「女はそれを許さない」寺島しのぶ弁護士復帰!第9話は安達祐実の依頼で深田×溝端が奮闘!あらすじと予告動画

2014年12月15日22時00分ドラマ

めでたく10回目の「ありがとう」を依頼者から言われた凛香(寺島しのぶ)だったが、凛香をセイント法律事務所から追い出したのが彼女の元部下工藤(吉沢悠)だと分かった前回…いよいよ残り2話となった第9話では、安達祐実をゲストに迎え、麗(深田恭子)と滝口(溝端淳平)が凛香の助けなしにトラックが子供をはねた事件を担当する!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

前回は、ゲイカップルの結婚式場に関するトラブルを通して、社会のマイノリティを描きながら、家族の愛を描いた。そしてその依頼者から10回目の「ありがとう」をもらった凜香だが、「依頼者のために」という凛香らしからぬセリフもこぼれた。第8話は、グレーと思われるような手段でも勝訴のためならためらいなくやってしまっていた凛香と、「そもそも…」から始まり「ゼロベース」でものを考えることが出来る麗がコンビを組んできたことで、互いの成長の跡がはっきりと見て取れた回でもあった。
だが、凛香は、元恋人のセイント法律事務所・葛城(加藤雅也)から、セイント追放を画策したのが、凛香の信頼していた元部下、工藤(吉沢悠)だったことを知らされた。工藤の元へ事実確認に向かった凛香は驚くべき事実を知った。
10年前に凛香が担当した大学病院の医療事故で、研修医が人身御供として処分されたのだ。彼女はそのせいで医師免許剥奪、バッシングに耐えられずに自ら命を絶ってしまっていた。その女性こそ工藤の恋人だったのだ。グレーな凜香といえども決して悪党ではない。凛香は、当時、研修医が納得が上で医療ミスを起こした看板医師の身代わりになると、病院側から聞かされていたのだった。

■豆知識
凛香が取り戻した弁護士バッジは、金色のひまわりの花弁の中央に銀色の天秤が彫られている。ひまわりは、正義に輝く象徴で、自由の羽ばたきを連想させる。天秤は、公正、平等を表しており、弁護士バッジは、正義、自由、公正、平等という弁護士のモットーを表している。
一方、裁判で闘う検察官は紅色の旭日に菊の白い花弁と金色の葉があしらってあり、裁判官は、三種の神器で ある八咫(やた)の鏡をかたちどり、中心に裁判所の「裁」の字を浮かした形。裁判官だけでなく、裁判所職員もつけている。
そして、滝口(溝端淳平)のような司法修習生は、「Jurist (法学者)」の「J」の筆記体大文字をかたどったバッジ。ラインが全て繋がるように描かれ、それぞれの囲みが検察官・裁判官・弁護士を表す赤・青・白の3色で塗り潰されている。

■第9話あらすじ
弁護士資格を取り戻した凛香(寺島しのぶ)はバッジを付け、忠守法律事務所から去っていく。しかし、セイントの後輩だった工藤(吉沢悠)が自分を裏切ったこと、その原因が自分がグレーな手法で勝ち取った裁判にあったことを知り、複雑な思いになる。
一方、麗(深田恭子)は泰輔(溝端淳平)と協力して、大型トラックが子どもをはね5人も死亡させた事件を担当することになった。この事故では運転手も死亡しており、子どもたちを失った遺族の野村涼子(安達祐実)、岡田哲平(三又又三)、小橋アキラ(川野直輝)たちは民事で運送会社を訴えたい、と麗たちに話す。運送会社の弁護はセイントが担当しており、麗たちは凛香の助けなしにセイントとの交渉に入る。そんな折り、忠守(上川隆也)が、事故を起した運転手を知っていると言い出すが…

最終回まであと2話。次回は凛香なしの麗&滝口の奮闘ぶりが描かれるようだが、凛香は10年前の落とし前をどうつけるのか?ドラマのエンディングが待ち遠しい。
「女はそれを許さない」第9は、12月15日(火)夜10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

●ドラマ「女はそれを許さない」の書き下ろし小説が、幻冬舎から発売されている。⇒女はそれを許さない (幻冬舎文庫)

TBS火曜ドラマ「女はそれを許さない」番組公式サイト

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