自動水時計・自撃漏完成!時は誰のもの?「チャン・ヨンシル」第18話あらすじと予告動画

2017年06月25日12時00分ドラマ
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ヨンシルの作っている自動水時計は、歯車もないヒジェには想像もつかない代物!ヨンシルとの才能の差をまざまざと見せつけられたヒジェは…実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」(BS-TBS)明日6月26日(月)放送の第18話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。

【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン

■第18話「自撃漏命名」
ヨンシルが作った自動水時計が、鉄球を落下するという画期的な作動原理だと気づき、才能の差を思い知らされたヒジェは負けを認めるしかなかった。その場に現れたハクチュがためらいもなく水時計を燃やそうとしたところを、ヒジェは阻止し、ヨンシルの水時計を守るために友ハクチュを手にかける。異変に気付いたヨンシルが後を追い、自分と競うのではなく、ヒジェらしい進む道があるはずと力説する。ヒジェは自動水時計を完成させないまま、辞表を出して朝廷を去る。
ヨンシルの自動水時計の全貌が見えてこない方が、ヒジェの空想図解で確認しよう。戸惑うヒジェの心境をハクチュが代弁するのでお聴き逃しなく。友を手にかけても気になるのはどのようにアイデアを思い付いたのか?ヒジェは屈辱と挫折から抜け出すことができるのか?そしてハクチュの命は?

世宗は大臣たちを連れてヨンシルの作業場を訪れる。画期的な水時計を前に、ハ・ヨンやメン・サソンたちもヨンシルの才能をたたえる、世宗はこれを朝鮮の時計と認め“自撃漏(チャギョンヌ)”と名付ける。そして重臣たちや民にも見せるように命じ、ヨンシルを手伝う仲間たちを慰労する。大勢の民が見学に来るのを目の当たりにしたヨンシルは、ますます携帯の時計の必要性を思い知る。
自撃漏自撃漏:画像はkonestより今度は自撃漏と名付けられた水時計が実際に動く様子が見られる。自撃漏は、ソウル特別市 鍾路区(チョンノグ) 世宗路(セジョンノ) 1-57 にある「国立古宮博物館」で展示されている。もっとも、世宗代の自撃漏はそのまま保存されておらず、1536年(中宗31年)に再び作られ、その一部である水がめ(播水壺、受水壺)が現在まで徳寿宮に残っている。

世宗は、ヨンシルが自撃漏を朝廷のためではなく、民のために作ったのを見抜いていた。それは世宗も同じ思いだが、臣僚(士大夫)たちは民に時を与える行為を謀反とみなすと忠告。ヨンシルは王自らが民に時を与えてほしいと懇願する。だが、世宗は臣僚たちは、王を畏れているのではなく、今の体制と己の権威が崩れるのを恐れているだけだと教え、焦るな、機が熟すのを待てと諭す。そしてもう一つ民に与えたいものがあると話し、ヨンシルも携帯できる時計を民に与えたいと共に夢を語る。
自撃漏を民に与えてはいけないと言われ、ショックを受けたヨンシルが、王の本心を知り改めて世宗への忠臣を胸に刻む。ここでヨンシルに語った世宗のもう一つの夢とは?そして、意外に早く気は熟すことに。

その頃、朝鮮の開国功臣チョ・グァンは南陽でヨンシルが作った日時計と村人への影響を探る。グァンは自撃漏が公共の時計となることを懸念し、策略をめぐらす…。
漢陽で、市場を通るヨンシルは、餅つきをしている民の様子からあることを思いつく。そんな中、集賢殿の若い学者2人が自撃漏の公開を禁止してほしいと吹雪の中、門の外で座り込みをし、死亡するという事件が起きる。メン・サソンたち大臣はこれがチョ・グァンの策略だと察し、彼の元へ出向く。

グァンは2人の学者の死は愚かな王のせいだと言い、王がヨンシルと共に朝廷を揺るがしているのを見過ごす大臣たちを愚臣呼ばわりす。そして朝鮮建国の理念を思い出せと忠告する。その考えに同意しないと答えるサソンだが、時を民が知ることで農業が衰退し工業や商業が勢いづき、彼らが政治を動かすようになったらどうするのかと問われ、たじろぐ。さらにグァンは、世宗が自爆漏を宮殿に置くのは何れ民に時を与えるため、時を手にした民は自分たちの利益追求に走り、王は臣僚たちを押さえつけ、民と直接対話するようになるとも言う。
朝鮮建国の理念とは、「六龍が飛ぶ」31話でチョン・ドジョンの唱えた「王の五則」として紹介している。

朝会でサソンたちは、自爆漏を朝鮮の時計にすることを反対し、門の外では集賢殿の学者たちが自爆漏反対を訴え座り込みをする。格物振興をやめて、経典の教え通りに聖君の道をたどるよう誓うよう迫る。すると、世宗は災害に苦しむ民たちのために、次の日食の日に救食の儀式で天に謝罪すると言い出す。あっけにとられる大臣たちに、もし、日食の時間が正しく予測できれば、朝鮮の格物が正しく発展したことを示す。次の日食に予測通り求食の儀式ができれは、すべては格物の振興のお陰と認め、全員で格物振興に協力するように願うと告げ、自撃漏の宮殿設置と、町に公衆時計を設置することを公言する。サソンは、予測が狂った時には格物の振興を辞めることを約束してほしいと進言し、日食の予測を懸けた勝負をすることに。

観測所の記録が焼失したために、正確な時刻の予測は難しいと心配するヨンシルに、世宗は、ヨンシル、イ・チョン、イ・スンジ、チョン・インジ、チョン・チョ、チョン・フムジたちがいるのに何も心配していない。すべてをお前たちに懸けることに何も恐れはないと、ヨンシルの手を握るのだが…。
自撃漏の公開を禁じる理由は、朝鮮は性理学(儒教の一種)の国で格物の国ではないというモノ。チョ・グァンやメン・サソンの反論こそが、世宗が心配していた臣僚たちの身勝手な考えで、この考えはこの後も延々と続き、朝鮮の近代化を遅らせることになるのだが…。

BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
 2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
DVD 公式サイト
 「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」
 DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~8リリース中
 DVD-SET2&レンタルDVD Vol.9~16リリース中
 各22,800(税別)
 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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