九十九島パールシーリゾート、九十九島をアピールする「99本のCM」すべてが完成し公開

させぼパール・シーは、「九十九島パールシーリゾート」と「九十九島動植物園森きらら」を運営してしるが、今年5月から九十九島にちなみ「99本のCM」制作に取り組み、このほど、99本すべてのCMが完成し、特設サイトで公開した。
九十九島は、五島列島や平戸諸島とともに西海国立公園に指定されており、映画「ラストサムライ」のオープニングシーンに使われるなど、世界にも類を見ない独特の景観で人々を楽しませている。
九十九島パールシーリゾートは、九十九島の景色や生きものの素晴らしさを伝える施設で、「九十九島遊覧船」が島々の美しさを、「九十九島水族館海きらら」が海の生きものたちを魅力いっぱいに伝えている。
今年4月からは、同リゾートからクルマで5分の距離にある九十九島動植物園森きららも仲間に加わっている。
しかしながら、九十九島は、テレビや新聞、ラジオ、各種メディアで宣伝活動をしてはいるものの、あまり知られていない。
そこで、西海国立公園指定60周年という記念すべき年に、99本のCMを作り始めた。
第1弾の1章から5章の59本は、7月下旬に公開。職員が九十九島に問いかけたり、おおよそ99匹のクラゲによるアイドルユニット「クラゲ99」を発足し、そのデビュー曲を飼育係が歌ったり、動植物園の園長が動物の気持ちになりきるうちにサルになってしまったりした。
このスタッフ、生きもの総出で作った第1弾は、「寸劇にジワル」、「オモシロイ」など、ジワジワとクチコミで広がり反響を呼んでいる。
今回公開するCMは40本。前半に続き、見る人が楽しみながら九十九島の魅力を感じられるよう、スタッフが必死に演技している。
九十九島をなんとか知ってもらおうとテレビ局に乗り込み、なぜか警備員に売り込む社長や役員に、母国を離れ水族館や遊覧船で働く中国人と韓国人スタッフたち。
九十九島を知ってもらいたい必死の思いは行政をも動かし、佐世保市のトップである朝長則男市長もひと肌脱いでノリノリで3本のCMに出演。イルカに大量の水をかけられながらの熱演は、99CMの中でも主演男優賞もので、九十九島のような懐の深さを感じるCMとなった。
◇九十九島パールシーリゾート特設サイト