深田恭子、ついに法廷に立つ!明かされるトラウマ…11日「女はそれを許さない」第4話あらすじと予告動画
「女はそれを許さない」が面白くなってきた!初回7%と何とも心細い視聴率でスタートし、6.2%、5.6%と、数字は下降の一途をたどっているが、前回の第3話放送後、ネットでは「面白い!」の声が多数あがった!明日11日放送の第4話は、トラウマで法廷に立てなくなった麗(深田恭子)が、離婚相談に来た妻のためについに法廷に立つ!そして麗がトラウマになったこれまでのいきさつも明らかになる…予告動画は番組公式サイトで視聴できる。(視聴率はビデオリサーチ、関東調べ)
前回も2つの案件が忠守藤次郎法律事務所に持ち込まれた。一つは、男子大学生と会社経営者との自転車同士の衝突事故。
もう一つは、通勤電車の中で痴漢被害に遭った若い女性。勇気を出した女性が痴漢を捕まえ、刑事裁判で争ったが、目撃者がいて加害者の無実を証言したために無罪になってしまった。しかも、冤罪のために妻とも離婚する羽目になったという加害者から、女性は逆に名誉棄損で訴えられてしまった。
どちらの案件も凜香には興味のないものだったが、痴漢の加害者の代理人が自分を解雇したセイント法律事務所だと知り、凜香は俄然闘志を燃やした。
そんな中、自転車衝突の案件は大学生は、これまで5回も自転車事故を起こして治療費をふんだくっていた常習犯の当たり屋で、相手方も虚偽の申告で賠償金を取ろうとしていたことが分かった。相談人の大学生を信じ込んでいた麗は大いにショックを受け、またまた自信喪失。
一方、痴漢被害に遭っていた女性も過去2回痴漢示談をしており、しかも電車に乗ってから空白の1時間があり、痴漢詐欺かと思われた。だが、加害者はもともと夫婦仲が悪く、会社でも勤務態度が最悪だったことが分かった。そして、“援際”も疑われた若い女性の空白の1時間は、離婚して別に暮らしている父と会っていたのだった。母を悲しませたくないという優しい娘心からこれを言い出せなかった。しかし、麗は、過去2回の痴漢示談を不自然に思い、独自調査した結局、若い女性が生活のために痴漢詐欺を行ったことが判明した。
初回と第2話では、演技派で役柄でも饒舌な凜香役の寺島しのぶの陰に隠れてしまった麗役の深田恭子。彼女の一本調子のセリフ回しと表情に、凜香と一緒にイライラした視聴者もいたようだが、前回は、凜香の嫌味な口舌に、「バカボンのパパと同じ年」とやり返したり、自分の意見をはっきり述べたりと、ドラマにも麗のキャラクターにもテンポが出てきた。また、過去2話では、“女性=被害者”、“男性=加害者”となっていた物語の図式も、女性や弱者に見えた被害者が、実は裏では加害者だったり、過去に詐欺を働いていたりで、人間の心の中に潜む“善と悪”が表裏一体という興味深いストーリー展開だった。
ネットでの評価も急上昇の本作、第4話の展開は…。
■第4あらすじ
今回の相談者は夫と離婚したいという紗英(酒井若菜)。夫の横森茂(山中崇)は弁護士を目指して、司法試験を10年受け続けており、その間、紗英が生活費、学費を払い支えたが、さすがに限界だという。二人は一ヶ月前から別居中だ。麗(深田恭子)と泰輔(溝端淳平)が茂を訪ねるが、茂は絶対離婚しないと声を荒げるばかり。茂のヒステリックな言動も離婚理由の一つだ。紗英は慰謝料を請求しないかわりに早く別れたいと切実。
そんな折、麗は以前自分が弁護をした岡島健吾(鈴木勝大)を町で見かけ、かつて弁護を担当した二つの事件を思い起こした。一つは妻と幼い娘を虐待していた男の事件。この時、麗は事件の真相を見抜くことができず、家族を不幸にしてしまった。もう一つは、健吾による窃盗事件。健吾の裁判で、麗は裁判中に弁護を放棄して法廷を飛び出してしまった。二つの裁判で依頼人を傷つけたことがトラウマとなり、麗は法廷に立てなくなってしまったのだった。健吾は実刑を受け最近出所したばかりだが、不良仲間と交わっていることを知り、麗は更生を助けようとするが…
一方、紗英の裁判では、茂本人が自分を弁護することになった。麗と凛香(寺島しのぶ)は万全の準備を整えるが、麗は法廷に立つ勇気が出ない。そんな麗を案じて声を掛けた藤次郎(上川隆也)に、麗はこれまでのいきさつを打ち明ける。
公判の日がやってきた。藤次郎、凛香、泰輔が傍聴席で見守る中、麗はかろうじて弁護席に立った。注目の裁判が始まるが…。
「女はそれを許さない」第4は、11月11日(火)夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
ドラマ「女はそれを許さない」の書き下ろし小説が、幻冬舎から発売されている。⇒女はそれを許さない (幻冬舎文庫)
◇TBS火曜ドラマ「女はそれを許さない」番組公式サイト
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