婚活詐欺から女性を守れ!28日、深田×寺島「女はそれを許さない」第2話あらすじと予告動画- TBS
夏期に比べ高視聴率が並ぶ秋期ドラマの中、初回視聴率7.0%と厳しいスタートとなってしまったTBS系「女はそれを許さない」だが、1話完結型で、深田恭子と寺島しのぶをはじめ、上川隆也、竹中直人、加藤雅也、松重豊らベテラン勢や溝端淳平、吉沢悠といった魅力的な俳優が脇を固めているだけに今後の展開で、視聴率アップも期待できるはず!今夜28日放送の第2話は“婚活詐欺”をテーマに、麗(深田恭子)と凜香(寺島しのぶ)が本格的にタッグを組む!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。(視聴率はビデオリサーチ、関東)
●ドラマ「女はそれを許さない」の書き下ろし小説が10月11日より発売された。⇒女はそれを許さない (幻冬舎文庫)
初回は、その強引過ぎる性格ゆえ、弁護士事務所を辞め弁護士資格も失ったやり手の凜香が、小さな弁護士事務所を開く先輩弁護士・忠守からの推薦をもらって再起をめざそうとする。ただし、10件の案件を解決し、依頼者から感謝されるのが条件。そこで、トラウマを抱えて法廷に立てなくなった麗とタッグを組んで持ち込まれた案件を解決することに。
最初の案件はマタハラ(マタニティハラスメント)。妊娠中、食品会社に勤める女性・さやかが、妊娠中に上司からマタハラを受け、出産を機に理不尽な移動を命じられ、暗に退職を迫られたと、訴えてきた。
上司は、独身女性・百合子。凜香は、賠償金請求で示談に持ち込む算段。ところが、凜香は、食品会社のあまりにも素早い示談金300万円の提示に、裏があると察し人事部長の弱みを握って示談金を2000万円に吊り上げる。一方、麗は、百合子の机上部のメンバーとの睦まじい集合写真と、さやかの勤務実態からマタハラは会社ぐるみで、食品会社はブラック企業だったことを探り当てた。実は、百合子は部のみんなの努力の結晶であるプロジェクトの存続のために、心を鬼にしてさやかを斬り捨てたのだった。
麗は、担当弁護士として、示談金ではなく、さやかの復職と今後の待遇改善を求めた。
食品会社は難色を示したが、この会社に興味を示している外資系と凜香が関わっていたことで裏から手をまわし、みごと解決となった。
まずは一件落着だったが、ドラマ冒頭の深田恭子演じる岩崎麗のトラウマを描く場面が、少々間延びした重い印象を与え、海老沢凜香(寺島)の強引さが意地悪キャラに見えてしまっているのが残念だった。だが、今後の展開で二人がお互いに刺激を与え合ってどう成長していくのか期待したい。
さて、気になる第2話は、昨今、増えている“代理婚活”と“婚活マンション詐欺”のトラブルを解決する。“代理婚活”とは、忙しい、またはあまり積極でない子供たちの代わりに、親同士が代理でお見合い・婚活をするという、時代をさかのぼった婚活で、“婚活マンション詐欺”は結婚を餌にしたマンション詐欺。昼時間帯に放送している「ほっとけない魔女たち」でも第3週でこの“婚活マンション詐欺”をテーマにドラマを展開した。
■第2話あらすじ
麗と凛香が次に担当することになった案件は、根岸清美(茅島成美)と菜々子(小澤美和)の母娘の代理婚活に関するトラブル。婚活の主催者から渡された写真に魅かれて会ってみると、写真とは似ても似つかない姿だったというのだ。母娘は、ダイエットに励みエステにも通ったと強調し、裁判を起こして慰謝料を請求すると息巻いている。お金にならない案件と判断し興味のない凛香は、麗に調査をするよう命じる。麗が奈々子の婚活の相手、高橋俊夫(千葉ペイトン)の父、源介(森下哲夫)に会ったところ、こちらにも言い分があるという。麗は、双方の言い分を聞き何か解決策がないかと知恵を絞る。
一方、凛香は自分にふさわしい高級机を購入し、忠守法律事務所に机を納めにきたインテリアコーディネーターの池田志帆(滝沢沙織)から相談を持ち込まれ、麗と話を聞く。志帆は恋人の鈴木渉(三浦誠己)に勧められて投資用にマンションを買ったのだが、騙されているようだと表情が暗い。入居者も決まらず詐欺ではないかと疑っているのだ。渉は志帆には結婚することもほのめかしたと言うのだが…
「女はそれを許さない」第2話は、10月28日(火)夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
◇TBS火曜ドラマ「女はそれを許さない」番組公式サイト
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