冷淡な四宮（星野源）が背負う悲しい過去とは…綾野剛主演「コウノドリ」第3話あらすじと予告動画

四宮（星野源）が再三喫煙を辞めるよう注意していた妊婦・木村法子（山田真歩）が病院近くで倒れた！偶然通りかかった四宮に助けられるが、四宮が危惧したとおり喫煙のせいで子宮から胎盤が剥がれ母子ともに危険な状態に…綾野剛主演、TBS 30日夜10時より「コウノドリ」第3話、予告動画は番組公式サイトで公開。

23日放送された第2話、ご覧になった視聴者の多くは涙を流したことだろう。交通事故で頭部を激しく損傷した妊婦。かろうじて心臓が動いている状態。夫に「お母さんと赤ちゃんの命、どちらを優先しますか？」そんな究極の選択をせまられ、しかもすぐさま返答しなければならないなんて、想像するだけで心が締め付けられそうだ。
この回のストーリーは、ほぼ原作通りにドラマ化されていたが、原作を読んだときも赤ちゃん出産（帝王切開）シーンは涙なくして読むことができなかった。
命の大切さ…分かっているつもりだが、目の前に突きつけられた現実に向き合うことの難しさ、命の尊さを原作コミック、そしてドラマから教えられた。
究極の選択を迫られる夫・浩之役の小栗旬が、死んだ妻・晴美（川村ゆきえ）の亡骸に抱きついて号泣するシーンは、一生心に留めておきたいと思うほどの名シーンだったのではないだろうか。
その第2話も12.0%（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と高視聴率だった。

「コウノドリ」主演の綾野剛が厚生労働省を訪れ、塩崎恭久厚労相と対談。ドラマと厚労省がコラボした風疹予防接種の啓発リーフレットを大臣に手渡した。ちょうど30日放送の第3話で、風疹によって眼が不自由になってしまった少女の話が放送される。ドラマを通じて、風疹の予防接種の大切さを広めることができるだろう。一人でも多くの妊婦に、そして赤ちゃんのために予防接種の大切さを理解していただきたい。

■番宣情報
11月1日（日）パシフィコ横浜にて開催される『たまひよファミリーパーク』内に「コウノドリ」スペシャルステージ＆ブースが登場。当日、原作者の鈴ノ木ユウ先生と、下屋役の松岡茉優のトークショーが開催される。マタニティの方、その同伴者、0歳から未就学児のお子様連れが参加できるイベント。詳細はイベントホームページを参照。
⇒たまひよファミリーパーク公式サイト

■前回のあらすじ
ペルソナ総合医療センターに交通事故で負傷した妊婦が緊急輸送されてきた。被害者は永井晴美（川村ゆきえ）。妊娠36週目、頭部の外傷が酷いが胎児の心音に異常はない。サクラ（綾野剛）は赤ちゃんが元気なうちに帝王切開で取りだしたほうがいいと考えるのだが、その場合、母体が急変して命を落とす可能性も高い。救命救急医の加瀬（平山祐介）は、母体の命を優先すべきと考えるのだが…。そこへ、職場から駆けつけた夫・浩之（小栗旬）に加瀬は晴美の容体を説明する。しかし、あまりの突然のことで浩之は受け入れることができなかった。晴美の心臓はいつ停止してもおかしくない。その前に、帝王切開で赤ちゃんを助けたいと思うサクラだが、浩之は「ハルも赤ん坊も両方助けろよ！」とすがるように叫んだ。浩之はやり場のない怒り、そして悲しみと不安にかられながら、ケータイで録画した晴美の動画を見る。動画の晴美は「自分の命より大切な存在ができたね」と赤ちゃん誕生を心待ちにしている様子が映し出されていた。
その矢先、晴美の心肺が停止。すぐさま加瀬が心臓マッサージをしてなんとか心臓を動かす。浩之は「晴美の願いを叶えてやってください！赤ちゃんを助けてください！」と行った。すぐさまサクラと四宮が帝王切開で赤ちゃんを無事取り出した。そして晴美は息を引き取った。
残された浩之は、生まれた子を晴美の亡骸の横に並べ、赤ちゃんが無事誕生したことを報告した。「オレ一人でどうやって育てていいか…」不安に駆られる浩之に、晴美の声が聞こえた「赤ちゃんが生まれるまで、私がんばったよ。今度はヒロくんががんばる番だよ」と…。
1カ月後、定期検診に訪れた浩之と再会したサクラ。赤ちゃんはすくすくと丈夫に育っている。浩之は「オレがグズグズして決められなかったから、晴美が決めてくれたんです。あの時、晴美の心臓は止まってた。救急の先生のおかげで心臓が動いていた。本当にありがとうございます」と、笑顔で去って行った。

■第3話あらすじ
サクラ（綾野剛）が10年前出産に立ちあった瀬戸加奈子（石田ひかり）と娘・遥）山田望叶）。加奈子が妊娠中に風疹にかかってしまったため、遥は白内障を患い眼が不自由。さらに心臓疾患もかかえている。この日、瀬戸親子は遥の検診に来ていた。
サクラは加奈子から、風疹の予防接種を啓蒙するテレビ出演の依頼があると相談を受ける。テレビに出ることで、遥がさらし者になってしまうのでは…と危惧する加奈子。
そんな中、ペルソナ総合医療センター近くで一人の妊婦が倒れていた。通りがかった四宮（星野源）が運良く見付け、すぐ病院へ運ぶ。木村法子（山田真歩）は四宮から再三喫煙を辞めるよう注意を受けていた妊婦だったが、どうしてもやめられずにいた。そして四宮が指摘した通り、子宮から胎盤が剥がれ、母子ともに危険な状態に陥ってしまった。
緊急で帝王切開手術をすることになったのだが、四宮には法子と重なる、ある妊婦のツライ記憶が蘇る。そのことを知るサクラは四宮の手術に立ちあうのだが…。

TBS10月30日（金）夜10時より金曜ドラマ「コウノドリ」（全10話）第3話を放送。出演は今回初の単独主演を果たす綾野剛、そのほか松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、清野菜名、平山祐介、豊本明長（東京03）、浅野和之、綾戸智恵、江口のりこ、山口紗弥加、星野源、大森南朋ほか。第3話ゲスト出演者は石田ひかり、音尾琢真、山田望叶、山田真歩、佐藤栞里、渡辺裕太。番組公式Instagramアカウントは「kounodori_tbs」、番組公式Facebookアカウントは「kounodori.tbs」、番組公式Twitterアカウントは「@kounodori_tbs」。第3話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。「TBS FREE by TBSオンデマンド」と「TVer」にて最新話を1週間無料見逃し配信中。

◇TBS金曜ドラマ「コウノドリ」番組公式サイト
◇TBS FREE by TBSオンデマンド公式サイト
◇TVer視聴

　【2015年秋ドラマ一覧】　【関連記事・各話のあらすじ】