DVD-BOXも好評発売中の韓国ドラマ「空港に行く道」に多くの期待が寄せられている！予告動画は作品公式サイトで公開中だ。
【「空港に行く道」を2倍楽しむ】では放送にあわせて各話のあらすじと見どころなどを紹介していく。

「空港に行く道」は2016年にKBSで放送されたドラマ。それぞれの夫婦関係に悩む既婚の男女２人が、偶然の出会いを繰り返しながら段々と魅かれあって行く過程を描く大人のラブストーリーだ。深入りすることは避けながらもお互いを尊重し、不倫でも友情でもない、究極の愛を見せてくれる。

「不倫でも友情でもない、究極の愛」というと、どうしてもきれいごとに聞こえてしまう感が否めない。
それなのに、本作品は韓国で多くの視聴者の共感を得た。共感したのは、主に30代から40代の子育て世代の女性だ。視聴率としてはそれほど奮わなかったものの、作品の完成度としてはかなり高い。この作品が高評価を得たのは、完成度の高さも然ることながら、やはり主人公二人の魅力に卓越したものがあったからだといっても過言ではないだろう。

ソ・ドウ（イ・サンユン）×チェ・スア（キム・ハヌル）は、なぜこれほどまでに視聴者の共感を得たのだろうか!?

今回は、主人公二人の魅力を徹底解剖してみよう！

■キム・ハヌル　1978年2月21日生（チェ・スア役）
チェ・スア役（キム・ハヌル）キム・ハヌルの名を日本の多くの韓流ファンの間に広めたのは2002年にキム・ジェウォンと共演した「ロマンス」ではないだろうか。魅力的な高校教師役で年下男子との禁じられた恋を描いた作品だったのが思い出される。その後、「ロードナンバーワン」「紳士の品格」などで、魅力的なヒロインを多数演じ、今回の「空港に行く道」では、客室乗務員のチェ・スアを演じて実力派女優としての魅力を最大限に発揮した。思えば、本作も「ロマンス」同様、ある意味“禁じられた恋”だ。一見、不倫と呼ばれて敬遠されそうな作品に思えるが、主人公チェ・スアが、母親として、妻として、時には一人の女性として、迷いながらも懸命に生きている姿が、同世代の女性の心を惹きつけた。

愛し合って結婚した夫に不満はない。そんな夫と何かが噛み合わないと思いながら暮らしているのが世の常。そんなときに、子供絡みで出会ってしまったソ・ドウという一人の男性。ときどき、メールのやり取りをしたり、電話で話したり、それだけで3，40分散歩をしたような気分転換になるというスア。
決して、深入りするのではなく、ただこれだけの関係でもいけないことだと自責の念にかられ、こんな関係は可能なのかと悩むスアに対して、ドウがどのように答えたのか、そこにもぜひご注目いただきたい。
仕事と子育て、そして自由奔放な義母の世話まで懸命にがんばっているスアに自分を重ね、共感する女性視聴者が日本でも急増するかも!?


■イ・サンユン　1981年8月15日生（ソ・ドウ役）
ソ・ドウ役（イ・サンユン）イ・サンユンは「いとしのソヨン」「2度目の二十歳」「エンジェルアイズ」で、常に聡明で王子様的な役を演じてきた。実生活でもソウル大学物理学科卒業という高学歴でキム・テヒ男性版とも言われている。かつては、誰もが羨む「オムチナ（母親が息子にしたい男子）」とも呼ばれ、根っからのスマート男子だ。
今回、本作品でイ・サンユンが演じるソ・ドウは建築デザイナー、妻と一人娘を持つ、よき夫でよき父親だ。一人娘を海外留学させたことをきっかけにスアと知り合うことになる。不幸なことに愛する一人娘を事故で亡くしてしまったドウの心を癒してくれたのは、他でもないスアだった。

ドウは少しずつスアに惹かれていき、持ち前の優しさと懐の深さでスアの心を全て受け止める。日常に疲れているスアにとって、ドウはひとときのやすらぎだったのだ。
「大きな愛を受けた人は、何があっても強く生きていける。今、この瞬間を忘れないでください」というドウの素敵なセリフが、ソウルの美しい景色をバックに語られるシーンは必見！

また、妻に対して不信感を抱きつつも、決して思いやりを忘れないドウはどこまでも完璧な男。仕事に対して尋常じゃない執着心を抱く妻を持ちながらも、妻のために労を惜しまない姿にも好感が持てる。
自分の全てを受け止めて、全てを包み込んでくれるドウのような男性がいたら…と、空想しながら本作品に浸ってみるのもよさそうだ。

「空港に行く道」
DVD-BOX1：2017年11月2日（木）発売
DVD-BOX2：2017年12月2日（土）発売
発売元：コンテンツセブン
販売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント
原題：空港に行く道／2016年／全16話／各話約60分
（C）STUDIO DRAGON CORPORATION

◇公式サイト

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