ヤンジの想い…荒山の大勝利!骨太の正統派時代劇「チョン・ドジョン(鄭道傳)」第11‐15話あらすじと予告動画!

2015年09月04日15時32分ドラマ
(C)KBS

「朝鮮王朝実録」でも紹介されている「荒山の大勝利」でチョン・ドジョン(チョ・ジェヒョン)が大勝利を収め、いよいよドジョンが頭角を現していく!また、そんなドジョンを慕うヤンジ(カン・イェソル)の身に…韓国史劇には欠かせない5大スターがいぶし銀の演技で魅せる本格時代劇「チョン・ドジョン(鄭道傳)」、BSジャパンで放送の9月7日(月)からの第11話~15話あらすじを紹介、作品公式サイトで公開している。赤字はドラマ視聴に役立つ豆知識や見どころなど。

※本作は高麗末期から始まる。NHKで9月から再放送する「奇皇后」「シンイ-信義-」に続く時代だ。また、「龍の涙」「大風水」と同じ時代背景。これらのドラマを視聴されていない方は、それぞれのタイトルをクリックして「2倍楽しむ」または「各話のあらすじ」で詳しいあらすじ紹介をしているので参考にどうぞ。
また、ドラマ視聴に役立つ年表も用意しているので参考にどうぞ。
ドラマの南北国(渤海・統一新羅)~高麗時代
高麗王朝系図
その他の時代の年表⇒韓流コーナー[年表・系図]

■キャスト相関図(BSジャパンへ)
チョン・ドジョン役: チョ・ジェヒョン
「階伯〔ケベク〕」「ニューハート」
 子役:カン・イソク
イ・ソンゲ役:ユ・ドングン
「家族なのにどうして?」「九家の書~千年に一度の恋~」
イ・イニム役:パク・ヨンギュ
「星から来たあなた」「百年の遺産-ククスがむすぶ愛-」
チェ・ヨン役:ソ・インソク
「大王の夢」「百済の王クンチョゴワン(近肖古王)」
チェ・ヨン役:イム・ホ
「広開土太王」「大祚榮(テジョヨン)」

■第11話
チョン・モンジュは、チョン・ドジョンに流罪が終わったことを告げ、ドジョンをイ・ソンゲに会わせようとする。倭寇と戦いを控えたソンゲは、敵が攻撃に出るまで待つ作戦をとる。それを不審に思ったイ・イニムは、急いで攻撃しないと兵糧の供給を停止すると告げる。仕方なくイ・ソンゲは兵を率いて倭寇と全面対決に挑み、大勝利を収める。この戦いでイ・ソンゲの名が知れ渡ることになる。
一方、チョン・ドジョンは兵士に脱走したと勘違いされあやうく処刑されそうになる。
ここで紹介するイ・ソンゲの大勝利は、後に「荒山大捷(荒山の大勝利)」(1380年)として歴史に残る。この戦の倭寇の首領は阿只抜都(あきばつ)という少年との一説があるが詳細は不明。チェ・ムソンが火薬と火筒を応用した砲を登場させたのがこの時。(朝鮮王朝実録より)
ちなみにイ・ソンゲはこの後、戦に勝つ度に地位が上がっていき、1388年には首相格の門下侍中の次、守門下侍中にまで上り詰める。


■第12話
飢饉に襲われた高麗。チェ・ヨンやイ・ソンゲは、民に米を配ろうと提案するがイ・イニムに却下される。ソンゲが士大夫と手を組むことを恐れたイニムは、ソンゲを陥れようとする。放免されたチョン・ドジョンは、田舎に学堂を建てて、子どもたちに勉強を教えていたのだが、イニムはその学堂を破壊させ、チョン・ドジョンが自分たちの同志になるのにふさわしいかどうか試す。イムニの仕業だと察したチョン・ドジョンはイムニに会いに行くが…。
訪ねてきたチョン・ドジョンにイムニは何を話すのか?そして、ソンゲの大胆な提案を前にし、イムニたちはどんな反応を見せるのか?また、今回ヤンジと再会するチョン・ドジョン。果たしてどんな態度に出るのか?

■第13話
イ・ソンゲは朝廷からイ・イニムを追い出すために、イニムを明に使者として送ることを考えるが…。
一方、チョン・ドジョンは、倭寇の手先になっていたチョンボクと再会する。だが、変わり果てたチョンボクを見て、ドジョンは怒りをあらわにする。ヤンジの元へ連れて行こうとするが、途中でイ・バンウォン(イ・ソンゲの五男)の弓で命を落としてしまう。悲しみに暮れるヤンジ。そんなヤンジがチョン・ドジョンを慕っているのに気付いたドジョンの妻・チェ氏は、ヤンジを第二夫人に迎えてはどうかとドジョンに話すのだが…。
「階伯〔ケべク〕」では百済の第31代、最後の王・義慈王を演じたチョ・ジェヒョン。筆者としては今一つしっくりこなかったが、本作のチョン・ドジョン役はまさにハマり役。年若いヤンジが心惹かれるのもうなずける。

■第14話
布教活動の最中に、イ・ソンゲを弥勒だとたたえて、王に推戴しようとしたという疑いをかけられた住職とヤンジは、牢屋に入れられてしまう。イ・イニムの思惑どおり、罠にはまったソンゲを救うため、チョン・モンジュはあることを提案する。
一方、チョン・ドジョンは、ヤンジたちが捕らえられた事を知り二人を救い出すために、イニムの前に跪き、必死に訴えるが、願いはかなわずヤンジたちは承継されてしまう。
ヤンジ役を好演したカン・イェソルは今回が最後。「ロマンスが必要2」「輝いてスングム」ではまったく違うヒロインを魅力的に演じている。

■第15話
ウ王9年(1383年)、チョン・ドジョンは大業の土台を築くため、全国を歩き回っていた。ウ王が酒食に溺れて政治を怠っている間に、イ・イニムは勢力を拡大していく。その結果、民たちの暮らしはますます苦しくなっていた。民の状況を危惧したチェ・ヨンは人々のために食事を提供することを会議で提案し、イニムもこれには賛成。
一方、ドジョンはイ・ソンゲとチェ・ヨンのどちらかを新しい国の王にするため、彼らに接近する。
チョン・ドジョンの目指す政事とチェ・ヨンのそれは何が違うのか?そして、いよいよチョン・ドジョンとイ・ソンゲがつながる。二人がどんな形で手を組むことになるのか?今後の展開が楽しみだ。

BSジャパン「チョン・ドジョン(鄭道傳)」番組公式サイト
 2015.8.24スタート 月~金12:57-14:00
「チョン・ドジョン(鄭道傳)」作品公式サイト

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