STARTREKのパロディー！元人気SFドラマの主役たちが救世主！『ギャラクシー・クエスト』Huluで配信中

かつて大人気SFテレビドラマの出演者たちは20年経った今もコアなマニアに人気なのだが…そんな彼らに救いを求める人たちが…ティム・アレン、アラン・リックマン、シガニー・ウィーバー出演、世界的大人気SFドラマ・映画「STARTREK」へのオマージュが込められたSFコメディー『ギャラクシー・クエスト』はHuluで配信中。

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トレッキー（STARTREKファン）必見！過去にいろいろな「スタトレ」のパロディーが登場したが、ここまでやった映画は『ギャラクシー・クエスト』しかない（パロディードラマではBBC製作「宇宙船レッド・ドアーフ号」がオススメ）。もちろんSTARTREKを知らない人が見ても、十分笑えるSFコメディー映画である。映画を見終わるころには、主人公ジェイソンと一緒にキメ台詞「ネバー・ギブアップ、ネバー・サレンダー（諦めるな、降伏するな）」を叫んでいるに違いない！

「STAR WARS」「STARTREK」など人気SFドラマ（映画）には、熱狂的ななファンがつきもの。彼らファンによって人気シリーズは半永久的にその不動の地位を保っていられるのだ。そんなSFドラマをパロった…というか、オマージュを捧げた作品が『ギャラクシー・クエスト』。言わずもがな「STARTREK」のパロディーである。エンタープライズ号ならぬプロテクター号の乗組員たちの物語（劇中のドラマ）…で、落ちぶれた元出演者たちこの映画の主人公。

20年前に大ヒットしたSFドラマ『ギャラクシー・クエスト』の出演者たちは、過去の栄光にしがみついていることに嫌気がさしているのだが、それが収入源なだけに、嫌々イベントに参加。ファンの声に応えてドラマのキメ台詞を言って彼らを喜ばせる。そんな「プロテクター号」の乗務員（役者）たちが、本物のエイリアンに「どうか私たちを助けてください」と助っ人を頼まれるのだが、出演者たちは彼らも熱狂的なファンだと思い込み…という二重構造な物語になっている。

主演のジェイソン・ネズミス（ドラマではタガード艦長 ← 名前も「ピカード艦長」のパロディー）には、人気コメディー俳優のティム・アレン。近年は、大人気『トイ・ストーリー』シリーズのバズ・ライトイヤーとしてお馴染みである。
ミスター・スポックのパロディーと思われるドクター・ラザラス役には、今年1月に死去した『ハリー・ポッター』シリーズのスネイプ先生でお馴染みのアラン・リックマン。紅一点、巨乳が売りのマディソン少佐役には、『エイリアン』シリーズで絶対死なない女戦士で大人気のシガニー・ウィーバー。技術主任チェン役を演じるのは「名探偵モンク」でお馴染みのトニー・シャループ。錚々たる出演者陣が揃っているのに、あり得ないぐらいバカバカしいSFパロディー映画が『ギャラクシー・クエスト』なのである。

■あらすじ
20年前に大ヒットした伝説的SFドラマ『ギャラクシー・クエスト』。しかし放送終了後、鳴かず飛ばずの出演者たちは、ドラマの熱狂的ファンが集うイベントや、スーパーマーケットのオープニングに呼ばれる程度。本人たちも今の自分たちに嫌気がさしている。
そんなある日、イベント会場で熱狂的なファンと思われるグレーのボディースーツを着た4人組にかこまれるダカード艦長役のジェイソン（ティム・アレン）。「私たちを助けてください」と言う彼らに言われるがまま着いていくと、セットにしては上出来すぎる宇宙船に連れられた。彼らは熱狂的なファンではなく、サーミアンという宇宙人で、地球で放送されていた『ギャラクシー・クエスト』を、架空のドラマではなく歴史ドキュメンタリーと勘違いしていた。彼らは悪の宇宙人サリスに攻撃されているので、助けてほしいと言う。ジェイソンはてっきり、イベントか何かの出演依頼だと勘違いし安請け合いするのだが…。

【ギャラクシー・クエスト】（1999）
監督：ディーン・パリソット
脚本：デビッド・ハワード、ロバート・ゴードン
出演：ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン、トニー・シャループ、サム・ロックウェルほか。
『ギャラクシー・クエスト』DVDはパラマウント ホームエンタテインメント ジャパンより絶賛発売中。

STARTREKのパロディ−（オマージュ？）SFコメディー映画『ギャラクシー・クエスト』。監督：監督：ディーン・パリソット、出演：ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマンほか。予告動画はYouTubeで視聴できる。本編はHulu、YouTube（有料）にて配信中。

◇『ギャラクシー・クエスト』予告動画（YouTube）
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