BS-TBS「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」第13-14話あらすじと見どころ:大成した罠~父との別れ!予告動画
燕山君の逆鱗は曾祖父(世祖)だった…王族チュンウォン君への復讐を果たしたギルドンたちは次なる野望を抱く!13話ではギルドンがホン・ギルドンに!「六龍が飛ぶ」のムヒュル役で大ブレイクしたユン・ギュンサン待望の初主演作、BS-TBSで放送中の韓国ドラマ「逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-」明日8月14日(火)放送の第13話と第14話のあらすじと見どころをご紹介、番組公式サイトに予告動画が公開されている。
【「逆賊」を2倍楽しむ】では、インタビュー映像、時代背景、実在の人物(ホン・ギルドン、燕山君)などドラマ視聴に役立つ情報をまとめているので視聴の参考にどうぞ。
■キャスト⇒相関図(番組公式サイト)
ホン・ギルドン役:ユン・ギュンサン
ガリョン役:チェ・スビン
燕山君役:キム・ジソク
チャン・ノクス(コンファ)役:イ・ハニ
父アモゲ役:キム・サンジュン
兄ギリョン(パク・ハソン)役:シム・ヒソプ
妹オリニ(サンファ)役:イ・スミン
オム・ジャチ役:キム・ビョンオク
ソプリ役:パク・チュンギュ
ヨンゲ役:イ・ジュニョク
イルチョン役:ホ・ジョンド
セゴル役:キム・ドユン
クッセ役:イ・ホチョル
オプサン役:イ・ミョンフン
■第13話「大成した罠」
燕山君は世祖の悪評を吹聴した人物を次々と捕らえ、大規模な粛清を始める。イ・ジョンスの証言によって捕らえられたチュンウォン君は、王族にもかかわらず尋問場に引き出される。しかし王族の尋問ゆえにギリョンはその場に立ち会うことをしなかった。尋問では、ギルドンに指示されたとおり、チュンウォン君に不利な証言をするイ・ジョンス。ギルドンはチュンウォン君の潔白を明らかにする証人として尋問場に呼ばれるが、頭の弱い“踏み台”を演じて不敬罪を確定させる。
王命でチュンウォン君の邸宅を捜索したギリョンは、春画の間に隠された紙片を発見。これによりチュンウォン君が忠臣を装いながら世祖を蔑んだ証拠となり、ギルドンとイ・ジョンスは釈放、チュンウォン君は王族はく奪、拷問の上、流刑に処せられることに。
王族を倒したと喜ぶギルドンたち!ギリョンもまた拷問を受けて血を流すチュンウォン君に恨みの言葉を吐く。チュンウォン君は流刑地への道中で、アモゲ一派に陥れられたことを知り悔しがる。
匿禍里(イクァリ)に戻って来たアモゲ一派をオム・ジャチ長官はじめ村人たちは大歓迎で出迎え、オプサンも父と再会する。アモゲは姓(名字)のない自分たちに「哄(ホン)」という姓をつけ、アモゲ一派はホン家一族となる。そして復讐を成し遂げたギルドンに大切にしていた数珠を譲り、仲間たちにも改めて謝意を伝える。
ギルドンは仲間たちに兄ギリョンと妹オリニの捜索を急ごうとするが、オプサンはこれまで内緒にしていた二人の死をギルドンに打ち明ける。
一方、流刑先で絶望のあまり自死しようとしたチュンウォン君の元へ、亡きチョ参奉の妻パク氏が訪ねて来る。パク氏はソン・ドファンに王族チュンウォン君がアモゲ一族に陥れられたと打ち明ける。
チュンウォン君との隣り合わせの獄舎。ギルドンの不敵の笑み、尋問場でのおバカぶり…尋問場でのギルドン×イ・ジョンス劇場をお楽しみに!ところで、尋問場のギルドンを見つめるキム内官にも注目。
ギリョンが発見した紙片こそが、ギルドンが仕組んだ計画の仕上げ。果たしてそこに書かれていたのは?本人たちの知らないところで兄弟連携プレーをしていたことになる。
一方、ノクスと名乗るコンファの胸の内にはまだギルドンがいることが分かるつぶやきもあるのでお見逃しなく。ついにホン・ギルドン誕生!
兄妹の死を聞いたギルドンは、その夜どんな夢を見るのか?
