キヨ（北大路欣也）、シゲ（泉谷しげる）、ノリ（志賀廣太郎）3人の「知床旅情」合唱で始まった「三匹のおっさん2～正義の味方、ふたたび‼」最終回（12日）は、子供の頃に「水鉄砲のノリ」で名を馳せたノリの「則夫カプサイシンアタック」や、キヨが赤いライトを二刀流で振り回したり、そして、拗ねては見せたが2人の親友の心中を察してここぞという時にシゲが2人のピンチを救ったり…久々の同窓会を軸に、おっさんたちの友情と勇気をたっぷり見せてくれた！見逃した方のために最終回の詳しいあらすじをご紹介、TVTOKYOオフィシャルチャンネルで最終回の予告動画が公開されている。

また、DVD-BOXの発売も9月2日(水)と決まった⇒金曜8時のドラマ 三匹のおっさん2～正義の味方、ふたたび!!～ DVD-BOX

有川浩の小説をドラマ化した「三匹のおっさん」シリーズ。第1弾の最終回は12.6%と高視聴率をたたき出した本作。第2弾の「三匹のおっさん2～正義の味方、ふたたび‼」も、好調な滑り出しの11.0％に始まり、8.0％、9.5％、7.2％、10.5％、6.6％、7.5％と続き、最終回は第1弾には及ばなかったものの8.8％で視聴者の感動を誘った。（視聴率はすべてビデオリサーチ、関東調べ）
番組サイトやツイッター、Facebookには今も番組を絶賛する感想やシリーズ3放送を待ちわびる声が続々と届いている。

最終回は、町内の落書きをきっかけに、三匹のおっさんたちが次の4つのトラブルを解決した。最終回は3人だけでなく50年来の友人たちも大活躍した。
①優等生だった現役弁護士・マサの妻美代へのモラハラ問題。
②マサが出馬した区長選挙の闇。
③タケ（でんでん）の新製品データーの盗難。
④町内の落書き犯

■最終回あらすじ
夜回り中のキヨ、シゲ、ノリはもうすぐ開かれる同窓会の話題で盛り上がるが、ひどい落書きがされた区長選のポスターを発見。ポスターの中にマサこと同窓生・高橋雅夫（前田吟）のものがあることにも気付いた。
ポスターだけでなく町のあちらこちらで落書きされていることを知った3人は落書き犯逮捕を決意。

同窓会当日、3人はタケこと竹田武（でんでん）と再会。息子の嫁を亡くしたタケを心配する3人だったが、タケの明るい様子にひと安心。そこへ、区長戦に出馬したマサが妻の美代（音無美紀子）と共にやってきた。テレビのコメンテーターとして活躍する現役弁護士のマサは同級生の中の出世頭。芳江は親友だった美代との再会を喜ぶが、美代が元気のないことを心配した。キヨもまたタケが時おり暗い顔をしていることが気がかりだった。

同窓会から帰ったマサはキヨの悪口を言い勝ち誇った態度。長年マサから言葉の暴力を受け＝モラハラを受けていた美代は、そんな夫に愛想をつかし「別れたい」と離婚を口にしたが、選挙期間を口実にマサはこれを聞き入れず、花瓶を投げつけまたしても言葉の暴力。たまりかねた美代は芳江に相談し、家を出た。
後日、美代から事情を聞いた芳江は、内緒にするという約束で夫にも相談できず、一人でマサを呼び出して説教。ところがマサが逆ギレし、もみ合いに。そんな二人を偶然健児が見かけ、浮気と勘違いしてしまった。

タケもまた悩みを抱えていた。息子が、妻を亡くして以来引きこもり状態で、生活はシルバー雇用で再就職したタケの肩にかかっていた。だが会社は区からの助成金目当てでタケを雇っているだけで、まともな仕事を与えず使いッ走りや酷い扱いをしていた。心配して訪ねてくれたキヨに打ち明けたが、タケはみんなには黙っていてほしいと頼んだ
。
そんなある日、タケは社長の唐沢から、ノリの工場、有村電業から新製品のデーターを盗み出すように指示された。ノリの開発が認められ区から助成金が出ることになったのだが、特許申請をしていないことをいいことに横取りしようとしたのだ。タケは即座に断ったが、唐沢はクビをにおわせ強要。悩んだタケは有村電業を訪ねて製品データーを写真に撮って盗み出してしまった。
偶然帰ってきた早苗（三根梓）が現場を目撃。ノリはキヨとともに唐沢の元に乗り込んで無事データーを取り返し、タケを赦した。たが、血気盛んなシゲが知ると大騒ぎになると内緒にした。ところが二人が何か隠しごとをしていると感じ取ったシゲはご機嫌ななめ。一人で夜回りへ。そして落書き犯を見つけたシゲは単身アジトに乗り込んだ。さすがの柔道の猛者も多勢に無勢。結局、落書き犯たちに大けがを負わされてしまった。
シゲのケガを知ったキヨとノリは、シゲの敵討ちにアジトへ乗り込みみごと成敗したが、気を許したキヨに落書き犯が不意打ちしようとしたが、2人の行動を察したシゲが負傷をおして加勢に来てくれ助かった。シゲに謝罪して3人は仲直り。

