キム・スヒョン王になる…テレ東「太陽を抱く月」第6-10話あらすじ:消された過去~心揺さぶる文
いよいよキム・スヒョン、ハン・ガイン、チョン・イルたち大人の俳優にバトンタッチし、第二の物語が動き出す!テレビ東京で再放送の「太陽を抱く月」第6話~10話のあらすじと見どころを紹介する。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
「太陽を抱く月」は、朝鮮時代を舞台に初恋を忘れられない若き王と記憶をなくした美しき巫女の哀しく切ない宮中ラブロマンス。2024年「愛の不時着」の視聴率率21.7%を抜いて、24.9%を叩き出し、tvNドラマ史上1位に輝いた「涙の女王」主演のキム・スヒョンが初めて時代劇に挑戦した2012年の作品。各話の詳しいあらすじと見どころや時代背景、来日イベントレポートなどは、【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】にまとめている。ドラマの序盤は子役時代のヨ・ジング、キム・ユジョン、イ・ミノ、キム・ソヒョン、イム・シワン/ZE:Aらが好演する。
■キャスト(子役)⇒相関図
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・ミノ)
ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン/ZE:A)
■第6話「消された過去」⇒6話ネタバレ、見どころ、場面写真
ヨヌの葬儀の日。フォンはヨヌの死の知らせを聞き取り乱すが、宮殿を出ることは許されなかった。陽明君は、ヨヌが埋葬されるところに駆けつけ、その場に泣き崩れる。失意の陽明君は宮殿に向かい、ヨヌの葬儀の様子を聞くフォンに「ヨヌが病に苦しむとき、王宮から追い出されるとき、そして冷たい土に葬られるとき、世子は何をしていたのか!ヨヌの父や兄が流罪になる今何をしたのか!」と、激しく責める。そして初めてフォンへの怨みの言葉とヨヌへの深い愛の言葉を投げつける。その夜、男がヨヌの墓を掘り起こす。
王宮では、ホ・ヨンジェとヨムが間違った世子嬪選びをしたという罪を着せられ、ポギョンが空いた世子嬪の座に収まる。そして“霧雨(ヨヌ)”の降りしきる中婚儀が執り行われる。
月日が流れ、ユン・デビョンは権力をほしいままにするが、即位し王になったフォンは、ユン・デヒョンら権力者に敵意をむき出しにし、王妃となったポギョンには決して心を開かず床も共にしようとしなかった。
一方、ヨムへの深い恋慕のために、ヨヌ殺害の場に立ち会ってしまったミナ王女も、すっかり立ち直って幸せな結婚生活を送っていた。
いったいヨヌの墓を掘り起こすのは誰が、何の目的で?子役たちの熱演に、もう少し少年少女たちの演技を見ていたい気もするが、いよいよ今回中盤から第二章へ突入!大人の俳優たちの登場だ。子役時代の最後の見せ場が、フォンと陽明君とのツーショットなら、大人の俳優に代わった最初の見せ場は、フォンがポギョンを抱きしめ耳元で何かを囁く場面。果たしてフォンは何を言囁くのか?お聴き逃しのないように。また、立ち直ったミナ王女の結婚相手は?
■第7話「悲しい再会」⇒7話ネタバレ、見どころ、場面写真
ヨヌとソルは、村に療養にきたフォンの一行に遭遇する。大勢の見物人が王の行列にひれ伏すなか、ヨヌは近くを飛ぶ蝶に気をとられて立ち上がってしまい、期せずしてフォンの姿を正視する。その瞬間、ヨヌの目に涙があふれるが、記憶を失っているヨヌには理由がわからない。そこに居合わせた陽明君が、ヨヌにうり二つの彼女に気づき後を追うが見失ってしまう。
その夜、フォンは護衛官のウンを従え行宮を抜け出し村人の貧しい暮らしをつぶさに見る。いたずら心を起こしたフォンは、見張りの者を撒く。その時煙雨が降り始め、懐かしい少女のヨヌの幻のヨヌに導かれ…。
一方、昼間見かけた女人の事がどうしても忘れられずにいた陽明君は、帰ってきたフォンを出迎え、久々にウンを交えて3人で酒を酌み交わし…。
さあ、今回はいよいよ運命の再会。愛らしい少女のヨヌを演じたキム・ユジョンから、美しいハン・ガインにバトンタッチ。フォンを見つめるその目からみるみるうちに涙が溢れ出すハン・ガインの完璧な美顔に注目。そして、少女時代の愛らしいキム・ユジョンは、今回も幻のシーンでたびたび登場するのでお見逃しなく。また、相変わらずフォンとヒョンソンとの愉快な掛け合いも見られる。いかにも大人に似つかわしいちょっぴり色っぽいコミカルなジョークをお聞き逃しなく。
■第8話「かすかな記憶」⇒8話ネタバレ、見どころ、場面写真
