2015年の顔、杉咲花ドラマ初主演!21世紀新人シナリオ大賞大賞受賞作「化石の微笑み」あらすじと予告動画
テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞大賞受賞作・吉田光洋「化石の微笑み」を杉咲花主演でドラマ化!認知症の祖母の世話をする高校生彩美(杉咲)と人と触れあうのが苦手な同級生・和哉(小関)が互いに困難を乗り越えて成長を遂げながら小さな恋を実らせる物語…29日(日)夜11時40分から放送、予告動画は番組公式サイトで公開。
「日経トレンディ」主宰のネクストブレイク“2015年の顔”に選ばれた杉咲花17歳。ぐっさんこと山口智充と味の素Cook DoのCMで美味しそうに、豪快に食べる元気な女の子で注目を浴びるようになった。ここ数年、ドラマや映画への出演も目立ってきている注目株。3月に放送終了した「学校のカイダン」(日本テレビ)では主人公で生徒会長のツバメ(広瀬すず)と敵対するプラチナ8の1人、香田美森役を熱演。本当はクラスのみんなと仲良くなりたかったのに、プラチナという立場からそれができずにいたが、ツバメのおかげでみんなと仲良くなれた女の子を演じた。
映画では今年1月公開された『繕い裁つ人』、6月6日公開予定『トイレのピエタ』、6月20日公開予定『愛を積むひと』にも出演。2015年はまさに、杉咲花という蕾が開花する年となるだろう。
3月29日放送される「化石の微笑み」は、杉咲花初のドラマ主演作となる。草笛光子、草村礼子、堀内敬子らベテラン勢を相手に引けを取らないフレッシュな演技を披露している。
⇒6月6日公開『トイレのピエタ』公式サイト
⇒6月20日公開『愛を積むひと』公式サイト
杉咲花演じる彩美に恋する男子・和哉を演じる小関裕太は、昨年10月クールで放送された宮藤官九郎脚本「ごめんね青春!」で性同一障害の男子生徒を熱演。長身&イケメンにもかかわらず、女子の制服を着てオネエ言葉で女子たちとキャーキャー騒いでいる村井守が好評だった。
「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」は、テレビ朝日が自社のテレビドラマで活躍する脚本家を発掘、育成するために2001年に設立。過去の受賞者の中には、現在放送中「デート 恋とはどんなものかしら」(フジテレビ)や『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズを手がけている古沢良太(第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞大賞受賞でデビュー)、現在放送中NHK朝ドラ「マッサン」で脚本協力、高畑勲監督『かぐや姫の物語』で高畑監督と脚本を共同執筆した坂口理子(第6回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞優秀賞受賞)など、実力、人気脚本家を排出している賞である。
今回大賞を受賞した吉田光洋は応募総数1495編の中から選ばれた。今後、吉田脚本による名作ドラマ、人気ドラマが数多く生まれてくることを願いたい。
ちなみに大賞賞金、なんと800万円だそうだ!
◇テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞公式サイト
■あらすじ
認知症の祖母・幸子(草笛光子)の世話をする高校生の中村彩美(杉咲花)。最近の幸子は自宅から抜け出し、徘徊することも多くなった。一方、彩美のクラスメイト・宮原和哉(小関裕太)はかつて、潔癖症が原因でひどいイジメを受けた過去を持つが、今は大抵のものに触れるようになったのだが、人と肌を接触させることだけが、いまだ苦手だった。そんな和哉は密かに彩美に思いを寄せるのだが…。
ある日の放課後、和哉が神社の林で無心に穴を掘っている幸子を見掛ける。和哉のことを亡き夫・忠夫と思い込んだ幸子は和哉の手を握る。突然のことで狼狽する和哉だったが、不思議と嫌悪感はなく、幸子に手を握られても大丈夫だった。そこへ、幸子を探しに来た彩美がやって来て、久しぶりに笑顔を見せた幸子を見て、彩美も喜んだ。彩美は和哉にまた祖母に会ってほしいと頼む。
しかしなぜ、幸子は穴を掘っていたのか…。幸子の妹・鏡子(草村礼子)に話しを聞くと、戦時中、金属類回収令から母の形見のペンダントを、神社の林に埋めたことがあったというのだが…。
第13回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞大賞受賞作「化石の微笑み」3月29日(日)夜11時40分より放送。応募総数1495編の中から選ばれた吉田光洋の脚本をドラマ化。出演は杉咲花、小関裕太、山田裕貴、草村礼子、堀内敬子、草笛光子ほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
◇テレビ朝日3月29日(日)「化石の微笑み」番組公式サイト