今度は純情一途なフラれ男・朝市が主人公!18日、「花子とアン」スピンオフ「朝市の嫁さん」放送!予告動画

2014年10月17日19時00分ドラマ

2014年前期、期間平均視聴率22.6%を記録し、NHKテレビ小説過去10年で視聴率トップの大ヒットとなった「花子とアン」で、一途にヒロインを恋慕した朝市(窪田正孝)を主人公にしたスピンオフスペシャル「朝市の嫁さん」が、NHKBSプレミアムにて明日18日(土)夜7時30分から放送される!「花子とアン」の公式サイトで予告動画が公開されている。

「花子とアン」で朝市は、ひたすらヒロイン・花子(吉高由里子)を思い続ける幼なじみ。彼の優しい人柄と純情一途ぶりが多くの視聴者の胸を打った。第14週では、後の花子の夫となる英治(鈴木亮平)に妻がいたことを知った花子を励まし、第15週では一世一代の少々遠回りの告白をした折には、朝市の恋を多くのドラマファンが応援した。
今回のスピンオフは、こうした「朝市にも幸せになって欲しい」ファンの思いから誕生した。

では、日本一愛されたフラれ男・木場朝市とはどんな人物だったのか?
朝市は、花子の実家安東家の隣の農家の息子。花子とは同級生で、幼い頃から花子一筋。花子が奉公に行くことになった時には、本好きの花子のために、2人で教会に忍び込み騒動を起こしたこともあった。後に地元の小学校教師となり、一時期教職に就いた花子と同僚になった。ちなみに、花子もまた教師時代に、空想好きの教え子のために教会に忍び込み騒動を起こしている。
結局、花子にはフラれてしまったが、この朝市を花子の6つ下の妹・もも(土屋太鳳)が朝市に想いを寄せていた。(第10週)ももは朝市への思いを断ち切るように北海道に嫁ぐが、悲惨な生活に耐えかねて逃げ出し、上京し、花子と再会。朝市のこともあり、一時期ももは花子に心を開かなかった。(第21週)

朝市を演じた窪田は、スターダストプロモーションのオーディションがきっかけで芸能界入り。CX系深夜ドラマ「チェケラッチョ!! in TOKYO」で主演デビューを果たした。NHKテレビ小説は本作が2作目で、「ゲゲゲの女房」(2010年)で倉田圭一を演じたほか、大河ドラマ「平清盛」(2012年)にも出演するなど、現代ドラマから時代劇まで幅広く演じ分けられる若手実力派。「花子とアン」の朝市役を振り返って、「この作品を通して僕自身も優しい気持ちになれたような気がしています」と語り、「時代が違っても、人は誰でも悩むし、挫折することがってあると思います。でも、その辛さを乗り越えるための勇気やパワーがこの作品には詰まっていました」と、「花子とアン」に参加できた喜びを語っている。(ドラマHP「特集」より)

一方、熱烈なファンの多い朝市のお嫁さん・ちづ江役を担当したのは石橋杏奈。2006年の「第31回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で、応募総数3万8224人の中から、グランプリを獲得した正統派美女。グランプリを受賞した時には出身の博多弁で「うれしいばい」と答え注目を集めた。「失踪HOLIDAY」(2007年)に主演したほか、石橋もまた連続テレビ小説「おひさま」(2011年)や「軍師官兵衛」(2014年)に出演している。
今作では、出来上がったチームワークの中に、飛び込むことになったが、窪田や吉高ら共演者の暖かいフォローやアドバイスで、楽しく撮影に臨めたとのこと。もっとも九州出身の彼女には、山梨言葉は大変だったようだが、こぴっと練習したおかげで、撮影後半ではセリフ以外も山梨の言葉で話せるようになったとか。そんな、ちづ江のセリフにも注目しよう。
朝市はちづ江について、「気さくでよく笑う人。本を読むのが好きで…たまに怒ると、おっかねえ~」と前置きし、「花子と似ている。これなら朝市もすきになるよな」と、選んだお嫁さんに満足の様子。(ドラマHP「特集」より)

ドラマ「朝市の嫁さん」は、「花子とアン」の中では描かれなかった、朝市と嫁さんの物語を描いていく。舞台は昭和8年。朝市40歳!花子は「ラジオのおばさん」として活躍していた頃。本編の第22週辺りの物語。

■あらすじ
朝市は花子に結婚が決まったことを報告に上京。実はこのとき、朝市の婚約者・ちづ江(石橋杏奈)も上京していた。夫となる朝市が思いを寄せた女性がどんな人物かを知るためだ。
上京したちづ江は、英治、吉太郎(賀来賢人)、かよ(黒木華)、醍醐(高梨臨)、宇田川(山田真歩)ら、おなじみの顔ぶれと出合い、彼らから花子と朝市の歴史を聞き、最後に花子と対面することで、朝市への思いを新たにする。

スピンオフでは、なかなか結ばれなかった花子の兄・吉太郎と花子の親友・醍醐亜矢子の関係や、売れっ子作家・宇田川(山田真歩)と別れた夫との関係も描く。宇田川の夫役は、陸上競技・十種競技元日本チャンピオンで「百獣の王」を目指す武井壮が演じた。


2014年上半期、視聴者に多くの感動と勇気を与えてくれた「花子とアン」には、花子、蓮子をはじめ、今回スピンオフになった朝市以外にも、はな、もも、伝助など、まだまだたくさん魅力的なキャストがいる。ドラマファンとしては、第2弾3弾のスピンオフを期待したいところだが、まずは、第1弾「朝市の嫁さん」をお見逃しなく。放送はNHKBSプレミアムにて18日(土)夜7時30分~8時59分に放送。「花子とアン」の公式サイトに、予告動画や「朝市の嫁さん」ノート、インタビューなどの特集コーナーがあるのでコチラのチェックをお忘れなく。

NHK「花子とアン」番組公式サイト
NHKオンデマンド「花子とアン」特集ページ



NHKtanwaNHKtokusen花子とアン■見逃し配信
NHKオンデマンドでは見逃した回や、大河ドラマや「ごちそうさん」「あまちゃん」など過去の名作ドラマやドキュメンタリー番組などが、月額972円で視聴できる月額パックや、単話(108円/3日間)で見られるサービスを用意している。同サービスは以下のGyaO!ストアからも購入可能。

 ⇒NHKオンデマンド見逃し見放題パック/GyaO!ストア
 ⇒NHKオンデマンド特選見放題パック/GyaO!ストア
 ⇒「花子とアン」単話で購入(108円/3日間)/GyaO!ストア






★☆★ NHK連続小説関連DVD・書籍など一覧(amazon) ★☆★