フォンから「ウォル」という名を授かったヨヌ。ノギョンは王の病を治すために、宮廷に戻るよう命じられるが断ったために、ナ・デギル教授は、ノギョンの後継者ウォルを人質にしてノギョンをおびき寄せる、と大王大妃に説明。さらに、ウォルをフォンの厄受け巫女にすることを提案する。宮廷からやってきたデギル教授たちはウォルを拉致して宮廷に連れて行こうとする。ウォルの脳裏に8年前の苦しい記憶が押し寄せ、それを他人の記憶だと信じるウォルは戸惑う。宮殿に到着間近、ウォルは教授たちの隙をついて逃げ出した。市場の中で僧侶の姿をした陽明君に偶然出会う。陽明君はすぐにヨヌだと気付きウォルを助けるが、記憶をなくしているウォルは陽明君にまったく気がつかない。そんなウォルを見て陽明君は絶望する。結局ウォルは捕まってしまい、宮廷に連れて行かれたウォルはひどい仕打ちを受けながら、フォンが寝静まったあと、身代わり巫女としてフォンの部屋に入れられるのだが…。
どうやら子役から大人の俳優へのバトンタッチはうまくいったようだ。キム・スヒョン、チョン・イル、ハン・ガイン。揃って素晴らしい演技を見せてくれるが、今回は、フォンを演じるキム・スヒョンの演技に注目。ヨヌを失ったショックから未だ立ち直れないフォンが眠るシーンで、ヨヌがそっとフォンの額に触れる。するとみるみるうちにフォンの表情が変わる。果たしてヨヌはなぜフォンの額に触れたのか?そしてその時フォンはどんな表情を見せるのかお見逃しなく。
※以下、自らの正体を知らないヨヌを“ウォル”と表記して紹介。
■第9話「断ち切れぬ想(おも)い」⇒9話ネタバレ、見どころ、場面写真
寝所で目覚めたフォンは、厄受け巫女として秘かに付き添っていたウォルを見つけ、間者(スパイ)ではないかと疑う。ウォルの必死の抗弁にもフォンは耳を貸さず、またウォルがフォンの体に触れたことも知られ大騒ぎに。フォンは自分がウォルと名付けた巫女にヨヌを感じるが、怪しい巫女に惑わされているのだと考え、すぐに宮廷から追い出す王命を下す。一方、ナ・デギルは、激怒する王に恐れおののき、国王の体に触れたウォルを大逆罪人であると言い、額に烙印を押して遠方に追い払えと命じる。追い出した厄除け巫女のウォルが気になるフォンは、ウォルの正体を突き止めるためにウォルが何者であるかを徹底的に調べさせる。そしてウォルが本当の巫女で、ユン・デヒョン一派とまったく関係していないことを知ると、すぐに身代わり巫女としての役目を果たすよう命令を下す。フォンのおかげで額に烙印を押される直前で助けられるウォルは、ある物を求めに市中に出向き、偶然陽明君と再会する。 そんな中、一か月後の夜とぎまで康寧殿への出入りを禁じられたポギョンは、厄除け巫女の存在を知ると不吉な予感を感じるのだった。
今回はウォルの中にヨヌを見てしまうフォン(キム・スヒョン)の戸惑いと、自分を誤解し敬遠するフォンに混乱するヨヌ(ハン・ガイン)に注目。一方で、ただひとりウォルがヨヌだと信じて疑わない、陽明君のヨヌへの狂おしいまでの愛を表すチョン・イルの表情にも注目したい。
■第10話「心揺さぶる文」⇒10話ネタバレ、見どころ、場面写真
ウォルは再び厄受け巫女としてフォンの就寝中に付き添うことになる。起きてウォルを待っていたフォンは、自分の苦しみを鎮められるかと問う。そんな2人の様子を見ていた王妃ポギョンは嫉妬に駆られるが、ウンに制止され、帰らされる。フォンはヒョンソンに医官と医女を呼んで、ケガをしているウォルの治療を命じる。ウォルが現れたことで、心が混乱するフォンを見かねたウンはウォルの手紙のことをフォンに伝え、受け取ったフォンは、かつてのヨヌの手紙を思い出す。そして、王妃ボギョンが康寧殿に来たことを知ったフォンは…。一方、陽明君は、町でウォルを捜していた。そこに通りかかったチャンシルが、幼いときに会った陽明君を思い出し、声をかける。驚く陽明君だが、その女がかつて自分が助けたチャンシルで、今は星宿庁の巫女だと知り、ウォルの居場所を突き止めようとする。
今回は、目の前のウォルとヨヌを同一視してしまう自分にイラつくフォンの演技に注目。自分への苛立ちからことさらウォルに対してキツイ言葉で接するフォンだが、ウォルの傷をぶっきらぼうに気遣ったり、追い返した後で無事に送り届けるようウンに指示したり、複雑な心境が見え隠れする。演じたキミ・スヒョンお得意の泣きの演技もお見逃しなく。これまでにも特に、少女ヨヌ役のキム・ユジョンが度々回想シーンで登場したが、今回はドラマの序盤をリードしたフォン役のヨ・ジングやその他の名子役たちが総出する。一方で、イ・ミノ(現イ・テリ)、イム・シワン、イ・ウォングンから引き継いだ成人キャラの陽明君役チョン・イル、ホ・ヨヌ役ソン・ジェヒ、ウン役ソン・ジェリムが初めて一堂に会する場面もあるのでお楽しみに。
◇テレビ東京「太陽を抱く月」番組サイト
2024年5月22日スタート 月-金8:15-9:11 再放送
2015年11月2日-11月27日 月-金8:15-9:11 終了
◇YouTube|vap official「太陽を抱く月」予告動画
【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】