詐欺師を辞めまともな仕事に就いたボクちゃん（東出昌大）は同僚の鉢巻（佐藤隆太）が結婚詐欺に逢ったと聞く！3,000万円騙し取られたという相手はダー子(長澤まさみ)とリチャード（小日向文世）！？フジテレビ「コンフィデンスマンJP」最終回（第10話）は11日放送。放送終了後1週間「TVer」と「FOD」にて最新話期間限定無料見逃し配信中。

ダー子（長澤まさみ）、ボクちゃん（東出昌大）、そしてリチャード（小日向文世）3人の詐欺師が爽快に人をダマして大金をせしめる痛快コメディドラマ「コンフィデンスマンJP」が11日放送で最終回を迎えた。

初回視聴率が9.4％、2話7.7％、3話9.1％、4話9.2％、5話9.3％、6話8.2％、7話8.9％、8話8.3％、9話9.5％、そして最終回が9.2％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）という数字で幕を閉じた。

リアルタイムでの視聴率は決して高くなかったがSNSでの話題は常に上位。放送終了後、ドラマ関連ワードがトレンド入りすることも多々あった。主人公たちがみんな詐欺師で、特に長澤まさみのコメディエンヌぶりは好評。

そして思わぬところで「裏の主人公」とまで言われた謎の男・五十嵐役の小手伸也のブレイクなど、今後の映画化に向け視聴者の期待度は高まっている。残念ながら最終回にて映画の最新情報は発信されなかった。SNSでは「映画化という話もウソなのでは！？」などと疑いの目を持つものも少なくないようだ。

■DVD＆Blu-rayプレゼント情報
「コンフィデンスマンJP」のDVD、Blu-ray BOXが2018年9月19日に発売。それを記念して抽選でDVD、Blu-ray各5名ずつプレゼント。応募は番組公式サイトのプレゼント応募フォームにて。締め切りは2018年6月17日（日）23時59分まで。

■最終回ネタバレあらすじ
充分稼いだから詐欺師から足を洗うとダー子（長澤まさみ）、リチャード（小日向文世）のもとを去ったボクちゃん（東出昌大）。それから1年後、ボクちゃんは引っ越し業者で働いていた。

ボクちゃんと一緒に働いている鉢巻秀男（佐藤隆太）は体が弱く、両親が残してくれた遺産を切り崩して生活していた。そんな中、秀男は結婚詐欺誌に逢い、財産すべて奪われてしまったとボクちゃんに打ち明ける。

結婚相手として紹介された早苗、そして結婚相談所の所長の似顔絵を描いた秀男。それはダー子とリチャードそっくりだった。正義感に燃えるボクちゃんは、秀男をダー子のスイートルームへ連れて行き「この人に金を返せ！」と言う。

ところが、突如態度が一変した秀男。黒づくめの仲間を呼び、瞬く間にダー子たち3人を縛り上げてしまった。鉢巻秀男の正体は新宿を根城にしている「新・新宿金虎幇」のボスで、別名が孫秀男。

秀男の父・孫秀波（麿赤兒）は、かつて新宿一帯を根城にしていた中国マフィアのボス。主に薬品を扱い大儲けしていたが、「子犬」と呼ばれるブローカーからもちかけられた新規開拓ルートに15億円かけたものの、子犬にまんまとダマされてしまった。それを機に、孫秀波の力は衰退し失意のまま孤独死してしまった。

秀男は母と一緒に香港に渡り、細々とレンタカー会社を経営していたが、5年前に日本にもどり、父の後を継いで「新・新宿金虎幇」を立ち上げ、15億円稼ぎだしていた。

秀男はダー子、ボクちゃん、リチャードの中に「子犬」がいると踏んでいる。さらに3人の過去と素性を徹底的に調べ上げ、1人ずつゆさぶりをかける。「子犬は誰だ？」と…。

ダー子の本名は「藤沢日奈子」。養護施設で育ったがひょんなことから1人の女詐欺師（戸田菜穂）と出会い徹底的に仕込まれる。詐欺師だった母（戸田菜穂）から「ボクちゃん」と呼ばれ溺愛されていた「西崎直人」。ダー子とは幼いころからの腐れ縁。そして妻と娘を持つセールスマンだったリチャードこと「鎌田清」。

ダー子たちは秀男から「子犬は誰だ」と問われると全員が「自分だ」と答えた。秀男は3人の預貯金合わせて15億円自分の口座に振り込めば、命だけは見逃してやると言う。

ダー子たちはそれぞれスマホを渡され、指定された口座に自分たちの金全額振り込む。その時、パトカーのサイレンの音が聞こえた。スマホを渡されたとき、リチャードが警察に通報したのだ。しかし秀男は慌てることなく、そのまま3人に向かって拳銃の引き金を引いた。

ダー子のスイートルームからズラかる秀男たち。自分の口座に15億振り込まれたことを確認してテンションMAX！ところが、ダー子の部屋から持ち去ったサスペンスドラマのDVDを見て、秀男は自分がダマされたことに気付く。「藤沢日奈子」「西崎直人」「鎌田清」はドラマの登場人物の名前だった！

慌てた秀男は自分の口座を再度確認。すると全額きれいさっぱりなくなっていた！怒り狂った秀男はダー子のスイートルームに戻る。するとそこには警察官たちが待ち受けており、秀男たち全員逮捕されてしまった。

実は秀男たちが乗り込んでくる1年前。すでにダー子たちは秀男が自分たちに復讐しようとしていることに気付いていた。だからボクちゃんが秀男と一緒に引っ越し業者に勤め、親しくなり、秀男をダー子のスイートルームに連れてきたのだ。

本物の「子犬」はダー子。孫秀波に可愛がられたダー子は、孫から「数字が大事」と教えられる。孫秀波は口座を守るには暗証番号を二重にすると教えられる。数字は「母親の誕生日」と「生まれた家の番地」。

ダー子は秀男も孫秀波に教えられた通り、口座の暗証番号を二重にしていると推測。秀男から「子犬はだれだ」と問い詰められている会話の中から母親の誕生日と生まれた場所を聞き出していた。

秀男の拳銃はあらかじめニセモノとすり替えていたダー子。撃たれて死んだフリをしていた。秀男たちが立ち去ってすぐ秀男の口座にアクセス。自分たちが振り込んだ15億円のほか、もともとあった15億円まで奪い取った。

いつもの生活に戻った3人。次なるターゲットはホストクラブの社長・矢代久美子（未唯mie）と悪徳中古車販売チェーンの社長・石崎（山西惇）。早速3人は計画を練り始める…第1話に戻る。

フジテレビ月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」最終回（第10話）15分拡大版は6月11日に放送された。脚本：古沢良太。出演：長澤まさみ／東出昌大／小日向文世ほか。第10話ゲストは佐藤隆太／戸田菜穂／袴田吉彦／野間口徹。

番組公式Twitterアカウントは「@confidencemanJP」。番組公式Instagramアカウントは「confidencemanJP」。番組放送後より1週間、FOD（フジテレビオンデマンド）ならびに民放公式テレビポータル「TVer」にて最新話無料見逃し配信中。

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