韓国ドラマ「花郎<ファラン>」第15-16話あらすじと見どころ:和親のための使節団派遣!予告動画

2017年12月05日17時50分ドラマ
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ジディが王だと疑うソヌはジディに剣を向け、このことでまたソヌとアロの間がまた気まずくなる!一方、隣国・南扶余と和親を結ぶために只召太后は使節団を派遣することを決断し…BS-TBSにて好評放送中のパク・ソジュン×ZE:A出身パク・ヒョンシク×ミンホ(SHINee)×V(BTS/防弾少年団)ら最旬イケメン俳優たちが出演する韓国ロマンチック時代劇「花郎<ファラン>」(全24話版)6日(水)放送の第15話と16話のあらすじと見どころ、豆知識をご紹介、予告動画が番組公式サイトで公開している。

※全20話版のネタバレあり/なしのあらすじと見どころ、豆知識、時代背景や実在の人物紹介、豆知識、メイキング動画などはまとめて【「花郎」を2倍楽しむ】で紹介している。

■キャスト相関図(BS-TBS)
ムミョン/ソヌ役:パク・ソジュン
彡麦宗=サメクチョン(真興王)/ジディ役:パク・ヒョンシク
スホ役:ミンホ(SHINee)
ハンソン役:V/キム・テヒョン(BTS/防弾少年団)
パンリュ役:ト・ジハン
ヨウル役:チョ・ユヌ

■第15話
ジディに剣を向け、おまえが王なのかと問い詰めるソヌ。ジディをかばおうとしたアロは、ソヌの剣に斬られて傷ついてしまう。ソヌの態度は再び冷たくなり、アロは思い悩む。

ジディは只召太后に叔明(スンミョン)を仙門に送った理由を聞き、太后はサメクチョン=ジディを守るためなら手段を選ばない。王になりたくば何もするなと告げる。

眠れず池を眺めるソヌ。風月主ウィファは、ソヌがジディを王だと疑い、王だと分かり次第殺すつもりだと気づき、表面だけを見てすべてを知った気になるなと、ソヌを諭す。

そんな中、国境付近では南扶余(百済)の挑発が続く。パク・ヨンシルは南扶余と和平を結ぶか戦をするかを決定するよう只召太后に迫る。太后は和親のため、軍隊ではなく叔明王女と花郎を使節団として南扶余に派遣すると宣言。

まさか花郎を送ると言い出すとは思っていなかったヨンシルだが、たとえソヌが王でなくとも花郎の中にいると確信しているだけに、この判断が太后の身を亡ぼすことになるだろうと考える。

太后はウィファを呼んで、和親のために花郎数名を南扶余に送るように命じる。そしてその人選はヨンシル派の息子を選べと命じるが、ウィファは人選については任せてほしいと譲らない。

ソヌは相変わらずアロを無視し、ジディにも敵意をむき出しにする。「王ならお前と友になれないのか」と聞くジディに「王なら殺す」とソヌ。「王より、お前の友でいたい」とジディは力なく答えるが…。

ジディは太后から「停」という文を受け取る。その後、ウィファから南扶余との和平のための使節団として叔明王女に随行する花郎の志願者を募るとの発表があり、「停」の意味がこれだったのかと思い当たる。

志願者はひとりも出ない。ところが叔明王女が現れてアロを同行すると発表すると、ソヌが志願し、続いてスホ、パンリュ、そしてジディが手を挙げる。ジディが王だと知るウィファは見なかったふりをするが、ジディは引き下がらず、結局4人に決定。ジディが志願したと聞いた太后は、思い通りにならない息子の行為に憤怒する。

当時、新羅と百済は高句麗に対抗すべく“羅済同盟”を結んでいたが、漢江流域を握るために新羅と百済は熾烈な攻防を繰り返していた。当時の地図で両国の位置関係を見ておこう。詳しくは、【「花郎」を2倍楽しむ】で解説する。

「王より、お前の友でいたい」というジディにソヌはなんと答えるのか?ジディの悲し気な眼差しが切ない。一方、怒りに震え、一点を見つめるソヌの目が怖い。

それにしてもなぜ王女はここまでアロを嫌うのか?その訳は次回で…。
ソヌはアロを守るため、スホは太后の命に従いソヌを守るため、パンリュはソヌが真の王かどうかを見定めるため、そしてジディはもちろんアロのためだが、それだけなのか。

