「奇皇后」第12話ネタバレあらすじと第13話予告:オジン妊娠の再診脈は?ハ・ジウォン女官へ!豆知識:席藁待罪

2015年12月11日09時20分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

まんまと皇后タナシルリ(ペク・ジニ)の策謀の裏をかいたヤン(ハ・ジウォン)!今回は、ヤンのためにワン・ユ(チュ・ジンモ)とタファン(チ・チャンウク)が行動を起こす!第12話詳しいあらすじと第13話の見どころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



【「奇皇后」を2倍楽しむ】には、2015年1月25日にハ・ジウォンを迎えて行われた公開イベントの再現レポや各話の詳しいあらすじと見どころなどをまとめてご紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。

高麗時代のドラマをあまり視聴されていない方やヒロインとなった“奇皇后”をご存じない方は、先にこちらの記事を読むことをお勧めします。⇒「奇皇后」直前SP放送!ヒロインは<シンイ>の悪役キチョルの姉?高麗時代と実在した主人公紹介!

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第12話「敗戦の計」詳細あらすじ
タファンはついにヤンがスンニャンだと知る。ずっと知らぬふりをされていたことがショックなタファンは、ヤンの元へ駆けつけ、「お前が会いたがっていたのは高麗王だったな」と心の中で呟き、なおも冷静なヤンを前にして、決して自分からヤンに声をかけないと誓った。ヤンは、タファンが何か気づいたと察した。
皇太后からの呼び出しも、行けばヤンと会うことになると渋るタファンだが、やはり気になり皇宮へ。皇太后とオジンと同席の食事会には、ヤンがそばに仕えており、タファンは気もそぞろ。ヤンが気になって仕方がない。その後、ヤンたち下女が食卓もない地べたで握り飯を食べている様子を見て、下女たちに一席を設けた。だが、そこにヤンは来ておらず、意地になったタファンは、今度はヤン一人のためにご馳走を用意。ご馳走を前にしても食べようとしないヤン。自分が用意した食事を食べるのも嫌なのかと気分を害したタファンは、ヤンの生意気な態度に声を荒げ、食事をするまで皇宮に戻ることを許さないと、席を立った。

一方、タナシルリはオジンとの茶会を相変わらず続けていた。オジンはヤンとの打ち合わせ通り体調不良を演じ、それを見て、薬の効果を確信したタナシルリは、「偽装妊娠の噂」を流すようヤンに命じた。ヤンは、噂を広めるために、妊婦にはありえない月経血のついた下着を洗濯。それをみた下女たちがオジンの偽装妊娠を噂した。噂はさっそく広まり皇太后の耳にも。タナシルリは、噂を解消するには再診をしなければならないと強気の主張をし、もし噂は真実なら、責任は本人だけでなく皇太后まで及ぶと断言。皇太后は、もし嘘なら噂を広めたものを死罪にすると返した。
ヨンファがタンギセの命を受けて動いていることを知ったヤンは、ヨンファがオジンに堕胎の毒を盛ったことを聞き出した。そんな折、オジンが発熱、再診に向かう前に気絶。オジンの気絶が策謀だというタナシルリに、タファンは初めて声を荒げて「思いやりがなさすぎる!」と怒声を浴びせた。
オジンを見舞うタファンと皇太后。同行した御医が診察しようとしたが、汗で服を脱いでいるから脈診だけをする。胎児がいることを意味する滑脈がないという御医の報告に驚愕する皇太后は、他言しないよう御医に厳命。ところが御医はすぐにヨンチョルに報告。

一方、西の辺境では、チュルクの兵がワン・ユたちへの追撃をやめて陣地に戻る。手薄なはずの敵陣を攻めていたペガンら元の軍だったが、これこそがワン・ユの仕組んだ誘引策。作戦どおり、ペガンは戻ったチュルク兵にタルタルやビョンスもろとも捕縛された。ワン・ユは自らの手でパトルを捕えてこそ、この戦に終止符を打つことができると、敗戦の計を開始。
策士としてすっかり信頼を得たパン・シヌは宴会を提案し、チュルク兵たちは酒に酔い寝込んだ頃合いを見計らい、ワン・ユとの打ち合わせ通り鳥の鳴き声で合図を送った。

御医からの報告を受けたヨンチョルは皇太后を失脚させるために、「再診脈を行う」上訴をタファンに突き付け、皇太后は決死覚悟で「再診脈を認めない」命を下すように願い出た。二人の板挟みとなったタファンは、「どうかやめてくれ!」と泣き叫びその場を立ち去った。その頃、ヤンはオジンを勇気づけ、再診することを頼もうとタファンを追いかけた。

■第13回 「届かぬ思い」(赤字はドラマのみどころ)
タファンはヨンチョルと皇太后の板挟みでなにもできない自分をひとり嘆く。その様子を見ていたヤンに対して、「お前を裏切った自分を、愚か者と罵ればよい」とタファンは声を荒げる。タファンが自分の正体を知ったことを確信したヤンは。冷静な口調で「私になにも期待しないでください。陛下のためにはなにもしません」と突き放す。
いよいよオジンは、尋問の場で本当に懐妊しているのかを再度調べられることに。
一方、ワン・ユたちのいる西の辺境では、戦いの決着がつこうとしていた。
どうやら前回、皇太后と一緒に御医がこっそり脈診をとる場面で、ホンダンの一言がヤンの作戦の仕上げだったようだ。今回、そのからくりが明かされるのでお見逃しなく。いよいよ正式に再診をする場面。ヨンチョルと皇太后の迫力満点の対峙シーンはさすが、現代劇でも数々の悪役をこなしてきたチョン・グクファンと悪女キム・ソヒョンだ。そして、初めてタナシルリがタファンの前で涙を流す。カワイイ悪女の嘆きをお聴き逃しなく。
また、今回は二組の男女の対面シーンにも注目。ひとつはワン・ユ(チュ・ジンモ)とヨンビス(ユ・イニョン)。そしてもうひとつはラスト、タファン(チ・チャンウク)とヤン(ハ・ジウォン)の対面シーン。どちらも今後の物語の展開に大きく影響する。ワン・ユは愛しいスンニャン=ヤンに会うために、タファンはヤンの命を守るためにどんな行動をとるのか?一瞬、ヤンがタファンに笑顔を向けるシーンもあるのでお見逃しなく。


■豆知識:席藁待罪
多くの韓ドラ史劇に登場する席藁待罪(ソッコテジェ)は、ムシロの上に座って罪の許しを請う屈辱の罰。「トンイ」「武人時代」「大王世宗」「光宗大王-帝国の朝-」など、数々の韓国史劇で登場する。架空の朝鮮を描いた現代劇「宮(クン)~Love in Palace」第21話でもヒロインのチェギョンがやっている。

NHK「奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-」
 2015.09.19スタート 毎・土 8:30- 9:30 再放送
 2014.08.03-2015.08.02 毎・日 21:00-22:00
韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト

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