矢崎滋と斉木しげるが憎めない中年幼馴染に!右京と享があぶりだした事件の真相は…「相棒13」第6話あらすじと予告動画
前回は一人の男の結婚詐欺に始まり、男がかつて弄んだ女性の嘘に踊らされた保険金詐欺を描いた「相棒13」だったが、今夜10日(水)は、下町に住む幼なじみの質屋の主(矢崎滋)と呉服屋の主(斉木しげる)が起こす大騒動を描き、右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)が、大騒動に絡んだ事件の意外な真相をあぶり出す!第8話「幸運の行方」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
■前回おさらい
前回は久々に甲斐享(寛貴)の恋人・悦子(真飛聖)も登場し、享の進退に及ぶ展開だった。
事件は、恋人の悦子から彼女の父が経営するレストランの中年女性が2年前に死に、20歳も年下の夫・田無に6000万円が渡ったという話を聞いた。ところがすでに女性は病死として処理されていた。享は、特命係ならこれを再捜査できると、独自行動を始めて田無に近づいた。享の思い入れの強さを危惧した杉下右京(水谷豊)は、捜査一課への協力を勧め、享主体で再捜査スタート。しかし、これが裏目に出た。追いつめられた田無は、享の目の前でビルから飛び降り自殺。捜査自体に落ち度はなかったものの、享は辞職を考えほどのショックを受けた。そんな享は、田無の墓前で知り合った彼の友人・美波を通して、行き場の無い若者たちに衣食住を提供しているビッグママ主宰の「はれぞら園」を知った。
一方、落ち込む享を心配する杉下右京(水谷豊)もまた独自捜査を進め、田無が世話になったという「はれぞら園」に行きついた。
捜査一課の伊丹たちの協力も受けて、ビッグママが「はれぞら園」で世話した若者を使って保険金殺人を繰り返していたことが分かった。ビッグママは、結婚していない中年と園で世話した若者を結婚させ、園で栽培しているアイリーンジャスミンが持つ有毒成分を少しずつ与えるように指示し、配偶者を死に至らせ、保険金を手にしていたのだった。
ビッグママの言いつけどおりにした田無だったが、妻となった中年女性の優しさに触れ、これを激しく後悔し、美波にビッグママから逃げ出したいときに警察に見せろと、事の顛末を記したメールを送っていた。
その後の捜査と、これが決め手となり、ビッグママは逮捕。彼女もまたかつて結婚詐欺に遭っていたことが分かった。
さらに、田無の死の真相も明らかになった。田無は、享に追い詰められて死んだのではなく、かつて自分が弄んだ女性の産んだわが子の手術費捻出のために保険金を残そうと自殺したのだった。だが、これにも真相があった。女性の娘は田無の子ではなかった。ところが、再会した田無が勘違いし、女性はそのまま嘘をついて田無から金を貢がせていた。嘘は雪だるま化し、ついに娘が小児難病を患っており、治療に大金が必要だと嘘を重ねたのだった。
■第8話「幸運の行方」
特命係の右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)がパトロールしていたとある街の商店街で事件に遭遇。
その商店街の質店の店主・久米(矢崎滋)は、ある夜、腐れ縁の幼馴染みの小池(斉木しげる)が、見知らぬ若い女性とラブホテルに入っていく姿を目撃。一部始終をスマホで録画。久米は、小池の妻と昔から顔見知りなこともあって、その動画を手に小池を問い詰めるが、売り言葉に買い言葉で、本意とは裏腹に“口止め料”を受け取ってしまう。そんな中、質店の常連客である若者・平(足立理)に、金庫から金品を奪われてしまう。その中には、小池の不倫現場を記録した動画のデーターも入っていた。警察沙汰に出来ない久米は、自分でそれを取り戻そうと、平のアパートに向かうが、そこには彼の他殺死体が横たわっていた。思わずその場を逃げ出してしまった久米は、一蓮托生とばかりに小池に偽のアリバイ証言を頼む。パトロール中に出会った久米の、慌てふためく様子が気になった右京は、周囲を探り始めるが…!?
今回は、どこか憎めない幼馴染みの中年男2人を矢崎滋と斉木しげるがどう魅せてくれるのか?二人の丁々発止のやりあいに注目したい。二人のオヤジの運命やいかに!?
その他のゲストは、根本りつ子、足立理。太田愛の脚本で、 近藤俊明が監督。
「相棒」第8話の放送は12月10日(水)夜9時からテレビ朝日で放送。予告動画は公式サイトで視聴できる。
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