次の次の朝ドラ「ゲゲゲの女房」ヒロイン松下奈緒、抱負を語る-NHK

2009年07月10日19時15分ドラマ
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2010年春から始まる、次の次の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のヒロインに決まった松下奈緒さんが、ドラマに向けた意気込みなどを語る記者会見の模様が、NHK「コレ見て!MOVIE」に配信されている。

「ゲゲゲの女房」は、今なおアニメ化されるなど根強い人気を持つ妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるさんの妻、武良布枝(むらぬのえ)さんの自伝「ゲゲゲの女房」を原案に、好きなことに命がけで打ち込む夫を支え、おおらかな愛を家族に注ぎながら生きていくヒロインを描く、昭和の青春物語。連続テレビ小説としては82作目となる。

通常、朝ドラのヒロインといえば新人女優の登竜門とされ、20歳前後の若手がオーディションで起用されるが、今回のドラマは主人公の最初の設定年齢が29歳であることから、実力派の女優からオーディションを経ずに決めるとしていた。

会見で松下さんは「たくさんの方に見ていただける、たくさんの人に明日からがんばろう、きょう1日がんばろうという気持ちになってもらえるようお届けしたい」と抱負を述べている。一方、製作統括の谷口卓敬チーフプロデューサーは「人間の持っている伸びやかさ、豊かに今を生きているということの実感というものが映像から伝わってくる方」と、松下さん起用の狙いを語っている。

松下さんは朝ドラは初出演だが、2007~08年放送された「ちりとてちん」のオープニングテーマのピアノ演奏を手がけた経験を持つ。

平成22年度前期連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」ヒロイン発表 NHK