「シグナル 長期未解決事件捜査班」の制作発表に見た原作との違いは?会見レポート紹介

2018年04月05日10時06分ドラマ
画像:番組HPより

昨日(4月4日)、都内で4月10日(火)から始まる「シグナル 長期未解決事件捜査班」の制作発表が行われ、BTS (防弾少年団)書き下ろしの主題歌「Don’t Leave Me」の流れる中、坂口健太郎、北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋、甲本雅裕、渡部篤郎が登壇し、モンスター級ドラマの魅力を語った!ドラマ予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

無線機を通じて過去と現在の刑事が長期未解決事件に挑む本作。原作は韓国で大ヒットした「シグナル」で、日本でも「第1回韓国テレビドラマコレクション大賞」で大賞を受賞した注目作。

ドラマはシリアスなサスペンスミステリーだが、昨日行われた会見は終始楽しく和やかなムードで行われた。番組公式サイトで詳しいレポートが公開されている。(会見レポート
また会見は当日、LINE LIVEでも中継され、6月12日までLINE LIVEアプリで視聴できる。

さて、気になる原作との違いだが、会見の前に公開されたスペシャルムービーを見ると、第1話のストーリーはほぼ原作に忠実に再現されており、原作ファンとしては日韓の名優たちの演技に注目が集まるところだ。

そんなドラマだが、音楽のイメージは大きく違う。原作版の監督は、主に過去と現在の5つの時代を行き来する中で、「音楽はその時代に流行った音楽にせず、60~70年代の音楽をリメイクし、統一感を出した」とそのこだわりを語っている。(「シグナル」ここが見どころより)。そうすることで複数の時代が出て来ても、複雑にならないように工夫しているのだ。

一方、日本版の主題歌は「Don’t Leave Me」。世界が認めた韓国のグループBTSの書き下ろし楽曲だけにアップテンポで都会的な曲調。繊細でピリつく重厚な曲調で、健人の不安定で危うい心の中を表現するような仕上がりになっている。

レトロで郷愁誘う原作音楽と、現代的でシャープな日本版主題歌。この違いがドラマ本編でどう違いをみせるのか、10日の放送が待ち遠しい。

なお、原作の韓国版「シグナル」は、4月3日よりGYAO!にて無料配信開始している。【「シグナル」を2倍楽しむ】では、原作ドラマの見どころやキャストの魅力、GYAO!配信に合わせた各話の詳しいあらすじと見どころをまとめて紹介している。

また、GYAO!では、日本版「シグナル 長期未解決事件捜査班」の見逃し配信と、ドラマ本編では描かれない、物語をつなぐもう一つの“チェインストーリー”も独占配信する。

カンテレ「シグナル 長期未解決事件捜査班」公式サイト
GYAO!「シグナル 長期未解決事件捜査班」特設サイト

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