【最終回】綾瀬はるか主演「精霊の守り人 最終章」第9話 新ヨゴ国滅亡へ…!?予告と8話ネタバレあらすじ
タルシュ軍に囚われたバルサ(綾瀬はるか)とタンダ(東出昌大)。もうすぐナユグに春が雪山の雪が溶けてしまう!このままでは山の麓の新ヨゴ国は大量の雪解け水に押し流されてしまう!?NHK 27日(土)夜9時「精霊の守り人 最終章」最終回(第9話)を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。
2016年3月からスタートした大河ファンタジー「精霊の守り人」。3部作全22話の壮大な物語も27日の放送で幕を閉じる。コアなファンを持つ原作『守り人』シリーズ(新潮文庫)なだけあって、制作サイドも実写化にあたり相当苦労したことだろう。
架空の世界、架空の国、架空の人々の生活、それらを眼に見えるカタチにすることは決して簡単なことではない。具現化したものをファンが受け入れてくれるかどうかが一番重要だ。
その点では綾瀬はるかをバルサ役に抜擢したことは大成功だったのではないだろうか。かわいらしい役が多かった綾瀬はるかだが、本シリーズで見事「短槍使いのバルサ」という女用心棒を演じきった。顔つき、体つきがもう今までの綾瀬はるかではなく「バルサ」にしか見えなかった。
いよいよ27日放送の第9話にて、3部作全22話が幕を閉じる。次世代を担うチャグム(板垣瑞生)の成長の物語であり、バルサとタンダ(東出昌大)の壮大な愛の物語でもある。泣いても笑っても「守り人」シリーズは終わる。
しかし、原作小説では若き日のヒュウゴ(鈴木亮平)の物語や、バルサ、タンダのスピンオフ的な短編が刊行されている。何らかのかたちでそれらもスペシャルドラマで放送してもらいたい。綾瀬はるかのバルサと、これで本当にお別れしてしまうのは名残惜し過ぎる。
■前回(第8話)ネタバレあらすじ
ロタ軍とカンバル軍を引き連れ新ヨゴ国に戻ったチャグム(板垣瑞生)の指揮により見事タルシュ軍を打ち負かした。チャグムはやっと父・帝(藤原竜也)と母・ニノ妃(木村文乃)と再会を果たす。
チャグムはこれまでの経緯を帝に伝え、タルシュ帝国に立ち向かうためにはロタ王国、カンバル王国との同盟は必要不可欠と説く。そして一緒に戦ってくれた両軍兵士たちを労ってほしいと願いでるのだが。
帝はあくまでも「自分は神の子」という立場を崩さない。神の子がなぜ隣国ごときに頭を下げ、同盟を結ばねばならないのか理解できない。
そんな帝の対応に絶望したのはチャグムだけではなかった。聖導師(鹿賀丈史)は、これまで帝を「神の子」と崇め育ててきた。それが新ヨゴ国のためと信じ。しかし、それはすべてアダになった。神事ごとに逃げる帝を見て、これからの新ヨゴ国を担うのはチャグムだと痛感した。
チャグムの説得もむなしく、帝はチャグムへの処遇を言い渡した。タルシュと戦を始めたのは私(帝)ではない。チャグムの汚れた血が戦を呼んだ。チャグムを許しておけないし王子ともみとめないと言って、チャグムを投獄するよう命じた。
それを見て聖導師は帝の命を奪おうと刀を持って襲いかかるのだが、モン(神尾佑)の放った矢によって殺されてしまった。
その頃タンダ(東出昌大)は新ヨゴ国に危機が迫っていることを肌で感じていた。ナユグに春が来た。暖かくなり雪に覆われていた山は一気に雪解けしてしまう。このままでは新ヨゴ国ごと雪解け水に押し流されて国が滅亡してしまう。
一刻も早くトロガイ(高島礼子)に伝えるべく、2人は帰路を急いだが、途中タルシュ軍に身柄を拘束されてしまう。ラウル(高良健吾)はバルサとヒュウゴ(鈴木亮平)がウラで繋がっていたからこそ、チャグムがロタ、カンバルと同盟を結ぶなどという快挙に出たと信じてうたわがない。
ヒュウゴはそれを否定、もちろんバルサもそれを否定したがラウルは疑心暗鬼になっていた。そんな中、タルシュ軍に加担したロタのスーアン(品川徹)らが撤退してしまった。ますますタルシュ軍の情勢は悪化するのだが…。
■最終回(第9話)「旅立ち」あらすじ
タルシュ軍に囚われたバルサ(綾瀬はるか)とタンダ(東出昌大)。一刻も早くナユグに春が来たことをトロガイ(高島礼子)に伝えねばならぬと、タンダは自分の魂をトロガイのもとへ飛ばす。
新ヨゴ国の民に早く逃げるよう伝えなければ、雪解け水とともに押し流されてしまうのだが…。
NHK総合1月27日(土)夜9時より「精霊の守り人 最終章」最終回(第9話)を放送。再放送は2月2日(金)深夜24時55分より。出演:綾瀬はるか/板垣瑞生/高良健吾/東出昌大/吉川晃司ほか。第9話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
◇NHK総合 大河ファンタジー「精霊の守り人 最終章」番組公式サイト
【2017秋ドラマ】【各話あらすじ】