燃えた現金2億円、残された河村家は…向井理主演「遺産争族」最終回見逃した方のためにあらすじと関連動画
龍太郎(伊東四朗)の部屋から火の手が上がった!金庫の中が心配だと自室に戻る龍太郎は金庫の扉を開けてしまい、中にあった権利書や現金2億円は灰と化した!残された河村家は…向井理主演テレビ朝日「遺産争族」最終回は17日(木)放送された。最新話は放送終了から1週間「TVer」にて無料見逃し配信中。
17日(木)の放送で最終回を迎えた「遺産争族」。金に執着する家族の醜態を目の当たりにした若い夫婦を向井理×榮倉奈々が演じた。初回視聴率が14.2%、第2話10.5%、第3話10.5%、第4話10.1%、第5話9.3%、第6話9.9%、第7話10.6%、第8話9.2%、そして最終回が11.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)という数字で幕を閉じた。
祖父・龍太郎(伊東四朗)の遺産に家族が翻弄される、という物語。ムコ入りした育生(向井理)と妻・楓(榮倉奈々)だけがお金に執着せずマトモだったのだが、あまりの泥沼化に育生と楓が一芝居打つのだが…。
第8話で龍太郎の自室(離れ)から出火。命からがら逃げようとするが、部屋に置いてある金庫が心配だと龍太郎が火元の部屋に行ってしまう。育生が助けに行くのだが、龍太郎は燃え盛る部屋の中であろうことか金庫の扉を開けてしまう。見た感じ、かなり立派な金庫だった。育生も「防火金庫だから扉をあけちゃだめ!」と言ったのに…案の定、金庫の中は丸焼け。家の権利書、ゴルフの会員権、そして現金2億円は丸焼け。龍太郎の愚行に視聴者からは非難…いやむしろ「もったいない」の声が多く寄せられた。
そしてラスト、河村家がそろって本音を言い合うシーンでは、突如育生がブチギレ!「最悪女、最悪の父、最悪の母!」と暴言吐きまくり。なぜあそこまでキレる必要があったのかと、意味がわからないという視聴者の意見も多く見られた。ドラマ全話を通して、最後まで育生の本音が見えづらい展開だったのが、残念でならない。
■前回のあらすじ
龍太郎(伊東四朗)の部屋にある仏壇から火の手が! あっという間にリビングまで火の手が迫り、育生(向井理)たちは屋外へ逃げ出す。そんな中、龍太郎が金庫が気になると、部屋に引き引き返す。助けに戻る育生。あろうことか龍太郎は金庫の扉を開けてしまい、中にあった権利書や現金2億円は全て灰になった。
育生のおかげで無傷で済んだ龍太郎。一方、育生は火傷で数日入院。見舞いに来た楓に育生は、自分が余計な策略をしなければこんなことにならなかったとと言い、罪悪感から育生は楓と離婚を決意する。
幸いにも家屋全焼は免れ、被害は最小限に抑えられた。弁護士の金沢(真飛聖)は遺産10億円ではない、むしろ相続税を考えると負債のほうが大きくなると衝撃の真実を河村家に伝えた。
一方、カワムラメモリアルではクーデター勃発。吉沢(渡辺いっけい)が社長解任動議を提出、役員の多数決がなされた。反対5、賛成5、最後の一票を持つ月子(室井滋)は恒三(岸部一徳)の社長解任に反対。解任動議は否決された。
恒三はそろそろ自分が身を引くことを考え、後継者に正春(鈴木浩介)をと考える。しかし正春は、母からの独立を機に、以前からなりたかった調理師の道へ歩んでいた。正春は恒三に「会社には戻りません」と言った。
河村家に戻ってこない育生を呼び寄せるため、一家は最後の一芝居を打つことに。再び遺産相続で家族がもめ、家を処分するというウソを育生に伝える。慌てて河村家に戻った育生に、全部ウソだったとバラすと、安堵感が怒りに変わった育生はブチ切れ。家族に暴言を吐きまくった。しかしこれを機に、本音を言い合える家族になった河村家。その後育生は楓を連れて海外勤務が決定した。
正春の手料理で久々家族が一家団らんを楽しむなかで、龍太郎は静かに息を引き取った。
テレビ朝日木曜ドラマ「遺産争族」最終回(第9話)は12月17日(木)放送された。出演は向井理、榮倉奈々、伊東四朗、岸部一徳、余貴美子、室井滋、板谷由夏、鈴木浩介、岸本加世子、渡辺いっけい、堀内敬子、真飛聖、堀田茜ほか。番組公式Twitterアカウントは「@isan_sozoku」、番組公式Instagramアカウントは「isan_sozoku」。最終回予告動画は番組公式サイトで公開。最新話は放送終了から1週間「テレ朝キャッチアップ」または「TVer」にて無料見逃し配信中。
◇テレビ朝日「遺産争族」番組公式サイト
◇テレ朝キャッチアップ公式サイト
◇TVer視聴
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