ソヌに懐いてまとわりつくハンソンがかわいい。そんなハンソンを止める義兄タンセの目に、ちょっぴりジェラシー?もっともタンセもソヌを認め始めている。

使節団志願で、スホの妹スヨンとパンリュの恋が急速に進展する。また、花郎と留守番するそれぞれの郎徒と別れのシーンも要チェックだ。


■第16話
叔明王女を護衛しながら南扶余を目指す花郎たち。その頃、置手紙をみてアロが百済に行った事を知ったアンジ。娘まで奪うつもりかと太后を許せない気持ちのアンジはフィギョンに会う。

一方、ソヌは叔明王女にアロを同行させた理由を訊ね、王女は信頼できる花郎を連れて来ただけと答える。その時体調を崩して倒れかけた王女をソヌが抱える。
アロは、ソヌのつれない態度に傷つき、彼が叔明王女のために使節団に志願したのかと聞く。ソヌは、本心を打ち明けアロを抱きしめる。
そんな2人の前に盗賊団が現れる。他の花郎も駆けつけるが、ジディはその正体が貧しい農民だと気づき、剣を抜いたスホを制止して彼らを逃がす。

南扶余への贈り物が盗賊に奪われ、スホは新羅に引き返すべきだと提案するが、叔明王女は旅を続けようと決断する。

その頃、アンジは只召太后の診断を断り、賤民たちの治療に向かうと告げる。今もアンジを愛する太后は涙を流すが、なおも冷たい言葉でこれ以上会いたくないと、アンジは立ち去る。

使節団一行は野宿することになるが、食糧調達が上手くいかない。その時、アロがカゴいっぱいの食料を手に入れてくる。持ち前の明るさと鍼でどんどん打ち解けていくアロ。
叔明王女は命を狙った自分をも気遣うアロを不思議に思う。王女に自分を供にした理由を聞くアロは、答えない王女に、「ソヌは王ではない」というが、王女にとってもうそれはどうでも良くなっていた。王女は、ソヌを同行させたくてアロを利用したことを明かし、「ソヌを傍に置きたい」と、告げる。

その頃、新羅でもいろいろ問題が起きていた。
郎徒のカンソンは、使節団が無事に戻れるわけがないといい、パオを怒らせる。また、ハンソンに花郎の資質がないと呼び出しされた祖父が、ハンソンの代わりにタンセに罰を与える。
そして、南扶余に贈るはずの品々が、なぜかヨンシル邸に運び込まれ、ヨンシルはドゴに聖王の誕生日に間に合うように南扶余に運ぶように命じる。

やがて一行は南扶余の王子・昌(チャン)に接見するが、新羅と和親する気のない昌は、一行を無視して食事を続ける。食事の後、貢物を要求するが、差し出すものなど何もない叔明王女は、貢物ではなく和親の品だと、小さな金の仏を渡す。そして、今同盟を解消すれば高句麗の属国となってしまうと、同盟の必要性を説く。毅然とした叔明王女に興味を持った昌は…。

冒頭。ヨンシルが「神国を掛けた大勝負」といってパンリュに渡した文の内容は?それを誰に渡せというのか?

飢えた民を守ったジディに、「なぜ縁もゆかりもない者たちを生かしたのか?」と聞くソヌ。ジディがどう答えるのか?これこそが、ウィファに話したジディの理想の王の姿。この旅でジディは強くなれるのか?

野宿する羽目になった一行。その作業をソヌが采配するのが気に入らないパンリュだが、ジディはソヌの統率力を認める。この野宿で花郎4人はそれぞれの思惑とは別に、どんどん打ち解けていく。特にパンリュとスホに注目。もっとも、一番の功労者はアロ。アロはどのような方法で食料を手に入れるのか?

一方、今回は、異母兄弟であるタンセとハンソンの立ち位置を示すことで改めてカオス過ぎる新羅のカースト制度を見せつけられる。自分のために鞭打たれる異母兄への申し訳なさで涙を流すハンソンがかわいそうだ。


BS-TBS「花郎」番組公式サイト
 2017.11.16スタート 月~金17:00-17:54 無料BS初放送

kandoratop【作品詳細】【「花郎」を2倍楽しむ】