そんな中、タケが唐沢と現職区長の橘花代（朝加真由美）とつるんでいるという情報を掴んだ。ノリの新製品情報も橘から。そして橘は、選挙戦で追い上げてきたマサ潰しも唐沢に命じていた。唐沢は、芳江とマサが喫茶店でもめあっていた写真を盗撮しており、これを不倫だとチラシに載せてばら撒いたのだった。
善戦していたマサの人気は急落。手伝いのスタッフもみんな手を引いてしまった。すべては美代のせいだと憤るマサ。清田家もまたチラシで大騒ぎ。だが、キヨだけは芳江を信じていた。芳江はそんな夫に全てを話して、美代を助けてほしいと頼んだ。

キヨは揉めるマサ夫婦の前に現れ、マサを剣道に誘った。久々に竹刀を交えて汗をかいた二人。キヨはマサを責めることなく彼の出世を褒めたたえた。そしてこれからは助け合っていこうと。実は、優等生だったマサは幼いころからひそかにキヨに強いコンプレックスを抱いていたのだった。

翌日、マサは一人街頭に立った。「自分は同級生へのコンプレックスに加え、自分のせいで子宝に恵まれなかった辛さを、妻に暴言を吐くことで晴らしていた」と素直に打ち明けた。道に座り込み出馬を取り消そうとしたマサ。ブックスいわきの店主・始（阿部丈二）が、素直に自分の非を認めたマサに拍手を贈り、最後まで応援しようと集まった人たちと最後まで応援するとエールを贈った。

いよいよ選挙当日。僅差で橘が再選となった。
一方、区長の不正の証拠となる裏帳簿を持ち出そうとしたタケは唐沢に見つかり、拉致され暴行を加えられた。だが、そこにまたもやキヨ、シゲ、ノリの3人が駆けつけタケも協力して4人で唐沢達をみごと成敗！
その後、橘は区長選での公職選挙法の買収容疑で逮捕され、唐沢もまた選挙妨害の容疑で逮捕され。マサオは繰り上げ当選となった。
選挙事務所で感謝のスピーチをするマサは、当選は妻・美代のおかげと言い、そこに芳江に伴われて美代が現れた。マサはこれまでの美代への感謝の言葉を口にし、最初にしたいことは美代を幸せにすること。帰ってきてほしいと妻に呼びかけ、美代はこれに涙で応えた。

タケの勇気は息子の正一にも通じたようだった。タケが息子・正一たちを伴って現れた。そんな正一にノリは自分もまたひとり娘が幼い頃に妻を亡くしたことを話し、元気づけてやった。

マサオが区長になって街に活気が戻ってきた。そして祐希（大野拓朗）と早苗（三根梓）も初めてのキスをし、三匹のおっさんはまたご町内の平和を守るために夜回りをした。

■キャスト
清田清一（キヨ）役：北大路欣也
立花重雄（シゲ）役：泉谷しげる
有村則夫（ノリ）役：志賀廣太郎
清田祐希役：大野拓朗
有村早苗役：三根梓
清田貴子役：西田尚美
清田健児役：甲本雅裕
立花登美子役：藤田弓子
清田芳江役：中田喜子

■第7話ゲスト
光本役：ダンカン
植松役：清水章吾
笹谷役：つまみ枝豆

■原作・脚本・監督
原作：有川浩
脚本：赤澤ムック、清水しおり
監督：大内隆弘

◇YouTube「TVTOKYO」三匹のおっさん2最終回予告動画
◇テレ東「三匹のおっさん2～正義の味方、ふたたび‼～」番組公式サイト

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