10億円の遺産は誰の手に?龍太郎(伊東四朗)の遺言の内容は…向井理主演「遺産争族」第5話あらすじと予告動画

2015年11月18日20時00分ドラマ

龍太郎(伊東四朗)が倒れ病院に運ばれ娘たちが駆けつけたが、弁護士の金沢(真飛聖)から「危急時遺言」を作成すると言われる!しかもこの遺言作成に親族は立ち会えない、そして出来上がった遺言状は更なる骨肉の争いに拍車を掛けるのだった…テレビ朝日19日(木)夜9時放送「遺産争族」第5話、予告動画は番組公式サイトで公開。

このドラマの要の1つ、重々しい声で河村家の骨肉の争いを、傍観するがごとく淡々とナレーションするのは高畑淳子。このドラマで高畑は女優としてではなくナレーターとして出演している。
今年の4月クールで放送された堺雅人主演「Dr.倫太郎」(日本テレビ)では、異常なまでに娘・夢乃(青井優)に執着し、金をせびろうとする毒母を演じ、7月クールで放送された「表参道高校合唱部!」(TBS)では、芳根京子演じる主人公・真琴たち合唱部を温かく見守る校長先生役を熱演。時に悪女、時に聖母を演じることができる実力派大女優である。

最近は息子・高畑裕太が俳優として活躍。NHK朝ドラ「まれ」で清水富美加演じる一子への愛一筋! という漁師の角洋一郎を演じて好評を博した。バラエティ番組で母子共演するなど、高畑親子の珍エピソードは話題に事欠かない。

高畑淳子は1970年代後半から劇団青年座に所属。80年代、90年代には東映特撮作品でヒールを熱演。特に「仮面ライダーBLACK RX」で演じたマリバロンは当たり役を評された。
映画、ドラマ、舞台、CM、時にバラエティ番組出演と活躍の幅を拡げている高畑淳子。実生活ではかなりの酒豪でいくつもの武勇伝をお持ちだそうだが、この人が画面にいるのといないのとでは、作品の重みが変わってくる。「遺産争族」では劇中出演はないものの、重々しい語り口で河村家の醜い争いをナレーションするだけで、ドラマがおどろおどろしくもあり、コミカルにもなっている。

19日放送の第5話では、龍太郎が危篤になるらしい。家族が見守るなか、弁護士・金沢(真飛聖)によって「危急時遺言」が作成される。その内容は一体どんなものか、更なる骨肉の争いが泥沼化しそうで…楽しみである。

■前回のあらすじ
河村家のためにムコ入りを了承した育生(向井理)だったが、散々な仕打ちにとうとう堪忍袋の緒が切れ、楓(榮倉奈々)を連れて家を出た。結婚早々実家に戻ってきた育生に母・華子(岸本加世子)は呆れるが、仕方なく2人を迎え入れた。楓は育生の実家での質素な暮らしを覚悟して受け入れようとしたが、やはり金銭感覚のズレは隠せず、華子と衝突してしまう。
育生と楓は2人で暮らすアパートを探し回る。ここでも楓の金銭感覚のズレが露呈するのだが、やっと身の丈に合った物件を見つけた。育生は恒三をアパートに呼び、改めて楓とここで暮らしていくと宣言。しかし恒三は「楓をこんなボロアパートで生活させるのは許さない」と頑なな態度を崩さない。そもそも育生には医者を辞め、家業に加わるよう指示していた恒三である。育生がやることは、なにもかも気に入らなかった。
一方、陽子(余貴美子)、月子(室井滋)、凛子(板谷由夏)ら龍太郎の娘たちは、遺産の生前贈与を父に願いでる。月子も、凛子も好き勝手なことを言いまくるのを見て、ずっと龍太郎の寝食の世話をしてきた陽子がブチ切れ。「遺産は全部私にください!」と言い出した。
その最中、龍太郎が急に苦しみだし、病院に緊急輸送されたのだが…。

■第5話あらすじ
龍太郎(伊東四朗)が倒れ病院に運ばれた。龍太郎のもとに駆けつけた陽子(余貴美子)、月子(室井滋)、凛子(板谷由夏)、正春(鈴木浩介)は、弁護士の金沢(真飛聖)から、龍太郎が「危急時遺言」を行うことを告げられる。この遺言作成時には親族は立ち会えない。
そんな中、恒三(岸部一徳)は吉沢(渡辺いっけい)に社葬の準備を進めさせ、自身は秘密裏に社外株主から株を全て買い取る準備を進めていた。恒三はなんとしてでもカワムラメモリアルを自分のものにしようとしていたのだが…。

テレビ朝日11月19日(木)夜9時より、木曜ドラマ「遺産争族」第5話を放送。出演は向井理、榮倉奈々、伊東四朗、岸部一徳、余貴美子、室井滋、板谷由夏、鈴木浩介、岸本加世子、渡辺いっけい、堀内敬子、真飛聖、堀田茜ほか。番組公式Twitterアカウントは「@isan_sozoku」、番組公式Instagramアカウントは「isan_sozoku」。第5話予告動画は番組公式サイトで公開。最新話は放送終了から1週間「テレ朝キャッチアップ」または「TVer」にて無料見逃し配信中。

テレビ朝日「遺産争族」番組公式サイト
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