富田)を救え!「吉原裏同心」10日第3回あらすじと予告動画

2014年07月10日08時00分ドラマ

駆け落ちして江戸・吉原に流れ着いた幹次郎(小出恵介)と汀女(貫地谷しほり)の物語…吉原の遊女きく(富田靖子)が愛する男の恨みを晴らそうと奉行に生卵を投げつけた!幹次郎、汀女は心が荒んでしまったきくを救おうとするのだが…NHK総合「吉原裏同心」第3回10日夜8時放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

今回、初の時代劇主演を務める小出恵介。小出扮する幹次郎は薩摩示現流の使い手という役柄。稽古をつんで本格的な殺陣に挑戦している。インタビューで小出は「三船敏郎さん、仲代達也さん、勝新太郎さんなどの立ち役の方に注目しながらいろいろな映画を見ました。皆さんのスタイルがまつで違うので、結局『何でもありなんだ』『自分なりの立ち役の在り方を見つければいいんだ』、それが時代劇の立ち役の醍醐味なんだと思うと逆にテンションがあがりました」と応えている。このドラマを機に、役柄の幅をますます拡げていく小出恵介に注目したい。


■前回のあらすじ
剣の腕を買われ、四郎兵衛(近藤)の元で吉原裏同心として働いて欲しいという申し出を幾度となく断っていた幹次郎(小出)。しかし江戸には人があふれていてなかなか思うような仕事にありつけない。一方、汀女(貫地谷)は、四郎兵衛から頼まれて、四郎兵衛の娘・玉藻(京野ことみ)が女将をつとめる料理茶屋・巴屋で、遊女たちに読み書きを教えるようになる。その遊女の一人、梅園(奥菜恵)がつくった「梅雨明けて 三千世界に 炎立つ」という俳諧に不穏なものを感じた汀女。梅園は父親の借金の形に妹が身売りされるのを防ぎたいがため、幼なじみの悪党・藤兵衛(山口馬木也)が企む吉原での火事場泥棒に荷担させられそうになっていた。そのことを察知した汀女と幹次郎は梅園に思いとどまらせようとするのだが、梅園は2人を信用しない。幹次郎と汀女は、自分たちのために犠牲となって死んだ弟・信一郎と、遊女・初音を救えなかったことを悔やみ、吉原の遊女たちのために役に立ちたいと思っていた…。
幸いにも、火付けを試みた梅園は思い留まり、藤兵衛一味は幹次郎に退治され、吉原の平和は保たれた。この事件を機に、幹次郎は正式に吉原裏同心として遊女たちの平和を守るため、一肌脱ぐことを決意した。


■第3回「許せぬ奉行」あらすじ
吉原裏同心として働くことを決意した幹次郎(小出)。ある日、吉原に視察に来ていた南町奉行・村山(ダンカン)が往来で生卵をぶつけられた。幹次郎が犯人を捜すなか、遊女・きく(富田靖子)に行き着く。かつて村山はきくを身請けしようとしていたが、きくには思いを寄せる男・喜助(天宮良)が忘れられず、村山の申し出を頑なに断っていた。そのことを知った村山は、腹いせに喜助に無実の罪を負わせ、江戸払いにしたのだった。きくと喜介は村山に恨みを晴らそうと…。

第3回のゲスト出演者は富田靖子。昔は売れっ子だった遊女だが、南町奉行・村山(ダンカン)からひどい仕打ちを受け、その恨みを晴らそうとする遊女・きくを演じている。1983年公開『アイコ十六歳』で華々しくデビューした冨田も、現在45歳。実力派女優として活躍している。来年秋には重松清原作『十字架』(五十嵐匠監督)に出演、この作品でも小出恵介と共演する。


「吉原裏同心」(全12回)、第3回「許せぬ奉行」は10日(木)午後8時より、NHK総合にて放送!再放送は【総合】16日(水)25時25分から26時08分(火曜深夜)、【BSプレミアム】17日午後0時00分から0時43分にて。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK木曜時代劇「吉原裏同心」番組公式サイト




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