※豆知識:“姓”と“本貫”。本貫とは、ある姓をつくった始祖の出身地。朝鮮では姓を名乗る時に、どこどこ出身ということで姓に本貫をつけて名乗る。かつては“同姓同本不婚”で同じ本貫で同じ姓の結婚は禁じられていた。詳しくはコチラで解説。
また、“哄”とは「大勢の人が一斉に笑ったり騒いだりするときの声」のこと。よると触ると騒々しいアモゲ一派にぴったりだ。
■第14話「父との別れ」」
復讐を果たしたアモゲとギルドンたちは晴れて匿禍里へ戻り、家族として“ホン”の姓を名乗り始める。ギルドンとの結婚を夢見るガリョンはホンの姓はいらないと言い、アモゲにギルドンのことが好きだと明かす。アモゲは仲間たちと穏やかな日々を送る。
そんなある日、アモゲはギルドンを連れて妻の墓へ向かい、ギルドンたちの母である愛妻クモクと結婚したいきさつを話す。
「主の仕打ちがあまりにもひどく夜逃げしようとしたとき、それを察した高慢ちきだったクモクが涙を流すのを見て思いとどまったのだ。クモクはその後、自由にしてやればよかったと悔やんだが、アモゲはクモクのお陰で人間としての幸せを味わった。そしてこれまでギルドンのお陰で生き延びたので、今後はホン家のことを考えて生きて行け」と…これがアモゲの遺言、愛妻の墓近くでアモゲは息を引き取った。その夜、ギリョンは父の夢を見る。
ギルドンがチュンウォン君から取り戻した銀山を奪おうと企んでいたホ・テハクは、アモゲの葬列を襲う。モリたちに拉致されそうになったガリョンにオリニを重ねたギルドンの怒りが爆発!怪力でテハク一味を撃退し、気を失う。ギルドンの怪力を目の当たりして仰天する仲間たちにソブリは、ギルドンの秘密を明かす。意識を取り戻したギルドンは、ガリョンを妹として受け入れてやる。
一方、獣のようなギルドンに恐れをなしたテハクは、モリに促されて身を隠すが、ギルドンたちに見つかり、モリを悪者に仕立てて自分一人助かろうとする。父と慕っていたテハクに裏切られたモリは、テハクを殺害する。しかし、これもまたギルドンの筋書き通りだった。
テハクの手下たちも配下にし、ギルドンはアモゲの代わりに匿禍里の頭領となる。しかし、ソブリはアモゲの願い通り部科の試験を受けて国を守る将軍になるよう勧めるが、アモゲの意志がホン家の長としてみんなを守ることだと打ち明け、傾国の将軍でなく“王様”になると宣言する。
宮中では、逆臣の粛清に成功した燕山君はやりたい放題。臣下たちも王を恐れていいなりになり国庫は底をついていた。情けない臣下たちに愛想をつかした燕山君は、粛清の一番の功労者ノクスを呼び寄せる。ノクスは、17年前に生娘だった自分に夜の相手をさせた県監への恨みを打明け、燕山君はその県監への恨みを晴らさせてやる。
また、ギリョンはじめ、粛清を成功に導いた儒生たちを昇進させ、逆臣を鎮圧した功で地方役人のオム・ジャチ長官も漢城府の判官(官僚)へと異例の昇進。
ギルドンは計画通り王に銀山を献上し、ソブリが王に謁見することに。ソブリの態度が気に入った燕山君は、ソブリを尚衣院の銀匠(従九品)に命じる。これを持ってホン一族は都で暮らす権利を得る。ガリョンを妹として贅沢させてやろうとするが、ガリョンはこれを受け入れながらもホン家の者ではないとギルドンに念押しする。
そんな中、ギリョンは王命を受けて病床のノ・サシンに薬を届ける。ギリョンの手を取ったノ・サシンは、自らの余命を語り、燕山君が今回の粛清だけで終わらせず、廃妃ユン氏の恨みを晴らそうとするはずと話す。そしてギリョンを王に諫言できる司憲府の役人に推薦するので、私怨を晴らすために王や民を利用しようとする者から朝鮮を守ってほしいと頼む。
オヤジたちのブロマンスも本作の見どころ。アモゲとソブリ。初めて会った時、なぜアモゲをだました自分を助けたのかと尋ねるソブリ、なぜ仲間になったのかと聞くアモゲ。2人はそれぞれなんと答えるのか?
波瀾万丈の人生を生きたアモゲの最期はとても幸せで穏やかだった。ギルドン扮するユン・ギュンサンの涙の別れをお見逃しなく。
これまでどちらかというと、悲劇的に描かれていた燕山君がいよいよ暴政を始める。狩りのために民を立ち退かせるというのは実際の話。仰天の恐怖政治はコチラで詳しく解説している。
王に謁見したソブリはどうなったのか?晴れて都で暮らすことになったギルドンたち。これでギルドンとギリョンが同じ空の下に。残るオリニの行方は…?
※豆知識:尚衣院は、朝鮮王朝において王室の衣類や装身具の製作、保管管理をしていた部署、そして美を追求する場であり、別名“宮殿の宝箱”とも呼ばれていた。尚衣院は身分の低い者も両班にのし上がれる唯一の部署。ここを舞台にコ・スとハン・ソッキュが共演した韓国映画に『尚衣院 -サンイウォン-』がある。詳しくは映画詳細で。
◇BS-TBS「逆賊」番組公式サイト
2018.07.24スタート 17:00-17:54
◇公式サイト
【ドラマ詳細】【「逆賊」を2倍楽しむ】