消された誘拐事件!被害者一家が事件を隠す理由は?水谷×反町「相棒14」第9話あらすじと予告動画
前回は他局の特番放送に影響されたのか、12.9%まで視聴率(ビデオリサーチ、監督地区調べ)を落としてしまった「相棒Season14」(テレビ朝日系)!明日12月16日(水)は、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が少女の絵を発見し、その絵に隠された事件の謎に迫る!第9話予告動画と前回の詳しいあらすじを紹介。
前回は、人気漫画家のファンである鑑識係・米沢(六角精児)から特命係に捜査の依頼をし、みごと解決したお礼に、初めて米沢が右京を呑みに誘った。犬猿の仲の亘も誘って3人で花の里に繰り出すような勢いのラストだった。
また、事件解決のくだりでは、渦中の人気漫画家・咲良が車椅子から立ち上がるシーンがあったが、その名前からか、「アルプスの少女ハイジ」を思い出したファンもいたようで、Twitterなどでは「クララが立った!」の書き込みもあった。
明日の第9話は、新妻聖子と西田健をゲストに迎え、一枚の子供の絵から浮上してきた誘拐事件の可能性を右京の推理で解き明かす。
■前回あらすじ
人気漫画家・箱崎咲良(玄理)のマネジメントを担当する会社の社長・原田(内田健介)の刺殺遺体が発見された。その様子を複数の一般人がスマホで撮影してSNSにアップ。ところがその現場が、咲良のマンガの最終回と酷似していたために、咲良に疑いの目が向けられた。
咲良ファンの鑑識係・米沢(六角精児)が、これを奇跡だと証明して彼女の無実を実証してほしいと特命係に頼みに来た。
さっそく、右京と亘が捜査を開始、原田の会社へ。沙良と原田の関係は良好だが、ここ数か月清河出版の間山編集長ともめていて、この最終回に関しては原田の会社は関わることができなくなっていたことが分かった。
次に咲良を訪ねた右京たちは、彼女が3年前に事故に遭い、車いす生活だと知る。姉が一緒に暮らして、面倒を見ていた。沙良は車椅子生活ながら、アシスタントを使わず、全て一人で漫画を描き、カリスマと呼ばれる存在になっていた。
その後、間山編集長は、原田が沙良に寄生する寄生虫のような男だったと証言。二人の仲は険悪だったが、間山は事件当時、缶詰状態で連載中の漫画の最終回を執筆中の咲良を待っていたため、彼には完全なアリバイがあった。
実は、3年前に咲良と偶然ぶつかってけがをさせたのは、原田の部下の桜岡だった。その贖罪の気持ちから咲良のマネジメントをする原田の会社に入社し、咲良を支えようと決心した。だが、原田は、咲良を利用するだけ利用して捨てようとしていた。桜岡は3年前に咲良とぶつかった現場から持ち去った原稿を原田に見せて、思いとどまらせようとしたが、原田はこれを咲良の最後の作品として価値を上げようとしていた。そして、そのために咲良の復活も邪魔しようともくろんだ。桜岡は沙良を原田から守り、同時に復活を歓迎しない世間の空気をいっきに変えようと今回の事件を思いつき、原田を殺害したのだった。
右京は、桜岡の行動は贖罪でも何でもない。名乗り出て謝るべきだったと叱りつけた。
土下座する桜岡に、車いすの咲良が立ち上がって、3年前の事故があったから、今度の最終回が書けた。これからもっとすごいものを書きますと、礼を言った。
その後、沙良の新作の連載が決まった。
■第9話「秘密の家」
組対五課の応援に駆り出された右京(水谷豊)と、同行した亘(反町隆史)は、現場の廃工場で、小さな子供が描いたと思われる母親の似顔絵を発見。気になった右京は、落し物を届けるという名目で、絵を描いた子供・ひなた(須田理央)の家を訪れる。応対に出た母親・志乃(新妻聖子)とのやり取りから、絵が廃工場で見つかった経緯に疑問を感じた右京は、母娘の周囲をさらに捜査。すると、かつてひなたが誘拐され、廃工場に監禁されていた可能性が浮上。だが、通報された形跡はなく、少女の家族たちは固く口を閉ざし、まるで誘拐などなかったかのように振る舞っていた。さらに、志乃の父で警備会社社長の健作(西田健)は、警察OBでもあり、警察上層部に圧力をかけて右京と亘の動きを封じはじめてきた。
被害者一家が、誘拐事件をひた隠しにする理由とは…!?
「相棒14」はテレビ朝日系にて、毎週水曜日よる9時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
◇テレビ朝日「相棒14」番組公式サイト
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