「君を守りたい」ここが見どころ：テギョン＆ウ・ドファンがカルト集団と戦う友情サスペンス！予告動画

テギョン（2PM）の入隊前最後の主演ということで日本でも注目の韓国ドラマ「君を守りたい～SAVE ME～」！5月2日（水）よりリリースされるドラマの見どころをご紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。

「君を守りたい～SAVE ME～」（以下、「君を守りたい」）は、初恋の人を救うためにインチ宗教集団に立ち向かう青年たちの奮闘を描いたヒーロー・サスペンス。「ボイス～112の奇跡～」「愛の迷宮-トンネル-」などサスペンスミステリーを斬新な切り口で描いたOCNと、「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」「青い海の伝説」を輩出したスタジオドラゴンが製作した話題作。
そんなドラマの魅力と見どころをご紹介しよう。

■敵は韓ドラ初のインチキ宗教集団！
これまでの多くのサスペンスミステリーが猟奇殺人事件を題材にしてきたのに対して、「君を守りたい」は韓国ドラマ初のインチキ宗教を題材にしている。「名もなき英雄＜ヒーロー＞」では、熱血刑事を演じたベテラン俳優のチョ・ソンハが髪の毛と眉まで白く脱色して、インチキ教団の教祖になり切っている。聖職者として慈愛に満ちた穏やかな顔の裏に隠された化け物の顔が何とも不気味。
20世紀末に日本の治安を脅かしたカルト集団を彷彿させるエピソードも描かれ、残酷な殺戮シーンとはまた違う怖さが漂うドラマだ。
劇中、信者たちが口にした「成されます、信じます」という言葉は、韓国で流行語になった。

■ヒーローは高校時代の仲間4人！
猟奇殺人事件を題材にしたドラマでは勇敢な刑事や腕利きの探偵が事件を解決するが、「守りたい」は高校時代つるんで悪さをした田舎の4人組が事件を解決する。モムチャンのハン・サンファン（テギョン/2PM）、小柄なウ・ジョンフン（イ・ダウィ）、太っちょのチェ・マニ（ハ・フェジョン）、そして細マッチョのソク・ドンチョル（ウ・ドファン）とキャラの立った面々。
お城のような敵のアジト「救船院」からヒロインを救出する設定は、クッパにさらわれたピーチ姫を助けるマリオゲームのようだが、彼らには爆弾もなければハンマーもない。彼らにあるのは度胸と知恵と友情！アイテムはスマホとインターネットだけ。SOSを出しても政治家も警察も親も大人は全員悪者！そんな彼らがどのようにヒロインを救出し、カルト集団を撲滅するのか、大掛かりなスケールと緊迫感でハラハラドキドキ、観始めたら止まらない！

■入隊前に新境地を開拓したテギョン（2PM）！
今回背景となっているのはムジ郡ということでほとんどの出演者たちは慶尚道の方言で話している。慶尚道の方言といえば、テギョンは「本当に良い時代」でも方言を使ったが、今回は、主役で台詞も多く、田舎で同級生との砕けた会話が多いだけに一層リアルさが必要。そんな中、テギョンは撮影前の方言演技専門の先生に「方言授業」を受けるのはもちろんのこと、重要なシーンがあるたびに撮影現場に方言の先生を直接招いて猛特訓を受けたとのこと。その甲斐あって見事にムジンの田舎者になり切った。
テギョンが演じたのは頭脳、容姿、家柄の3拍子が揃った完璧男子のサンファン役。おまけに仲間とつるんで悪さもするという、まさに漫画に出てくる理想の主人公そのもの。
前半は高校生ということでもちろんアラサーのテギョンも制服着用。制服の下に見えるVネックセーター（ベスト）がお坊ちゃま感を出して、オムチナ（何でも出来る完璧な息子）＋問題児のサンファンを、テギョンが爽やかに演じている。

高校時代に初恋の相手を守れず、親友まで見捨ててしまった過去を背負いながら大学生になったサンファン。そんな彼が、大人としてまたヒーローとして成長していく後半の変化は、アイドル俳優から実力派俳優へ成長してきたテギョンそのもの。テギョンファンにはたまらない一作となるはず。

■主役を喰った第2の主人公！
テギョンと真逆のヒーローを演じたのはウ・ドファン。「ウチに住むオトコ」で主人公とワケアリ関係のキム・ワンシク役を演じた新人俳優だ。
彼が本作で演じたドンチョル役は、高校時代のある事件をきっかけに学校を退学になり少年院に送られてしまう役どころ。このことで親友だったサンファン（テギョン）を恨む。陽の当たるサンファンに対して真逆のダークな持ち味をウ・ドファンは悲し気な目で魅力的に演じている。陽と陰が引き合うように2人は最高の親友だった。

ウ・ドファンの魅力は後半になってますます深まる。2人の友情が戻るシーンはまるで青春ドラマのよう。何やら危なっかしいヒロイン救出計画も、人生の裏側を知っているドンチョルが参加したことで一気に現実味を帯びてくる。一旦救出に成功した時、ヒロインの恐怖心にいち早く気づいて優しく言葉をかけるのも彼だし、ムショ仲間の兄貴分に頼まれて暴力団相手に大立ち回りする男気も見せてくれる。単身で悪の巣窟「救船院」にだって潜入する。裕福な家庭の青年になりすまして潜入するだけに、潜入時には明るく好奇心旺盛な眼鏡男子にもなり切る。いくつもの違う表情をみせてくれて、まさに後半はウ・ドファンが主人公といってもいいほど。業界人200人によるアンケートで、「主役を喰ってしまう俳優」1位に選ばれたのも納得できる。
本作の後、最新作「マッド・ドッグ（原題）」に出演した彼は、圧倒的な存在感で2017年のKBS演技大賞新人賞に輝いた。今後の活躍が大いに期待できる新人だ。

■希望を捨てなかった力強いヒロイン
4人の男子たちが命懸けで救出するヒロインのサンミ役を演じたのは「夜警日誌」「花郎＜ファラン＞〉」などの人気時代劇にも出演しているソ・イェジ。韓国の女優は総じて声が低いが彼女の声は特に低い。本作ではこの低い声がサンミの意志の強さをうまく印象付けている。
お城でヒーローたちが現れるのをただ待つだけでなく、希望を捨てずに自分自身の考えで動き、そして仲間を信じる。
筆者が本作を作品公式サイトで位置づけている「ラブサスペンス」でなく、「友情サスペンス」としたのは、このドラマがヒロインも含めた5人の友情で戦ったと感じたから。

「君を守りたい」は希望・勇気・友情、そして甘酸っぱい初恋や青春も感じさせてくれる新しいサスペンスだ。そして、ラストで流れるヒロインのナレーションこそが、このドラマの伝えたかった事。果たしてサンミは何を語り、どんな結末になるのか？

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DVD-SET1、レンタルVol.1～7　2018.5.2（水）リリース
DVD-SET2、レンタルVol.8～14　2018.6.2（土）リリース
発売・販売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント
価格：書く16416円

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【作品詳細】【「君を守りたい」を2倍楽しむ】