韓国ドラマ「花郎<ファラン>」第13-14話あらすじと見どころ:花中在王!王は誰だ!予告動画
ドラマは後半に入り、ついに花郎たちの中に王・彡麦宗(サメクチョン)がいることが明らかになる!王の命を守るため、王を暗殺するため、只召太后とパク・ヨンシルが動き出す!BS-TBSにて好評放送中のパク・ソジュン×ZE:A出身パク・ヒョンシク×ミンホ(SHINee)×V(BTS/防弾少年団)ら最旬イケメン俳優たちが出演する韓国ロマンチック時代劇「花郎<ファラン>」(全24話版)4日(月)放送の第13話~14話のあらすじと見どころ、豆知識をご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開している。
※全20話版のネタバレあり/なしのあらすじと見どころ、豆知識、時代背景や実在の人物紹介、豆知識、メイキング動画などはまとめて【「花郎」を2倍楽しむ】で紹介している。
■キャスト⇒相関図(BS-TBS)
ムミョン/ソヌ役:パク・ソジュン
彡麦宗=サメクチョン(真興王)/ジディ役:パク・ヒョンシク
スホ役:ミンホ(SHINee)
ハンソン役:V/キム・テヒョン(BTS/防弾少年団)
パンリュ役:ト・ジハン
ヨウル役:チョ・ユヌ
■第13話
アロを避けていたソヌ(ムミョン)はその理由を彼女に明かし、2人はお互いの気持ちを確かめ合い、幸せに浸る。そんな中、叔明王女はウィファの元を訪れ、花郎は王室のためなら命を落とせる覚悟が必要。そんな花郎の武芸を鍛えるために命懸けの対戦をさせるよう命じる。
一方、修練中のソヌは腕飾りを失くしたのに気づき、傍のジディに追い立てられながらも必死で探す。腕輪を拾ったカンソンがその様子を見ていた。カンソンからの報告で、王の印が入った腕飾りが仙門に落ちていたことを知り、花郎の中から彡麦宗(サメクチョン)をあぶり出す計画を立てる。
只召太后は聖骨を守るために、アロの暗殺を叔明王女に下す。フィギョンから、太后がアロの命を狙っていると聞いたアンジは、ソヌにアロを守ってくれと頼む。
剣術と弓馬の対戦が10日に行われることが発表される。勝てば“可”がもらえるが、命を落とすこともある危険な対戦と知り花郎達はざわつく。
王女はこの訓練のために狩りを提案。狩り当日、自分の主治医にしたアロを狩り場に呼び出して矢を放つ。ソヌがこれに気が付きアロをかばって胸に矢を受ける。ソヌは逃げる王女の姿をその目で見た。アロの悲鳴を聞きつけたジディが逃げる王女を追跡し、二度とアロに手を出すなと怒りの目で王女に忠告する。傷の手当の受けたソヌに、思わず「すまない」と謝罪の言葉を口にしてしまうジディ。その時、花郎の中に王がいるという掛け軸が掲げられる。ざわつく花郎達をウィファが一喝するが…。
アロがせせらぎに靴を落としたのをきっかけに、ソヌはなんと告白するのか?相思相愛のアロとソヌのアツアツぶりを見ると、ジディファンは胸が痛いかも。すでにジディはソヌに友情を感じ、アロを愛しているのだから。
当時は親族間結婚は当たり前。それは聖骨を守るためでこれは高麗時代にも引き継がれた。詳しくはこちらで解説⇒<麗><輝くか、狂うか>…今、高麗王朝が熱い!
ヨンシルの言葉に出てくる南扶余(ナムプヨ)とは百済のことで、聖王とは高麗第26代王のことで、「帝王の娘スベクヒャン」でチョ・ヒョンジェが扮した王。【ドラマの神話~三国時代】参照。
花郎の前に立つスンミョン王女の視線の先には常にソヌがいる。これではヨウルでなくとも王女の想い人に気づく。一方、スホの想い人は只召太后。狩場でスホが太后をどんな人物というのか?その時のジディの表情にも注目。今回はイケメンたちの乗馬も要チェックだ!
