二度目の共同作業としのびよる魔の手!「チャン・ヨンシル」第19話あらすじと予告動画

2017年06月26日17時30分 ドラマ
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格物奨励は、世宗と大臣たちとの日食を正確に予測して救食の礼が行えるかどうかにかかっている!焼けたはずの観測記録の一部はヒジェが持っていた!果たしてヒジェはこれをヨンシルに返すのか?開国の功臣チョ・グァンはどんな魔の手で格物奨励を阻止するのか?実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」(BS-TBS)明日6月27日(火)放送の第19話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。

【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン

■第19話「忍び寄る魔の手」
8か月後、スンジとインジを中心に書雲観の観員たちは日食の予測に取り組み、日食の起きる日にちは測定できたが、過去の観測記録が焼失したせいで思うように進まなかった。その頃、ヨンシルは昼夜時刻が分かる新しい時計作りに励み、世宗はこれを“日星定時儀”と名付ける。
秘密の観測所に火をつけた時、ヒジェはヨンシルの命を救うと同時に資料の一部を持ち出しているのを、チェ・ボクは知っている様子。相変わらずイ・チョンが魅力的。ヨンシル達を慰労する様子も愉快だ。

その頃、下野したヒジェは1人で簡儀(カニ)を造って天を観測しながらヨンシル達を懐かしんでいた。一方、正確な時刻が分かるまで日食予測を世宗に報告していないにも関わらず、チョ・グァンはこれを知っていた。グァンの屋敷でこれを知らされたメン・サソンは、グァンが書雲観だけでなく漢陽のいたるところにグァンの密偵が潜んでいることを知る。グァンは、ヨンシル達を殺してでも救食の儀式を阻止すべきと言い、これを断わるサソンに、イ・バンウォン(先代王・太宗)でさえ自分を殺せなかったのは、格物振興を阻止する天命のためだと言うグァン。サソンにも六曹直啓制を廃止して、議政府薯事制を復活させるよう、世宗を説得するように頼む。
ウンボク(ヨンシルの少年時代の名前)と名付けた案山子(?)相手に独り言するヒジェの姿が憐れだ。負けを認めれば楽なのに…。チョ・グァンがパタンと閉じた書『朝鮮経国典』についてはコチラで詳しく解説。
チョ・グァンがサソンに頼んだのは、まさに形ばかりとなった大臣の権限を王から取り戻すのが目的。王ではなく、建国理念である臣僚(士大夫)による政治に戻そうとしているのだ。


改めて世宗にも日食予測が伝えられ、正確な時刻の指定には至っていないことが報告されるが、それでも世宗は明の暦に頼らず、書雲観の力だけで正確な日食を予測して救食の礼を行いたいと切望する。ヨンシルも自撃漏の仕上げにかかるが、落下する玉の制御法に頭を悩ませていた。日食の時刻は3つにまで絞られていたがどれも決め手がない。見かねたチェ・ボクが、ヒジェが観測記録の一部を持っていると明かす。ヨンシルは必ずヒジェが返してくれると信じるが…。

世宗が世子ヒャンとユを連れて“日星定時儀”の見学にやって来る。インジは地動説について可能性を探っていると報告し、ヨンシルも仮説を立てて証明することが肝心だとみんなで天文論議に花を咲かせていた。その様子をうらやましそうに盗み見するヒジェ。
世子ヒャンは第5代王・文定、ユは第7代王・世祖(首陽大君)。「王女の男」でそれぞれチョン・ドンファンと本作で太宗を演じたキム・ヨンチョルが扮している。二人の王子にイ・スンジが天を詳しく解説してくれる。1年は365日とちょっとと説明。ちなみに、1年が約365.25日と決めたのは、2000年以上も前の古代エジプト。余った数は、4年に一度うるう年で調整をしているのだ。
算学の天才、スンジとインジの切磋琢磨しながらも仲の良い姿がすがすがしい。


ヒジェが観測記録の一部を返しに来たことを知ったヨンシルは、みんなの反対を押し切って故郷で孤独に暮らすヒジェを呼び戻しに行く。救食の礼の妨害を目論むグァンは、そんなヒジェの元に刺客を送り込み、残りの観測記録を改ざんし、日食予測を誤らせるようにしろと命じる。

考え込むヒジェの元に居所を突き止めたヨンシルがやって来る。膨大な資料をまとめたと簡儀観測記録をヨンシルに手渡すヒジェ。感激するヨンシルは、書雲観に戻るように説得し、二人で記録書を持って漢陽へ向かうが、途中、刺客に襲われる。ヒジェがヨンシルをかばって刀傷を負い、チョンが駆けつけ助かる。ここでチョンの放った一言から、チョンとヨンシルは自撃漏で玉の落下を制御するアイデアを思いつく。
楽しそうな元仲間たちの姿を人形で再現するヒジェに胸が詰まる。ヒジェはまたヨンシルを裏切るのか?それとも改心したのか?
ところで自撃漏の仕上げ“玉の落下制御”のヒントとなったチョンの言葉はなにか?そしてアイデアに最終的な答えを出したのはだれか?チョンも加えたヨンシル、ヒジェの二度目の共同作業だ。屈託のないヒジェの笑顔をお見逃しなく。


ヨンシルに渡した観測記録が間違いなく改ざんされているのかどうかを確かめるために、ヒジェがグァンの屋敷に呼び出される。そして、グァンが王宮のいたるところに刺客を忍ばせており、もし日食の予測が正しくされた時には、関係者全員を殺害すると脅され、ヒジェ自身についても刺客が見張っているとも。
ヒジェの改ざん記録を確認するのは誰か?懐かしい顔がこんなところで見られるとは…。

その頃、ヒジェの観測記録を元に、ついにインジが正確な時刻を午前11時15分頃に始まり、午後12時30分頃に最も欠け、午後2時15分頃終わると割り出す。だが、スンジはどこか腑に落ちない。

BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
 2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
DVD 公式サイト
 「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」
 DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~8リリース中
 DVD-SET2&レンタルDVD Vol.9~16リリース中
 各22,800(税別)
 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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