三洋電機、ウイルスウォッシャー機能搭載商品8機種を発売、中国での共同実証も動画でリポート

三洋電機は、「ウイルスウォッシャー機能」を搭載した商品8機種を9月1日から順次発売する。同機能は、“水の力で空気を洗う”という発想から生まれたもので、空気中に浮遊するウイルスや花粉などのアレル物質を抑制するだけでなく、脱臭効果もある。
発売される機種は以下のとおり。いずれも、電解水を含んだ加湿フィルターに部屋の空気を通過させることで空気中の浮遊菌や浮遊ウイルスを抑制し、加湿水トレイの水も電解水によって除菌されるためヌメリや嫌な臭いも抑制されるという特徴がある。
大容量加湿器「RH-VWX12C」(9万4500円、11月1日発売)は、加湿能力は1200mL/hと最大33畳の大空間を加湿できる大容量タイプのため、オフィスや病院の待合室、保育所などの人の集まる場所でもパワフルかつスピーディに加湿運転が可能。
加湿器「CFK-VWX07C」、「CFK-VWX05C」、「CFK-VW03C」(いずれもオープン価格、9月1日発売)は、DCインバーターモーター&ヒーターレス加湿方式を500mL/hクラスに新採用し、定格消費電力17Wと業界トップクラスの省エネ性能を実現(CFK-VWX05C)、業界で初めて1時間から12時間まで1時間単位で設定できる入切タイマーを採用している。
加湿空気清浄機「ABC-VWK14B」(オープン価格、9月1日発売)は、電解水の効果を高めるため、新加湿フィルターを採用。除菌については同社従来品に比べ約1.5倍のスピードアップを実現。カーテンや衣類に染み付いたニオイ(付着臭)の脱臭についても「除菌電解シャワー」により8畳の空間で自然減衰と比べ90%以上の低減効果を発揮する。
空気清浄機「ABC-VW26B」(オープン価格、11月21日発売)は、適用床面積26畳の大型タイプで、空気清浄時間は8畳あたり約11分と高性能を誇る。
加湿セラミックファンヒーター「RSF-VWX13A」、「RSF-VW13C」(いずれもオープン価格、9月1日発売)は、運転状況が一目で分かる「液晶表示部」、湿度に合わせて快適温度をコントロールできる「省エネエコモード」、15℃~25℃の室温設定ができる「室温設定運転」機能を搭載している。
ウイルスウォッシャーは、既に、ウイルス抑制、除菌、脱臭などに高い効果を発揮することが実証されている。同社は、それに加えて、中国の科学研究機関の最重要拠点のひとつ精華大学と、化学物質、特にホルムアルデヒドの連続除去共同実証を行っている。
その記者発表会が、2008年12月9日に中国・北京の長富宮飯店で行われたが、その模様が「SANYO SUPER LIVE CHANNEL」で公開されている。
このように、ウイルスウォッシャーは、ウイルス抑制、除菌、脱臭ばかりでなく、化学物質の除去にも役立つということが実証されている。今回、発売される8機種も、日本の機密性の高い住宅では大いに活躍してくれそうだ。
ウイルスウォッシャー機能搭載商品掲載サイト
SANYO SUPER LIVE CHANNEL「~世界の人々を、ウイルスから守りたい。~室内の空気浄化を実現する「電解水技術」の新展開」