それにしてもソヌの「胸に受けた矢の傷より、アロが泣く方が辛い」とは、なんとの深い愛の言葉。一方、ジディの「死ぬが王座に就くか」という言葉も切実だ。
■第14話
“花中在王”という掛け軸の文字を目にした花郎たち。ソヌが王なのではないかという噂が飛び交う中、ソヌは親友を殺した王を捜し始め、スンミョン王女には二度とアロを狙ったら許さないと恫喝する。ジディは心の動揺を隠して、ソヌに王を捜す理由を尋ね、ソヌは「殺す」と答える。
王が誰か知るアロは、渦中の人となったソヌに「兄さんは王でない」というが…。
“花中在王”の話は貴族たちにも伝わり、ヨンシルは只召太后に事の真偽を詰め寄る。太后はサメクチョンは新羅にはいないというが…。ヨンシルはパンリュを呼んでソヌが王か調べろと命じ、その目的を問うパンリュに、「お前を王にするつもりだ」と答える。混乱するパンリュはすれ違ったスヨンにも気づかない。
そんな中、ハンソンは仮病を使っては医務室に入りびたり。身分が低いために郎徒となった異母兄タンセを案じ、立場が逆ならよかったのにとアロに愚痴る。そんなハンソンをタンセが迎えに来て剣の修練に誘う。
アンジの治療を受けるソヌは、なぜアロに危険が迫っていると知っていたのかと尋ねるが、アンジはただ守れとしか言えない。ソヌは“花中在王”に描かれた印を見せ、マンムンを殺害したのは王に違いないといい、王を殺すと伝える。
一方、只召太后は、サメクチョンを刺客から守るためにソヌを偽の王に仕立て上げようと考える。アンジを訪ねた太后は、娘アロを許す代わりに息子ソヌに頼みがあると告げる。アンジは太后を許せないとフィギョンの申し出を受けることに。
ウィファは一人佇むジディに近づき、名前の由来をたずねる。これまでのジディの言葉から彼こそが王だと見抜いたウィファは、跪いて礼をする。
太后はスホを呼んで密令を下す。その頃スミョン王女はアロを呼び出して愚弄し、興奮したアロはつい王を知っていることを口走ってしまう。一方、ソヌは、これまでのジディの言葉から、彼が王ではないかと疑い出す。
いよいよ対戦の日。怯えて隠れるハンソンを見つけたタンセは、恵まれた身分ならそれ相応のことをしろと、引きずり出す。
花郎最初で最後の真剣勝負には、太后をはじめヨンシル達貴族も出席し、ついに大戦がはじまる。スホvsパンリュの戦いが始まるが、生ぬるいと王女が言い出し、ヨンシルはパク家の護衛武士と花郎の代表を真剣勝負させることを提案し、ソヌを指名する。
ソヌに関心を持つスンミョン王女。相変わらずソヌに悪態をつくが、本心では真興王であることを願っているのでは?
ソヌが王だと噂がたってからの花郎たちの態度の急変ぶりが愉快。みんながソヌを避ける中、ジディとソヌはいつも一緒。
今回は悩めるハンソンに注目。大好きな兄が真骨でないために一族から卑下される一方、何をしても兄には適わない自分に嫌気をさすハンソン。没落した一族再興のために寄せられる期待が大きすぎ、押しつぶされそうはハンソンを、BTSのVが俳優キム・テヒョンとして熱演している。一方兄タンセを演じたのは、「愛するウンドン」や「美男<イケメン>バンド」などに出演するキム・ヒョンジュン。寡黙な役柄が多いが、本作でも男らしい役を好演している。二人の兄弟愛はこの後も見どころだ。
名前の由来を聞かれたジディはウィファになんと答えるのか?一方、憧れの太后への謁見を許されたスホが太后をお姫さま抱っこ!果たしてそのいきさつは?そして、太后はスホにどんな名を下したのか?
いよいよアロvsスミョン王女の対決が始まる。女の対決も見どころだが、終盤のソヌとジディの木刀での腕比べやわちゃわちゃにも注目。
只召とヨンシルの思惑で、ソヌがヨンシルの護衛武士と真剣で戦う羽目に。短いシーンながらソヌ役のパク・ソジュンの見事な剣アクションが見られる。彼は初の時代劇挑戦のために、撮影前からアクションスクールを通って武術、剣術だけでなく、乗馬、弓術など、血が滲む訓練を通じて徹底して基礎を固めてきた。その成果をじっくり確認されたい。
◇BS-TBS「花郎」番組公式サイト
2017.11.16スタート 月~金17:00-17:54 無料BS初放送
【作品詳細】【「花郎」を2倍楽しむ】