ここまでやるか!香港NGOがポイ捨て犯人のDNAで顔を復元し一般公開!「Hong Kong Cleanup」関連動画

2016年02月29日14時00分暮らしと文化

香港のNGOが恐ろしいことをやっている!ポイ捨てされたタバコの吸い殻からDNAを採取し捨てた人の人相をデジタル写真でポスターに!まるで指名手配犯人のごとく一般公開した!「Hong Kong Cleanup」のために広告代理店が作成したのだが、日本でも同じこと…考えると恐ろしい!関連動画はYouTubeにて公開。

現代の科学はどこまで進歩しているのだろう…一般人には計り知れないところまで科学技術は進んでいる。1ナノグラム未満の乾いた唾液からでも、DNAを採取し、その人の顔を復元できてしまうというのだ。これは、香港のNGO「Hong Kong Cleanup」のために広告代理店オグルヴィが作成した。

このプロジェクトはかなり大々的で、アメリカ・ヴァージニア州の企業Parabon Nanolabs社が技術協力しており、微量のDNAからデジタル写真を作成する方を、アメリカ国防総省の支援を受けて5年以上前から開発に携わっている。

このような技術がもっと一般化すれば、犯罪現場に残されたDNAから容疑者の顔を作成することも可能だろう。事件解決に大いに役立つと思われる。しかし微量の唾液から、ここまでしっかり顔が作られるのは…そこはかとなく恐ろしさを感じてしまうのも否めない。

ちなみにこのキャンペーンは、ポイ捨てした本人の許可を得て貼り出しているとのこと。それを聞いてちょっと安心(?)。しかしポイ捨てした当人もどういう心境で許可したのだろう。自戒の念を込めて許可したのだろうか。

日本でもこのようなキャンペーンが始まったら…そう考えると空恐ろしい。とはいえ、ポイ捨ては絶対してはならないこと。ゴミはきちんと所定のゴミ箱に捨てるか持ち帰りましょう。

香港NGO「Hong Kong Cleanup」によるポイ捨てした人をポスターにするキャンペーン。ゴミから採取した微量のDNAから捨てた人の顔を復元しデジタル写真化してポスターにした。YouTubeにてキャンペーン動画配信中。

The Face of Litter(YouTube)