老舗和菓子屋殺人事件で桜(仲間)潜入捜査!仲間由紀恵主演「SAKURA事件を聞く女」第5話あらすじと予告動画

2014年11月16日17時00分ドラマ

老舗和菓子屋「市丸」で経営方針の意見の違いから女将の誠司(斉藤陽一郎)と番頭・浩二郎(三田村賢二)の言い争いが絶えなかった。そんな中、浩二郎が首を吊った遺体で発見された!桜(仲間由紀恵)は市丸に潜入捜査することに…TBS 17日(月)夜8時「SAKURA事件を聞く女」第5話予告動画は番組公式サイトで公開。

毎回、いろいろな職場に潜入捜査する主人公桜(仲間由紀恵)。その都度、いろいろなコスチュームで登場するのだが、コスプレとしての楽しみが薄いのが残念だ。旅館の仲居、レストランの店員、議員事務所職員、看護師…。せっかく仲間由紀恵が潜入捜査するのだから、コスプレ感を楽しめるような設定にすればもっと面白くなるのでは…と思うのだが。
とはいえ、月曜8時という放送時間、幅広い年齢層に楽しんでもらうためには、過激なコスプレではなく、地味で正統派なコスプレのほうがいいのだろう。

桜(仲間由紀恵)の祖母・ウメ(草笛光子)が営む小料理屋・梅駒亭の板長の梶原三郎(駿河太郎)。密かに(?)桜に思いを寄せているのだが、なかなか思いは通じない。ウメや桜の妹・楓(文音)はわかっているのに、肝心の桜一人が三郎の思いに気づかない…。「まこと言葉」と「偽り言葉」を聞き分けるすばらしい「耳」を持ち、NYの大学で心理学を学んだという桜…そろそろ三郎の思いに気づいてやれ! と思うのだが…。
そんな三郎を演じる駿河太郎。ここ数年俳優として活躍が目立っている。もともとはミュージシャンで「sleepydog」というバンドを組んで音楽活動をしていたが、2008年30歳になったのを機に、俳優に転身。2011年「sleepydog」の活動を終了、同バンドのギター、モリイタカユキと新ユニットHuman Noteを結成し音楽活動をしている。
2011年、NHK朝ドラ「カーネーション」で尾野真千子演じるヒロインの夫役に抜擢され、知名度があがった。実は駿河太郎は落語家・笑福亭鶴瓶の長男。2013年TBS「半沢直樹」では、念願の(?)親子共演を果たした。10月より放送されている「ヤマキ鰹節屋のだし割烹城だし」のCMでも親子共演中。父親にあまり似ず、けっこうなイケメン。今後の活躍に注目したい。


■前回のあらすじ
駒込中央署管轄内で殺人事件が発生した。被害者は刑事課の竹内正人(佐藤隆太)の知り合いの元刑事・金森幸生(大河内浩)だった。怒りに震える正人。
桜は、署長(高島礼子)から、正人の父・秀人(舘昌美)は警察官で、金森は秀人の部下だったという話を聞く。22年前、秀人と金森に逮捕された大木尚哉(宮里駿)は2年の実刑判決を受けた。出所後、大木は秀人の紹介で祖父江駿(大和田獏)が経営する工場で働くようになった。更正したかに見えた大木だったが、秀人に逆恨みし竹内家に押し入り、秀人と正人の母・真弓(榎本由希)を殺害。その後大木は首を吊って死んでいるのが発見された。それは正人が11歳の時のことだったという。
一方金森は退職後、故郷の岩手に戻っていたが、出所者更正支援活動の講演のため上京。その後、東京近郊にある久瑠沢温泉へ泊まりにいったことが分かった。さらに殺害される直前、金森は以前逮捕し、2ヶ月前に出所したという橋本(青柳尊哉)に会いにいっていたらしい。金森殺害は、橋本の仕業なのか?
そんな中、桜は金森が宿泊した久瑠沢温泉の宿へ潜入捜査することになった。宿の仲居に話を聞くと、ちょうど金森が宿泊していた同時期に、22年ぶりに温泉に来た、という女性客がいたことがわかった。しかもその女性は、かかり古い宿泊ギフト券を使用していたという。その客の名は大木芳江(左時枝)、正人の両親を殺害した大木尚哉の母だった。金森と大木の母が偶然同じ宿に泊まっていたとは信じられない正人。大木の母が事件に関係しているとし、桜と一緒に芳江宅へ行き事情聴取した。正人は、金森が尚哉を追い詰めたから自殺した…だから芳江が復讐のために金森を殺害したのではないかと考えていた。しかし芳江は、ひたすら息子尚哉が犯した罪を、正人に謝るばかりだった…。

日を改めて、桜一人で芳江のもとへ行き、再び話を聞いた。芳江は息子がしでかしたことに心を痛め、何度も正人に謝罪に行こうとしたのだが、祖父江が取り次いでくれず謝罪ができぬままだったという。そして久瑠沢温泉へ行ったのも、荷物の整理をしている際、「母さんへ」という封筒に入った温泉ギフトを見つけたといい、更正した尚哉の気持ちがこもったギフト券を、使ってしまったと桜に語った。

正人が久瑠沢温泉で聞き取り調査をしているさなか、金森が立ち寄ったという蕎麦屋が見つかった。その蕎麦屋は正人の父・秀人がよく利用していた店だという。秀人は、逮捕した若者たちが出所し、更正したのちに「これで親孝行しなさい」と温泉ギフト券を渡していたそうだ。その中の1枚が尚哉がもらったもので、今回芳江が使用したギフト券だった。尚哉は決して秀人を恨んでなどいなかったのだ。

調べを進めると、出所した若者たちを更正のためと引き取っていた工場経営の祖父江がすべての黒幕だったことが判明。もともと手癖の悪かった若者たちに、無理矢理強盗などを強要させた。それを拒否した尚哉は秀人に相談し、秀人は祖父江を逮捕しようとした。ところが逆に、秀人は祖父江によって殺害されてしまったのだ。さらに、祖父江は金森に連絡し、尚哉が日頃から秀人を恨んでいたとウソを言い、正人の両親殺害を尚哉の仕業にみせかけた。そして、尚哉を自殺に見せかけて殺害した。全ての犯行は、祖父江の仕業だったのだ。
これにより、正人の両親、大木尚哉、金森幸生殺害の犯人が逮捕されることになった。


■第5話あらすじ
ある日、駒込中央署防犯係相談窓口に、ケンカの声がうるさいと苦情の通報が寄せられた。単なる家族ゲンカと思われたが、念のため桜(仲間由紀恵)と薫(木野花)が様子を見に行くと、老舗和菓子屋「市丸」が苦情の元だった。店を訪ねると女将の市原トミ(松原智恵子)が申し訳ないと対応するが、そこでトミの息子・誠司(斉藤陽一郎)とトミの義弟で番頭の浩二郎(三田村賢二)が大声で言い争いを始めた。ケンカの原因は、店の経営方針のこと。厳しい経営状態が続く中、ある企業から提携を求められていたのだが、それを受けるか否かでモメていたという。
そんな中、浩二郎が自宅でクビを吊って死んでいるのを発見された。警察は自殺の可能性が高いすとるが、桜が「市丸」に潜入捜査することに…。

TBS 11月17日(月)夜8時「SAKURA事件を聞く女」第5話放送。出演は仲間由紀恵、佐藤隆太、木野花、森岡豊、高島礼子、草笛光子ほか。番組オフィシャルTwitterアカウントは「@sakura2014_tbs」。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

TBS「SAKURA事件を聞く女」番組公式サイト

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