NHKBS29日、現代版マイ・フェア・レディ!ジュリア・ロバーツ出世作『プリティー・ウーマン』あらすじと予告動画

2015年06月28日18時00分映画

現代版マイ・フェア・レディ…というにはちょっと古いが1990年公開、ジュリア・ロバーツの出世作となった『プリティー・ウーマン』が29日(月)NHKBSプレミアムシネマにて夜9時より放送!ロイ・オービソンの主題歌『オー・プリティー・ウーマン』は空前のリバイバルヒット!予告動画はYouTubeにて視聴できる。

20世紀を代表するロック・シンガーのロイ・オービソン(1988年没)が歌う主題歌「オー・プリティー・ウーマン」は1964年に発売されたのだが、この映画に起用されたことで空前のリバイバルヒットとなった。残念ながら映画か公開された時にはすでに、ロイ・オービソンはこの世を去っていたのだが、2004年に発表された雑誌「ローリング・ストーンズ」が選んだ「オールタイム・グレイテス・ヒット・ソング500」では、222位にランクインとなった。今でもこの曲のイントロを聞くと、ジュリア・ロバーツを思い出す方も多いのではないだろうか。

ジュリア・ロバーツの大きな口で笑う笑顔が印象的な『プリティー・ウーマン』。一人のコールガールがある実業家と出会って、徐々にエレガントな女性へに変わり、晴れて彼のステディーになる…という『マイ・フェア・レディ』をベースにした物語。
1988年デビューしたジュリア・ロバーツは翌年出演した『マグノリアの花たち』でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞(アカデミー賞にもノミネート)で注目され、1990年公開『プリティー・ウーマン』が大ヒット。この作品で一躍大スターとなる。ちなみにジュリア・ロバーツが念願のオスカーを手にするのは『エリン・ブロコビッチ』(2001)。

女の子なら誰もが一度は「白馬に乗った王子様が迎えに来てくれる…」的な夢を持つが、『プリティー・ウーマン』はそんな乙女の夢を叶えてくれる映画。男性が見るよりは女性が見るほうがトキメキが大きいかも(視聴後、男性にはそれなりの財力を求められる可能性があるのでご注意あれ)。コールガールというちょっとダーティーな仕事をしているビビアン(ジュリア・ロバーツ)だが、屈託のない笑顔でエドワード(リチャード・ギア)の冷めたハートを暖め、エドワードも徐々にビビアンに惹かれていく…という夢物語だが、見終わったあと(ハッピーエンド)の満足感は最高! 25年前の映画だが、乙女のハートをキュンキュンさせる物語は「普遍」ということを再認識させられる映画である。

■あらすじ
「ウォール街の狼」と異名を持つ実業家・エドワード(リチャード・ギア)は、出張先のロサンゼルスで退屈なパーティーを抜け出し、友人の車でホテルに帰ろうとするのだが、慣れないマニュアル車に手こずり、車を路肩に止めて途方にくれた。そこへ現れたのがコールガールのビビアン(ジュリア・ロバーツ)。エドワードはビビアンにホテルまでの運転を頼み、ロス滞在中の6日間、一晩300ドルで話し相手になってほしいと依頼。ビビアンにとって夢のような6日間がはじまったのだが…。

【プリティー・ウーマン】(1990)
監督:ゲイリー・マーシャル
脚本:J・F・トートン
出演:リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ、ローラ・サン・ジャコモ、ラルフ・ベラミーほか
原題:Pretty Woman
備考:英語/字幕スーパー/カラー/れたーぼっくす・サイズ
『プリティー・ウーマン』DVD&Blu-rayはブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテインメント、ウォルト・ディズニージャパン株式会社より絶賛発売中。

NHK BSプレミアムシネマ6月29日(月)夜9時より放送『プリティー・ウーマン』。ジュリア・ロバーツの出世作。共演はリチャード・ギア、ローラ・サン・ジャコモ、ラルフ・ベラミーほか。予告動画はYouTubeにて視聴できる。

NHK BSプレミアムシネマ番組公式サイト
『プリティー・ウーマン』予告動画(YouTube)