子どもが親を訴える!今度の依頼人は10歳?18日「女はそれを許さない」第5話あらすじと予告動画-TBS
先週放送の第4話では、弁護士を目指す夫を支える妻が切り出した離婚訴訟で、ついに法廷に立った麗(深田恭子)だったが、明日18日(火)放送の第5話では、10歳の少女が母親に損害賠償を求める、という異例裁判に挑む!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。(視聴率はビデオリサーチ、関東調べ)
●ドラマ「女はそれを許さない」の書き下ろし小説が、幻冬舎から発売されている。⇒女はそれを許さない (幻冬舎文庫)
前回は、司法試験を受け続ける夫を支え切れないから離婚したいという妻の悩み相談が持ち込まれた。夫は離婚を認めず、結局法廷に持ち込むことに。お金のない夫は、本人訴訟で裁判に臨む。一方、過去に失敗のために法廷に立てなくなった麗は、凜香の叱咤でどうにか法廷に。凜香の指示の通りにやれば楽勝の裁判だったが、麗は妻が今もなお、夫を愛していることを察しし、離婚を決心した本当の理由が、これまでの生活のために多額の借金を抱えている自分がそばにいることが夫のプレッシャーになると考えたためだと知った。
麗は、法廷でそのことを話し、夫の本当の気持ちを聞き出した。夫は、離婚を承諾。しっかり立ち直った後、改めて妻に、もう一度プロポーズをすると誓った。
依頼人の本当の気持ちを引き出した麗は、初めて弁護士として納得のいく形で裁判を終えた。
前回は、麗のトラウマも明かされた。初めての裁判で、DVを行っていた夫から妻と娘を守ろうとし、離婚は成立したものの、母親も娘に対して虐待をしていたことを後になって知ったのだ。信じた依頼人に裏切られ、小さな子どもを守ることも出来ず、法廷が怖くなった麗は、次の裁判でも同じことを繰り返してしまうのではとの恐怖から、次の裁判で法廷から逃げ出し、依頼者である健吾は有罪となった。そして、前回は健吾が出所し、まともに仕事にもつけず、麗は何とかしようと奮闘したが、健吾の怒りを解くことはできなかった。そんな中、不良仲間に殴られる健吾を助けたのが、バー「カタストロフ」のマスター蝶野だった。日ごろゲイを公言しているマスターが、迫力のアクションや力任せの“壁ドン”で健吾を改心させた。そしてそれを頼んだのが他でもない凜香だった。こうして、麗が法廷に立てなくなった原因の一つは無事解決した。残されたもう一つは第5話で…。
■第5あらすじ
麗(深田恭子)が初めて弁護を担当した裁判の依頼人の娘・知香(久家心)は、児童養護施設で暮らしていた。この裁判では父親、淳(増田修一朗)の知香に対する虐待が争点となり判決後、知香は母親の浩子(紺野まひる)に引き取られた。ところがその後、浩子も知香を虐待していたことが判明し、浩子が服役したことを施設のスタッフから聞き、麗は驚く。その浩子が最近出所して、知香との面会を希望しているという。知香は浩子と一緒に暮らすことを拒否し、母親相手に精神的苦痛による損害賠償を請求したいと麗に相談。10歳の少女の切実な言葉に麗は驚くが、凛香(寺島しのぶ)は母親の親権を停止させればよいと知香にアドバイス。10歳の少女が母親に損害賠償を求める、という異例の裁判が始まった。麗は二人の幸せをゼロベースで思考して、意外な要求をする。
深田恭子の表情も少し緊張がほぐれてきた本作。寺島しのぶの人間的な面が現れはじめ、凜香というキャラクターが魅力的になってきた。そして脇の名優たちの露出もドラマを面白くしている。前回は、みずから“ゲイ”を公言している蝶野が面白かった。
いよいよ、凛香が情報網を駆使して捜索している、セイント法律事務所を追われることになった経緯が、次第に明らかになってくるだけに、凛香とはかつて恋人同士だった敏腕弁護士・葛城役の加藤雅也や、同副所長の児玉役の竹中直人がクローズアップされていくはず。名優たちの演技に、ドラマにますますの勢いをつけてほしいものだ。
「女はそれを許さない」第5は、11月18日(火)夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
◇TBS火曜ドラマ「女はそれを許さない」番組公式サイト
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