9日「科捜研の女16」 50%しか似ていない似顔絵のトリックを見破れ!第13話予告動画と12話詳細あらすじ

2017年02月08日12時30分ドラマ
©テレビ朝日

明日9日放送の「科捜研の女」シリーズ16第13話では、土門刑事(内藤剛志)も出張から戻っていつものドモマリカップルで、デイトレーダー刺殺事件を解決する!決め手となるのは50%しか似ていない似顔絵!果たしてマリコは似顔絵に隠されたあるトリックに気づくのか?第13話のあらすじと前回(第12話)の事件のおさらいも、予告動画は番組公式サイトで公開している。最新話はTVerにて見逃し配信。

前回(2日)放送の12話では、マリコ(沢口靖子)の髪に玉かんざしをあてがい鏡をのぞき込む兵藤(佐野史郎)の色っぽいしぐさに、土門ファンのボルテージを上げたが、視聴率の方も11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで戻した。最後には出張から戻った土門(内藤剛志)に、赤いマフラーのマリコが可愛く京都弁で「おかえりやす!」のサービスも登場した。

次回は似顔絵が事件解決の手掛かりとなる。今年の「科捜研の女・正月スペシャル」でも、犯人の「目だけの似顔絵」が事件を解くカギになったが、「似顔絵」は、刑事ドラマではある意味おなじみの捜査。しかし、マリコの行う「科学捜査」とは、対照的な放送。果たしてこれがなぜ事件のカギを解くキーとなるのか?

また、気になるマリコの衝撃シーンだが、次回はなんと夜空の下、車の座席からマリコが外に放り出される。果たしてマリコはなぜこんな目に遭うのか?

■前回(第12話)事件おさらい
癌治療の新薬の機密情報を握っている製薬会社の部長、安住(柴田善行)が他殺体で発見された。土門刑事(内藤)は一週間、東京に出張中で、捜査一課の兵藤警部(佐野史郎)が変わって担当することに。兵藤は、お座敷遊びに精通し、何よりも「粋」を重んじる型破り刑事。捜査も自由気ままでマリコ(沢口)を手こずらせるも、独自の観察眼で、被害者が殺害当夜お座敷遊びをしていたことを見抜いた。
遺留品の鑑定の結果、兵藤の推察通り、被害者は舞妓や芸妓と会っていた可能性が高いことが判明。しかし、客の情報を口外しないという花街のルールで、聞き込みは難航。そんな中、マリコは成り行きで兵藤と二人で捜査することに。マリコは花街のしきたりなどに詳しい兵藤に感服し、兵藤も土門が気にするマリコの着眼点の鋭さに興味を持った。

いっぽう、蒲原(石井一彰)は新薬の情報が漏えいし、その犯人が安住ではないかという噂を入手。そんな中、節分の行事・お化けの夜に安住が最後に立ち寄ったスナックのママ・伊津子(藤吉久美子)が絞殺死体で発見。第一発見者の兵藤警部に事情を聴こうとするが、偶然立ち寄っただけと何も語ろうとしない。

その後の捜査で、伊津子には500万円もの借金があったが一週間前に完済したことが判明。伊津子と兵藤警部が男女の仲だったとの噂もあったことから、蒲原は兵藤に疑いの目を向けた。さらに、伊津子殺害直前に舞妓まり枝が兵藤と会っていたことも判明。さらに持ち出し禁止のスマホの動画データーから、まり枝とまり乃の玉かんざしの中に盗聴器が仕掛けられていたことも分った。データーには死亡直前の伊津子も映っており、彼女の髪にも玉かんざしがあった。しかし、遺体にはなかった。

まり枝とまり乃は安住が贔屓にしている舞妓で、盗聴器が仕込まれたかんざしは伊津子が貸したもの。実は、新薬の機密情報をいち早く入手し、株で大儲けを企む犯人が、伊津子の借金の肩代わりを条件にこれを命じたのだった。お化けの夜、このことに気づいた兵藤がスナックに駆けつけたが、すでに伊津子は殺害されていた。

マリコは、伊津子の共犯がばれてしまうために、兵藤がかんざしを隠して伊津子をかばったと考えたが、伊津子のかんざしには盗聴器は仕込まれていなかった。兵藤と伊津子は幼なじみだった。かんざしは、妹のように思っていた伊津子に兵藤がプレゼントしてやった思い出の品だった。

その後、盗聴器の仕込まれた玉かんざしに残った指紋と伊津子の爪に残った蛤の貝殻からから犯人が、安住のお茶屋仲間でかんざしなどを扱う小間物店・茂庭屋の店主だと特定できた。

出張から帰ってきた土門は兵藤に会って、語られなかった伊津子の思いを代弁した。自分が加担した犯罪で殺人まで起きたことに後悔した伊津子は、生まれて初めて挿したかんざしを髪にし、初心に戻ってすべてを兵藤に打ち明け、自首するつもりだった。犯罪者となる前に思い出のかんざしを兵藤に返したかったのだと。そんな思いを受け止めたからこそ、兵藤は現場からかんざしを取ったのだろうと。そんな、粋な推察をした土門に兵藤も、マリコがなかなかいい女だを冷やかした。

■第13話「似顔絵の女」あらすじ
京都市内でデイトレーダーの男(西村匡生)の刺殺体が発見された。犯人につながる決定的な手掛かりに欠ける中、事件当夜、現場付近に一台の外車が停まっていたことが判明。マリコ(沢口靖子)は、土門刑事(内藤剛志)とともにその外車の持ち主、佐々木一郎(住田隆)を訪ねる。佐々木は、凶器と推定されるハサミを手に持っていた女を見た、と証言。
急きょ、総務部の八幡未知(中原果南)が12年ぶりに似顔絵を描くことに。佐々木の目撃証言にしたがって、完成させた女の似顔絵は証言者が50%しか似ていないと言ったために公開することはなかった。
12年もブランクがある未知の実力不足によるものなのだろうか?だが日野所長(斉藤暁)によれば、かつて未知は非常に優秀な似顔絵捜査官だったのだという。似顔絵が似ていないのには何か別の原因があるのだろうか?
やがてマリコはこの「50%の似顔絵」に隠されたあるトリックに気が付くのだが…。

「科捜研の女16」は毎週木曜日よる8時からテレビ朝日で放送。主演は沢口靖子、共演は内藤剛志、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、橋口呂太、山本ひかる、西田健、石井一彰ほか。

テレビ朝日「科捜研の女16」番組公式サイト
民放ポータルテレビ「TVer」公式サイト

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