おしどり夫婦の悲しき秘密…!夫がゾンビになった時、妻は?「玉川区役所 OF THE DEAD」第2話 予告動画-テレビ東京
「玉川区役所 OF THE DEAD」第2話、ついにヒロイン登場!配属されてきた新人・立花凛(広瀬アリス)のあまりの攻撃性に赤羽晋助(林遣都)をはじめ、特別福祉課の面々は驚きを隠せない…そんな中、相談窓口に主婦の栗山(宍戸美和公)がやって来て隣の家にゾンビが居ると言い出すのだが…「玉川区役所 OF THE DEAD」第2話は10日夜24時12分から放送、予告動画は番組サイトで公開中。
ある日、存続の危機にあるはずの特別福祉課に新人が配属されることに。いったい誰が来るのかと皆が話していた中、やってきた新人を見て晋助(林遣都)は驚きが隠せない。と、いうのも、その新人は先日、晋助がゾンビに襲われている所を助けてくれた美女だったのだ。戸惑う晋助をよそに特別福祉課はアイドルのような容姿を持つ立花凛(広瀬アリス)の加入に喜ぶ。が、凛は片時も竹刀を離さず、さらにはゾンビを一匹残らずぶち殺すと言い放つ始末。見た目とのあまりのギャップに周囲は言葉を失うのだった。
そんなさなか、相談窓口にゾンビ発生の情報が。情報主は主婦の栗原(宍戸美和公)。なんでも、隣の家にゾンビが居ると言うのだが、隣に住むのは近所でも仲が良いと有名な刈谷夫妻。夫の昇(戸次重幸)が発症したのでは、と言う情報に家宅捜査をするものの、昇の姿は見当たらない。と、その時、晋助は思いもよらぬ光景を目の当たりにし…。
いよいよスタートしたドラマ24「玉川区役所 OF THE DEAD」。ゾンビが日常化した日本でゾンビの対処は役所仕事になっている、という奇抜な設定でありながらも、そこに居る人物の反応はどこまでも自然。マスコミがゾンビを管理する役所の特別福祉課は必要なのかと騒ぎ立て、ゾンビが発生したと言えば怖いもの見たさで野次馬が集まる。あまりに自然なその光景。作り上げたのが監督である河原雅彦、そして熊坂出である。
本ドラマに主演する林遣都も河原が演出をすると聞いてテンションが上がったというが、俳優としても活躍する彼の脚本・演出作品はなかなか個性派ぞろいだ。映画で言うと嵐の櫻井翔が初の単独主演を飾った『ハチミツとクローバー』では瑞々しい青春の日を甘酸っぱく、対して嵐が5人そろって主演した映画『ピカンチ』シリーズ3部作では、青春から大人になる切ない気持ち、そして輝きを見事に切り取って見せた。はたまた、舞台で言えば雨上がり決死隊の宮迫博之や佐藤江梨子が出演した「空中ブランコ」や阿部サダヲ、瀬戸康史が出演の「八犬伝」の演出を担当。なにか独特な雰囲気を醸し出す彼の演出、そして脚本には多くのファンが存在する。
そんな河原と共に監督を務めるのが熊坂出。「パーク アンド ラブホテル」では、日本人として初めてベルリン国際映画祭で最優秀新人作品賞を受賞。実は仲間由紀恵と阿部寛が出演の人気ドラマ「トリック」の第三シリーズのあの印象的なエンディングを手掛けていたのも彼だというから驚きだ。
このように個性派で有りながらも間違えなく実力派な二人に彩られるゾンビが日常化した日本。笑わせられるように見えて、どこか胸に来るメッセージも隠されている。演者の演技はもちろんだが、演出法にも注目して楽しみたい。
「玉川区役所 OF THE DEAD」は今夜24時12分から放送、予告動画は番組サイトで公開中。
◇玉川区役所 OF THE DEAD│テレビ東京
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