映画『ライカ/LAIKA』セルビアの首都で世界初の一般公開!現地より今関監督と宮島沙絵コメント動画到着

2017年07月13日06時45分映画

『アイコ十六歳』 (1983)『十六歳のマリンブルー』(1990)『青い経験』(2000)などの青春少女物語を演出し続けてきた今関あきよし監督が、ロシアを舞台とした『ライカ/LAIKA』が完成!現地、セルビアの首都であるベオグラードより今関監督からのコメントが到着した!また、ふたりのヒロイン、宮島沙絵、クセーニア・アリストラートワからメッセージ動画も到着した。

作品の美しさについて定評がある今関監督の作品の舞台となる場所は国内に限らず、チェルノブイリ原発事故後の町の少女の物語『カリーナの林檎~チェルノブイリの森~』(2011)はベラルーシを舞台とし、日本・ウクライナ初の合作映画『クレヴァニ、愛のトンネル』(2014)に続いて今度は多様なカルチャーが混じり合っているロシアを舞台とした『ライカ/LAIKA』が完成した。

ライカライカ“人はひとりでは生きていけない。誰かを強く思い続けることでしか生きていけない弱さ″を描いた。本作品はロシアやロサンゼルスなど海外の映画祭で上映され、高い評価を得ている。
天真爛漫な瞳、素直な笑顔、一途な愛を送るライカを演じるのはオーディションで選ばれた新鋭女優、宮島沙絵。本作品で2017年 Japan film festival Los Angeles最優秀新人賞受賞、映画初出演作とは信じられない熱演を披露。世界を魅了した宮島への期待が高まっている。日本公開に先駆け、現地時間7月11日にセルビアの首都、ベオグラードで世界初の一般公開が行われ、大勢の観客が集まり、今関あきよし監督が登壇した。終映後、監督と観客との交流会が開かれ、大いに盛り上がった。現地から今関監督と、今回、ベオグラードの上映には参加しなかったが、「ふたりのヒロイン、宮島沙絵、クセーニア・アリストラートワからメッセージが届いた。ロシアと日本、国籍の違う2人の女の子が繰り広げる今まで見たことのない新鮮で切ないラブストーリー、『ライカ/LAIKA』は2017年秋、日本公開予定。

■あらすじ
天真爛漫で自由奔放な日本人の女性ライカと、モスクワで女優を目指すロシア人女性ユーリャとの友情を超えた奇妙な愛情関係。モスクワの小さな部屋で一緒に暮らす2人の濃密な時間。その関係は突然起きた《とある事件》をきっかけに大きく歯車が狂っていく!

ライカ■今関あきよし監督
世界で最初の上映がセルビアの首都ベオグラードで行われることとなり本当に嬉しく思う。
セルビアと日本のあまり知られていない関係がある。東日本大震災の時に欧州の中で一番の義援金が送られているという事実。決して経済的に裕福な国とは言えないセルビアが何故そこまでの支援をしてくれたのかご存じない方が多い。そのセルビアで国籍や性別を超えた愛の物語の映画「ライカ/LAIKA」を上映出来たことに感謝したい。上映会場には様々な国籍の観客、年齢も幅広い観客が大勢集まり、スクリーンに集中してくれていた。観客に混ざって映画を見ていると途中で涙する若い女性、突然私に「この場面、本当に素敵ですね!」と話しかけてくる方もいて感激だ。エンドロールに大きな拍手が起きて私自身も涙してしまった。この「ライカ/LAIKA」の上映のスタートがこのセルビア、ベオグラードで本当に良かった!」

■宮島沙絵
ライカ役を演じた宮島沙絵です。今回、セルビアの皆様に見て頂けるとの事、本当に嬉しく思います。この作品を通じて、こんなにも人を愛する事ができるんだという事を学びました。見て頂ける方にも、それを感じとって頂けると嬉しいです。

■クセーニア・アリストラートワ
この映画「ライカ」の主役のユーリャ役を演じました。
最初にこの映画のシナリオを読んだ時、どうやったら上手く出来るのか悩み考えました。そして結果的に望んだ
通りに演じることが出来たと感じています。映画を観てくれて方々が気に入ってくれたら嬉しいです。
ありがとうございました!

■キャスト
宮島沙絵、クセーニア・アリストラートワ 

■スタッフ
監督:今関あきよし
脚本:いしかわ彰
製作:アイエス・フィールド

宮島沙絵のコメント
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