NHK「オクニョ 運命の女（ひと）」第29話 悪魔の錬金術に苦悩するテウォン！あらすじと見どころ、予告動画

都に蔓延する病は文定大妃とチョン・ナンジョンが、手下のトンチャンたちを使って仕組んだものだった！悪魔のような大妃たちの策略を知ったユン・テウォン（コ・ス）は…明日11月11日(日)放送の「オクニョ 運命の女（ひと）（原題：獄中花）」（NHK、日曜夜11時～）第29話のあらすじとみどころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

【「オクニョ」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や見どころ、キャストの紹介などをまとめて紹介している。ここででは来日取材会の再現レポートも公開している。

■キャスト⇒相関図（26～）NHK
オクニョ役：チン・セヨン
ユン・テウォン役：コ・ス
明宗役：ソ・ハジュン
文定大妃役：キム・ミスク
ソン・ジホン役：チェ・テジュン
ユン・ウォニョン役：チョン・ジュノ
チョン・ナンジョン役：パク・チュミ
チ・チョンドク役：チョン・ウンピョ

©MBC■第29話あらすじと見どころ
イ・フォンと名乗っている明宗と会ったオクニョは、帰り道にユン・テウォンに呼び止められる。話があるというテウォンの手を振り払ったオクニョは、権力を振りかざす行動はチョン・ナンジョンと同じだと告げる。オクニョを尾行させていたナンジョンは、彼女が会っていた男が王宮に入って行ったと聞き、ミン・ドンジュにその男の素性を調べるように命じる。
「お前にとって俺はその程度男か？」と必死で誤解を解こうとするテウォン。「言葉でなく行動で見せてほしい」というオクニョの言葉に、テウォンはぐうの音も出ない。酔っぱらって寝込んだテウォンが、朝一番に起きて何を心配したのか？恋に一途な男の言葉をお聴き逃しなく。

オクニョは久々に典獄署を訪れ、再就任したチョン・デシク署長に会い、罪人たちの病や軽罪者の放免など疫病対策を助言する。

ウォニョンは文定大妃に呼ばれテウォンと一緒に大妃の元へ。文定大妃から都の疫病騒動は大妃とチョン・ナンジョンが明宗を抑えつけるために仕組んだ策略だと知らされる。大妃は、テウォンにこの騒動を利用して多くの資金を得る策を考えるように命じる。
屋敷に戻ったウォニョンは妻ナンジョンからも疫病騒ぎは自分が仕組んだもので、これを利用した資金調達の方法を聞く。
さすがのテウォンも大妃たちの悪魔のような錬金術には心底大弱り。コン・ジェミョンやオクニョの言葉が脳裏に浮かぶ。
科挙で使う紙で一儲けをしようとしたテウォンの企みに対して、ナンジョンは疫病を使ってどう金儲けをしようと考えたのか？

疫病対策を部下たちに命じる明宗。そこに文定大妃が訪ねてきて、王自ら謹慎して疫病を抑える儀式を行うべきと告げる。患者たちの治療と蔓延を防ぐことが先決という明宗の言葉を遮り、昭格署で祭儀を執り行いうことになる。
疫病の蔓延は王の不徳の致すところとみなされ、王は謹慎を余儀なくされる。疫病だけでなく日照りも王の責任、日食に至っては「王の政治が悪いために起きる災いの前触れ」とされていた。これは太陽は王という考えから。そのために日食の儀式“求食（求蝕）＝クシキ”も王主催で行われた。この儀式は「太陽を抱く月」や「チャン・ヨンシル」などでも重要なエピソードとして描かれている。ちなみに月は王妃（または臣下）と考えられ、月食は王妃の行いが悪いためと考えられていた。

オクニョはジホンやチョン・ウチたちと打ち合わせをした後、ジホンに疫病が発生した村に調査に行くと告げ、ジホンはオクニョの身を案じる。
オクニョとジホンが肩を並べて歩く姿を目撃するユン・シネの表情に注目！話の内容を知らないシネは完全に二人の仲を誤解する。

疫病患者が出た村へオクニョは懇意にしている医員と出向く。厳重な警備を潜り抜けたオクニョたちはトチと遭遇。そこにはトチの故郷だった。トチの母の病状を診た医員は疫病でないかもしれないと考える。
このシーンを見て「チャングムの誓い」を思い出した方も多いのでは？ミンは疫病の蔓延で封鎖された村に取り残されたチャングムを狂ったように探し回った。

疫病を鎮める祭儀が始まる。その頃オクニョは、疫病の村に同行した医員に呼び出され、瘟疫（うんえき）という高熱を発する病の薬が、疫病と騒がれている患者に効き目がありそうだと報告を受ける。ところがその薬材が不足し、薬材価格も急騰していると聞く。オクニョは医員から聞いた話を昭格署の長官に伝え、チョン・ナンジョンと文定大妃の結託をほのめかすが、長官から二度とその話をするなと叱責されてしまう。
祭儀の時に明宗が着用したのは九章服（クジャンボク）と冕旒冠（ミョルリュグァン）。最高級の王の礼服で、即位式、婚礼式、祭事などで着用。冠のつばの先から顔の前と後ろに、じゃらじゃらとぶら下がっている玉暖簾のようなものにも理由がある。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】「◆王室の婚礼服」を参照。

祭儀を終え明宗が謹慎に入ｙたことで晴れやかな表情の大妃は、報恩寺改築の資金も調達できたと、ナンジョンを労う。そしてウォニョンにテウォンも資金到達の方法を思いついたのかと念押しする。
祭儀の時に明宗が着用したのは九章服（クジャンボク）とメンリュ冠（ミョルリュグァン）。王が着用する最高級の礼服で、即位式、婚礼式、祭事などで着用した。冠のつばの先から顔の前と後ろに、じゃらじゃらとぶら下がっている玉暖簾のようなものも理由がある。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】「◆王室の婚礼服」を参照。

その頃オクニョは、ソン・ジホンやチョン・ウチたちにも、疫病がナンジョンたちの捏造だと話す。そこにナンジョン一派を探らせているチョンドンから重要な報告が入る。
その頃テウォンは部下に平市署の薬材の調査させ、すべてを購入値で市場に流すように命じる。
チョンドンの報告こそが、ナンジョンたちの悪魔の錬金術。どんな報告をするのかお聴き逃しなく。そしてテウォンはなぜ薬材市場に流すのか？

そんな中、ジホンは薬材を入手するある作戦を思いつく。ところが、町にでかけたオクニョが何者かに連れ去られてしまう。
ジホンはどんな作戦を思いついたのか？そしてオクニョを拉致したのは誰か？

【作品詳細】【「オクニョ」を2倍楽しむ】

◇NHK｜韓国ドラマ 「オクニョ　運命の女（ひと）」
　2018.04.08スタート　毎・日23：00-24：00　再放送、地上波初
　2017.04.02-2018.04.01　毎・日21：00-22：00　BSプレミアム、BS初

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