「精霊の守り人 最終章」バルサ(綾瀬はるか)愛するタンダ(東出昌大)のもとへ!第6話あらすじと予告動画

2018年01月05日10時00分ドラマ
©NHK

ログサム(中村獅童)が死に息子・ラダール(中川晃教)が新国王となったカンバル。ラダールはチャグム(板垣瑞生)にロタ王国、新ヨゴ国と同盟を結ぶことを約束。一方バルサ(綾瀬はるか)は戦に行ったタンダ(東出昌大)のもとへ…NHK 6日(土)夜9時「精霊の守り人 最終章」第6話を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。

昨年末放送の第5話で見事な槍舞を披露した綾瀬はるか。槍舞は戦いの舞ではなく弔いの舞だった。長きにわたり養父・ジグロ(吉川晃司)への罪悪感から解き放たれ、本当の父子になった。ジグロに優しく抱きしめられるバルサ(綾瀬)を見て、全国の「守り人」ファンは涙したことだろう。原作小説においても、バルサは常にジグロへの罪悪感に苛まれていた。バルサの旅はジグロへの贖罪の旅だったのだ。

バルサとジグロの槍舞はジグロの霊を成仏させる儀式であり、2人が本当の親子になる儀式でもあった。これで「精霊の守り人」シリーズの約80%は目的達成。残り4話では同盟を結んだ新ヨゴ国、ロタ王国、カンバル王国が攻め入るタルシュ帝国との戦いの行方、そしてバルサとタンダの愛の行方が描かれる。

4Kで撮影された「精霊の守り人」。毎回見事な映像だがこれから繰り広げられるタルシュ帝国との戦のシーンも期待できそうだ。

■前回(第5話)ネタバレあらすじ
カグロ(渡辺いっけい)が死んだことでバルサ(綾瀬はるか)が王の槍の一員となる。そしてログサム(中村獅童)はバルサら王の槍を引き連れ、山の王に挑もうとする。

ラグール(武田鉄矢)はログサムに「山の王」に勝とうとしてはいけないと諌めるがログサムは聞く耳を持たない。そしていよいよ「ルイシャ贈りの儀式」が始まった。

王の槍たちは、山の王に仕える「闇の守り人」に勝たねばならない。しかし圧倒的に強い「闇の守り人」。王の槍は次々倒されてしまった。そして最後に残ったのがバルサ。そしてバルサの前に立ちはだかったのがジグロ(吉川晃司)だった。

「闇の守り人」とは死んだ王の槍たちの精霊だったのだ。バルサとジグロは槍舞を通して互いの胸の内を打ち明ける。バルサは常にジグロに対して罪悪感を抱き続けていた。自分さえいなければジグロは国を捨てることもなかったし、仲間を殺さずに済んだのだ。

ジグロはバルサの命と引き換えに多くのものを失った。たしかにそれを悔いたこともあったが、バルサを育てたことは後悔していなかった。心の底からバルサには幸せになってもらいたいと願っていた。互いの気持ちを本当に理解しあえた時、2人は本当の親子になりジグロの霊は成仏できた。

闇の守り人との戦いを終えたバルサ。「山の王」の最後の扉が開いたとき、ログサムは儀式を無視して「山の王」に挑もうと熱り立つ。そのログサムの前に立ちはだかる闇の守り人は、ログサムに槍の矛先を向けた。

そんな愚かな父を庇って自らの身を刺しだしたラグール(中川晃教)。ラグールは「山の王」に「父をお許し下さい」と許しを乞う。闇の守り人たちは黒い霧となりログサムの体を包む。そしてログサムは精霊となりこの世を去った。

ログサムが死に「山の王」からカンバル王国の新国王と認められ、ルイシャを授けられたラグール。カンバル王国の新たな幕開けとなった。

精霊の■第6話「戦下の別れ」あらすじ
カンバル王国の新国王となったラグール(中川晃教)は、チャグム(板垣瑞生)に新ヨゴ国とロタ王国と同盟を結ぶことを約束した。そしてチャグムはバルサ(綾瀬はるか)に別れを告げ、同盟軍を引き連れタルシュ帝国を迎え撃つ。そのころ、タンダはタルシュ帝国との戦いの中で大怪我を負ってしまうのだが…。

NHK総合1月6日(土)夜9時より「精霊の守り人 最終章」第6話を放送。再放送は12日(金)深夜24時55分より。出演:綾瀬はるか/板垣瑞生/高良健吾/東出昌大/吉川晃司ほか。第6話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

NHK総合 大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」番組公式サイト

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