「奇皇后」第49話ネタバレあらすじと第50話予告:ヤン皇后誕生!マハ出自の秘密を知ったタファンは…

2016年09月02日09時25分ドラマ
(C)Lee Kim Production/MBC

いよいよ残り2話となった所で、亡きマハがヤン(ハ・ジウォン)とワン・ユ(チュ・ジンモ)の間に生まれた子供だと知ってしまったタファン(チ・チャンウク)!それでもなおヤンだけを守ろうとするタファンの深すぎる愛…いったいタファンは何をしようというのか?今回は、ドラマ初回に登場した皇后即位式の場面も登場するのでお楽しみに!「奇皇后」第49話詳しいあらすじと第50話の見どころを紹介、MBC「奇皇后」サイトで関連動画が公開中だ。
※NHKにて2014年に放送した際に紹介した記事です。



kandoratop 【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】

■キャスト ⇒相関図(NHKへ)
キ・ヤン/スンニャン役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
タナシルリ役:ペク・ジニ
皇太后役:キム・ソヒョン
ヨンチョル役:チョン・グクファン
タンギセ役:キム・ジョンヒョン

■第49話「真の味方」ネタバレあらすじ
タファンはヤンにペガンを殺した罪を悔い、席藁待罪(ソッコテジェ)で許しを求めるよう命じた。白装束のヤンの前に現れたタルタルは、ペガンを殺害したのは自分だといい、ぺガンの執務室から見つけた、漢族の張氏・王氏・李氏・劉氏・趙氏を虐殺する計画が書かれていた書を差し出した。これが叔父を自らの手で殺めた理由だった。だが、ヤンはタルタルは元に必要な人間。この件に関与しないでくださいと頼んだ。
席藁待罪を始めろというタファンにヤンは過ちなど犯していないと拒否。タファンはヤンに宮殿を出て寺に行き、罪を認めるまで戻ってくるなと涙をためて命じた。
ヤンもペガンも失ったタファンは、派閥に分かれていた臣下たちを集め、自分への忠誠を示すためにひれ伏しろと命じた。次々と臣下たちがひれ伏す中、タルタルは「今の陛下には心から忠誠はできない」と膝を折らない。タファンは、タルタルではなく容易にひれ伏した臣下たちに「渡り鳥のようだ」と剣を振り上げ、タファンを諌めようとする皇太后にも暴言を吐いた。
ヤンの不在を好機とばかりに、皇太后はアユ皇太子を廃位し新たな皇太子を擁しようと考え、コルタはタファンを操ろうと動きだした。
その頃感業寺でヤンは、タファンの身を案じひたすらタファンのために祈っていた。

タルタルは、ヤンに止められたペガンの5姓を抹消しようとする計画書と、ペガンとメバク商団との取引帳簿を見せた。そして、今この国の商いをメバクが牛耳っていること、飢えに苦しんでいる民の現状を告げた。対策をタルタルに任せようとするタファンに、タルタルは官職を退き下野する決心を告げた。タルタルまで去ることを憂うタファンに、「ヤンは一心にタファンを案じている。ヤンだけが真の忠臣。ヤンを傍に置くように」と最後に伝えた。
ヤンを連れ戻されては大変と、コルタはヤンを中傷するような話をタファンに吹き込んだ。

一方、ワン・ユは着々と計画を進めていた。メバクの頭にふん装したワン・ユにより、各行首たちは穀物を放出し、穀物を貯めこんでいた官僚たちが、価格暴落の前に売り払おうとしてついに価格は3分の1まで落ちていた。5分の1まで待つつもりだったが、ヤンのために計画を早めようと考えたワン・ユは、ここで偽交鈔を使って一気に穀物を買占めさせた。メバクの頭は、自分が命じていない穀物の放出で穀物価格が下落したことを激怒。だが、ヨム・ビョンスたちが半月前に頭自らが命じたはずだと説明。すぐに穀物を買い戻すように指示するが、ヨム・ビョンスたちが市場に着いたときにはすでに穀物は消えていた。買い入れたのは市場から追い出され、顔に焼き印を入れられた異民族の商団だと判明。陰でこれを見ていたタルタルは、ワン・ユが大都にいてこれらを目論んでいると感づいた。
その頃コルタもまた、何者かが自分になりすましていると感づき、犯人を捕まえると息巻いた。

孤独なタファンは、ただただヤンを思い出し感業寺へ赴いた。寺では、ヤンは自分を恨みに思うどころか「タファンが聖君になるように、タファンが健やかになるように」と竹篦(シッペ)に打たれながら祈っていた。

祈祷が終わって部屋に戻ったヤン。タファンがそっと部屋に入り、ヤンの肩に薬を塗ってやった。ホンダンが手当てしてくれていると思っていたヤンは、それがタファンだと知って驚く。ヤンをそっと抱きしめたタファンは、もう宮殿に戻ろうとヤンを連れ帰った。

