石田三成(田中)×黒田官兵衛(岡田)対立となるか?10日NHK大河「軍師官兵衛」第32回あらすじと予告動画

2014年08月09日20時00分ドラマ

10日(日)第32回「さらば、父よ!」関白にまで上りつめた秀吉(竹中)!側近の光成(田中)は家康を敵視するが、官兵衛は反対に徳川を取り込むよう秀吉に進言するのだが…次回のタイトル「さらば、父よ!」ということは…いよいよ官兵衛の父・職隆(柴田恭兵)がこの世を去るのかも…? 予告動画は番組公式サイトで公開。

前回(第31話)では、かの有名な「清洲会議」が執り行われた。織田家の跡継ぎを決める重要な会議…なのだが、三谷幸喜監督、映画『清洲会議』(2013)の印象があまりにも強すぎて…。映画版では羽柴秀吉が大泉洋、柴田勝家が役所広司、池田恒興が佐藤浩市、丹羽長秀が小日向文世、お市が鈴木京香、そして大河では官兵衛の妻・光を演じている中谷美紀が秀吉の妻・寧に扮している。(ちなみに三谷版で黒田官兵衛は寺島進)。大河ももちろん魅力的な配役なのだが、三谷版『清洲会議』では、勝家の、痛々しいまでにお市へのラブラブ攻撃がこっけいでとても面白かった。その印象があまりにも強かったせいか…大河版では勝家(近藤芳正)とお市(内田恭子)があっさりと結婚、そして賤ヶ岳の戦いであっさり敗れ、あっさり自害…。ちょっと拍子抜けしてしまった。そもそも信長の妹、絶世の美女で気性の荒いお市の役を元フジテレビアナ・内田恭子でよかったのだろうか? 大河史上希に見る「気が弱そうで素朴なお市」だったような気がする…。

柴田勝家、お市が自害したことで浅井長政・お市の浅井3人娘(茶々、初、江)が大河にやっと登場した。そういえば2011年に放送した大河ドラマは上野樹里主演で三姉妹の末っ子・江が主役だった。現時点で江はまだ子どもなので「軍師官兵衛」では今後どのように登場してくるのか気になるところだが、なによりも秀吉の側室となる茶々こと淀君を演じる二階堂ふみの登場に注目だ。二階堂はここ数年、映画やドラマで話題作に次々と出演している今、旬の若手女優である。

■前回のあらすじ
亡き上様(江口洋介)の弔い合戦に勝利した秀吉(竹中直人)は、緒田家の後継者をきめる「清洲会議」の場で、柴田勝家(近藤芳正)を論破した。このまま秀吉の好き勝手にはさせられぬと、勝家は秀吉を倒すべく賤ヶ岳へ出陣するが無残にも秀吉に敗れ、お市とともに自害。お市の娘3人(浅井さん姉妹)は秀吉のもとへ引き取られる。この中の一人、茶々(後の淀君〈二階堂ふみ〉)が、その後の秀吉、官兵衛に大きな影響を与えることは、まだ誰も知らない…。
一方、官兵衛は秀吉の茶頭・千宗易(伊武雅刀)のもとへ。するとそこで意外な人物、荒木村重(田中哲司)と遭遇した。身内を裏切り一人生き残った村重は「私は道に落ちている犬の糞でございます」と自らを「道糞」と名乗り、今は千宗易の弟子になったという。そして道糞は意味深なことを言う。「信長は死んだ、私は信長に勝ったのだ!もういつ死んでもいいと思っているが『生』への執着が捨てきれない…。私はもう人ではない、バケモノかもしれない…」と。
勝家を討ち破り天下人へとますます近づいていく秀吉。姫路城では宴が行われていた。そこで蜂須賀小六の娘・糸(高畑充希)と長政(松坂桃李)の婚礼が決まった。まず、糸が羽柴家の養女となり、そこから黒田家へ嫁ぐ…。これで黒田、羽柴、蜂須賀家の結束が、ますます強まることとなる。

■第32回「さらば、父よ!」あらすじ
秀吉は小牧長久手の戦いで徳川家康(寺尾聰)に痛い敗北を喫するも、その後の巻き返しで天下人の地位をかため関白となる。石田三成(田中圭)は家康を敵視するのだが、反対に官兵衛は無謀な戦いを避け、家康を取り込むよう秀吉に進言するのだが…。


大河ドラマ「軍師官兵衛」第32回は8月10日(日)、総合よる8時から、BSプレミアムよる6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
NHKオンデマンド|軍師官兵衛




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