前回元日SPの右京に台詞に感動の声!「相棒16」第11話は陣川(原田龍二)が英国から帰国!予告動画

2018年01月09日13時37分ドラマ

レギュラー放送に戻ったテレビ朝日「相棒」season16、明日1月10日は相棒の愛すべきダメンズ、陣川公平(原田龍二)が、ロンドン研修から帰国!2年前の恋人の死から立ち直り掛けた陣川が再び衝撃の事件と対峙する!ゲストに真野恵里菜が登場する第11話「ダメージグッズ」のあらすじを紹介、番組公式サイトで予告動画が公開されている。第10話ネタバレあらすじもご紹介。

元旦スペシャル(第10話)は、まだ幼さの残る高校生たちが、汚い大人たちの不正のために利用された物語だった。
特命係の活躍と花の里の女将・幸子(鈴木杏樹)の協力、そしてお脅されながらも正義を貫いた広報課の社美禰子(仲間由紀恵)の英断により事件は解決した。
亘(反町隆史)が元上司・美禰子と幼い娘を守ろうとした優しさに感動させられたが、ラストで、自分たちを利用した大人や社会に対して不信感や怒りを持つ高校生・喬樹に語りかけた右京(水谷豊)言葉が胸に響いた。放送後、SNSなどでも感動の声が書き込まれていた。
そのラスト約1分半のセリフの一部を紹介しよう。

権力の下には正義なんて何の役にも立たないという喬樹に右京は、
「正義とは人間が考え出した、根の弱い人工の植物のようなもの」と、彼の言葉を受け止め、
「その存在を望み、大切に育てる人がいなくなれば、たちまち枯れてしまう。不正に飲み込まれて、力のない人間は押しつぶされていってしまう。僕は君に正義と公正さを望み、それを実現しようと努力する側の人間であって欲しいと願っています。そして…君は、そうなれる。僕は信じています」

右京の言葉に涙する喬樹役の若手俳優・健太郎の好演も素晴らしく、健太郎の演技を高く評価する声も多く聞かれた。

次回は、ロンドンで研修中の残念男、陣川公平原田龍二)が帰国し、女性絡みの事件を呼ぶ。
陣川といえば、特命係に在籍したこともある右京の次なる相棒に近い(?)男。亘に引けを取らないイケメンながらも、なぜか残念さん。2年前(相棒14、第12話)では、陣川が恋したコーヒーショップの店長さゆみが連続殺人犯の被害者になってしまう悲しい事件がおきた。(詳しいあらすじ
悲しみから立ち直った陣川が、右京たちに咲という女性を紹介する。果たして、その女性との関係は?咲を演じるのは真野恵里菜。元ハロー!プロジェクトメンバーで、現在は女優としても活躍している彼女は、3月10日公開の映画『坂道のアポロン』で、Hey!Say!JUMP・知念侑李、中川大志、小松菜奈、ディーン・フジオカらと共演する。(『坂道のアポロン』紹介)

■前回(第10話)「サクラ」ネタバレ
クリスマスイベントの会場で発砲事件が発生。犯人は逃走し、撃たれた被害者も血痕を残して姿を消してしまった。残された銃弾から、事件に使われたのは、制服警察官に支給されている拳銃、通称“サクラ”と判明。その後、交番で制服警察官が自殺しているのが発見され、その警官の銃が犯行に使われたと判明。
これについて、広報課長の社美彌子は詳細を控えて公表するが、何者かが気象庁の緊急災害速報メールをハッキングし、警察官の自殺とサクラがなくなっている映像を拡散してしまった。その映像には『QTES689』というハンドルネームらしきものが記されていた。

特命係も独自の捜査を開始。自殺した警察官が元所轄の刑事で、3ヶ月前に事故と処理された内閣人事局長の死について、一人で調べていたことを、右京が突き止める。
一方、消えた被害者の消息を追っていた亘の前に、被害者本人が現れ、あることをネタに情報を流すよう脅された。
特命係は、その後の捜査から、半年前から失踪している3人の高校生の喬樹、コウタ、トモヒロが関与を考えた。彼らはコンピューターのセキュリティーの脆弱さを見つける大会で優勝歴があった。

実は半年前、3人は興味本位で警察のデータに不正にアクセスし、これをネタに安田(梶原善)という男から脅され、1年間という約束で政府高官たちのスキャンダルを調べるために、監禁されハッキングさせられていたのだ。

ところは、自分たちが得たスキャンダルがもとで、1人の高官が自殺し、高校生たちは罪の意識にさいなまれた。さらに関係する交番勤務の警官が自殺する現場をWEBカメラで目撃し、銃を奪って安田から逃走することを計画。そして、仲間のコウタとトモヒロを逃がすために、喬樹(健太郎)が安田と銃で撃ったのだった。

その後、喬樹は、安田のバックに内閣情報調査室の審議官、有馬(鶴見慎吾)がいることを知った。特命係でも黒幕を知り、『QTES689』がハンドルネームではなく、コウタやトモヒロが隠れている住所だと見抜いた右京が、亘と共に2人を保護していた。しかしそれを知らない彼は、イベント会場に紛れ込んで、有馬を殺害し、すべてを終わらせようとしたのだった。

有馬は、高官たちのスキャンダルを掴むことで、人事などを思いのままにしてきた。しかし、喬樹に全て暴露されては困る。そこで、有馬は、美禰子の娘の出生について握った弱みで広報の美禰子を脅し、喬樹の証言を世間が信じないような彼の人格を徹底的に貶める公式発表をさせるように手をまわした。しかし、美禰子は弱みに負けずに、捏造の発表をしなかった。亘が安田に脅され、特命係の動きを教えたのもこのことで、美禰子とその娘が傷つかないためだった。

特命係の2人は停職処分となっていたが、甲斐警視監(石坂浩二)のお陰でイベント会場に入り、事件を未遂で終らせた。有馬は最後まで喬樹を挑発したが、右京と亘が喬樹を守った。
その後、右京はこの事件の裁判で弁護側の証言に立つことにした。

■第11「ダメージグッズ」
2年前、好意を寄せていた女性が殺害されたのち、犯人に私刑を下しかけた陣川公平(原田龍二)が、ロンドンで研修から帰国。一回り成長した姿を見せる。が、本質的な部分は変わっておらず、今回もロンドンで知り合ったという女性について、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)に相談を持ち掛ける。
それは、咲(真野恵里菜)というざっくばらんな性格の女性で、不可解なメールを残して自殺した親友・麻里(川村ゆきえ)の死に疑問を抱いているらしい。
右京と亘は、亡き親友がスナックの開店資金のことで会っていたという白いスーツの男を探す。

「相棒season16」は、テレビ朝日にて毎週水曜よる9時から放送。主演は水谷豊、共演は反町隆史、仲間由紀恵、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、神保悟志、片桐竜次、小野了、榎木孝明、大杉漣、石坂浩二 他。
Twitterアカウントは「@AibouNow」。

テレビ朝日「相棒」番組公式サイト

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