一方、ほとんどの穀物を買い占めたワン・ユは、国中に偽の交鈔をばら撒き、すぐにそれを噂にするように命じた。そこにタルタルが会いたいという知らせが入った。

その頃、ヤンはタファンにこれまで自分が持っていた財政資料や軍掌握のための必要資料のすべてをタファンに引き渡した。さらにメバクについての調査資料も渡し、彼らが隠し持つ莫大な財産に課税すれば、国庫が潤うと言い添えた。ペガンが消えたことで、アユ皇太子と自分を護る必要のなくなった自分に、権力は不要。今後はタファンが権力を持つべき。今後はあくまでもタファンの補佐とアユの教育に徹するとヤンは告げた。やっとヤンの本心に気づいたタファンは、ヤンに謝罪し、ヤンは許す代わりに「酒を控えて、健やかに長生きしてください。それともう一つ…」と願った。これを傍で聞いていたコルタは、ヤンをこの手で始末しなければならないと考えた。そんなコルタに、偽の交鈔が出回り交鈔の価値が暴落しているという知らせが入った。コルタはすべてが偽の頭の仕業だと、すぐに正体を調べるよう命じた。

ヤンは、3度の迎えにも応じないタルタルを自ら訪ね、丞相の要職についてほしいと頼んだ。タルタルは市中に偽交鈔が出ていることをヤンに知らせ、ヤンは今の交鈔をなくし銀貨を使うように進言した。貴族たちの反感を心配するタファンに、「皇帝の権威は民心の後ろだてにある」と言い、民のための政策を勧めた。
さっそく、丞相となったタルタルから交鈔を排して銀貨を使う貨幣改革が発表された。出所の確かな交鈔は銀貨に交換。こうすることで闇資金がなくなり民の暮らしを守ることができる。
タルタルの発表の後、タファンはヤンを皇后として迎えることを発表し、ヤンは元の国母になることを謹んで受け入れた。

メバクに大きなダメージを与えたワン・ユは、すべての穀物を宮殿に送った。送り主からの書簡には、名前を明かさずこの穀物で民を救ってくれと認めてあった。ヤンは、救済米の贈り主をタルタルに聞くが、いずれ分かるとタルタルは明かさなかった。

コルタはついにヨム・ビョンスに顔を晒し、メバクを揺るがすものを殺害するように命じた。
一方、タンギセがメバクの頭に宛てた手紙を奪ったスリはこれをワン・ユに見せ、タンギセがタファンとヤン殺害を目論んでいることを知り、タンギセに会うことに。その頃タンギセはソ尚宮から、亡きマハがヤンとワン・ユとの間に生まれた子供だったことを聞いた。貨幣改革で大打撃を受けたことに言及したタンギセは、新たな皇帝を擁立することを提案。国が混乱すれば民心は皇帝から離れるといい、操り人形にぴったりの放蕩者パルラチョブの擁立を進言した。そして頭には皇太后とパルラチョブの抱き込みを頼み、自分はヤンとタファン、アユを殺害すると。策はあるのか?と問う偽頭に、皇帝を護衛する親衛隊員はタンギセの手のものだと明かした。

民に穀物を分け与える様子を眺めるタファンとヤン。ヤンは、「世の中で最も安全な庫が民だ」と言い、「民に施した財は、大きな福になって戻って来る」と、その訳をタファンに教えた。そんなタファンを称え、民は「皇帝陛下万歳」を唱えた。

その帰り道。二人をタンギセが待ち構えていた。親衛隊はタンギセの手の者。ピンチのタファンたちを救ったのは、覆面をしたワン・ユたちだった…。

■第50話「永の別れ」(赤字はドラマのみどころ)
タンギセは近づいたタファンに「マハはヤンとワン・ユの子供。お前は一生ヤンの抜け殻と暮らすのだ」と教え、あざ笑う。衝撃を受けたタファンだが、自分が秘密を知ったことをヤンに言おうとするタンギセを斬り、口を封じる。ヤンはタルタルに会い、タルタルがワン・ユを助けていたことを聞く。
ヤンの皇后冊封の式の前日。タファンはワン・ユに高麗王への復位を認める。このときタファンは人知れずある非情な決断をしていた。ヤンはワン・ユにタファンの詔書を渡し、帰国するワン・ユに最後のお願いをする。
ワン・ユは高麗に帰り、即位式を終えたヤンはタファンともっとも嬉しい夜を迎えるが…。
ソ尚宮にマハの出自の秘密を聞いたタファンはどんな決心をしたのか?ヤンを愛しすぎたタファンの狂気が悲しすぎる。そんなタファンが飲む薬はコルタが用意したもの。コルタはいったい薬に何を混ぜているのか?
今回、マハがわが子だと知って初めてワン・ユはヤンと会う。その機会を作ったのはタファン。ヤンはワン・ユに一つの願いを話す。果たしてその願いとは?そして、ここでヤンがワン・ユの復位に手を貸した理由も明かされるのお聴き逃しなく。それにしてもヤンの心に合せた衣装が実に美しい。今回は、皇后即位式もあるの。ドラマ第1話に出てきたシーンだ。幸せなひと時の後、タファンはいったい何をしようというのか!


韓国MBC「奇皇后」番組公式サイト

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